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【MTG 売買ノウハウ】ヘビープレイドの値付け 上手に付き合おう

ボロボロ MTG 売買ノウハウ
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アンタップ、アップキープ、どーも

MTGアカデミーのジンです。

今日も価格リサーチ&ディスカッションしていきましょう!

2020年6月29日現在

はじめに

ボロボロ

残念ながらヘビープレイドのカードは生まれてしまうもの・・・。リスにかじられたりしてね。

本日は予告通り「ヘビープレイドの値付け」について話していきます。

状態の良いカードに対して、ヘビープレイドのカードにいくらの値段を付けて売るのか?ということです。これだけのテーマについて掘り下げて書いていきます。

 

まず、結論

結論は2つ。

「通常取引額500円以下は捨てよ」

「市場最安からの%引きでルールを決める」

です。詳しい解説行きましょう。

 

詳しい説明

いくつか概念を列挙していきます。

 

カードの状態ランク

そもそも、カードの状態ランクを正しく把握していますでしょうか?以下の8種類が基本です。きれいなものから順に並べると、こんな感じ。

・ジェムミント(GM)
→まず、お目にかかれない超・超・超美品。パックから出た直後でもこの評価がつくことはまずない。

・ミント(MT)
→超美品。基本的にはこれもほぼない。

・ニアミント(NM)
→美品。パックから出た直後はだいたいこの状態。

・エクセレント(EX)
→傷あり。といっても普通に使っていてついた傷程度。人によっては美品。

・ベリーグッド(VG)
→結構な傷あり。パッと見てわかる程度。

・グッド(GD)
→かなり傷あり。

・フェア(FR)
→すごい傷あり。このランクはほぼ使われない。

・プア(PR)
→ボロボロ。価値は相当下がる。

 

傷ありでベリーグッドと行ったり、覚えづらいですよね。基本は玩具なので、少し傷みぐらいは状態良しということなんでしょうか?ここで、大事なのは「ニアミント」「エクセレント」「プア」の3つです。この3つだけでも覚えることをオススメします。

では、「ヘビープレイド」とはなんだ?という話になりますが、状態の一覧にはない言葉です。これは言葉の通りで「ものすごい使いこんでます」ということですね。日本では「グッド」や「プア」よりも分かりやすくボロボロの状態を指す言葉として定着しています。「プレイド」だけだと大事に使っていて割とキレイというものも含まれてしまうので、「ヘビー」を付けることで、ダメージをより感覚的に認識させることができるわけです。ニアミント、エクセレント、プレイド、ヘビープレイド(+プア)という4~5段階ランクを採用しているショップもあるようですね。

ここまでは覚えておきたい系の話。

 

そもそもヘビープレイドは売っていいのか?

そもそもヘビープレイドは売っていいのか?という疑問があります。答えはもちろんOKです。ただし、売買の際に双方がヘビープレイドだということを納得した上での取引が何より大事になってきます。

店舗だと事前にしっかりチェックできますが、インターネット売買の場合、「ここまで傷がついていると思わなかった」「詳細な写真が欲しかった」というクレームに発展する可能性が高いです。そのリスクを常に考えなくてはいけません。(他のデメリットは後述)

ただ、忘れてはいけないのはゲームに使う分には支障はない。ということです。よほどの傷や折れでない限り問題なく使用できます。だから売れるわけですね。

そもそもなぜ、ヘビープレイドの取引が行われているのか?ですが、単純にそれは状態を気にしない方には得以外の何物でもないからです。それを狙って出品側も売りに出しています。意外と普通の傷ありよりはボロボロになって格安の方が売約率は高い印象です。

 

ヘビープレイド取引のデメリット

リスクは先ほど書いたものも含め、

・想定以上だったというクレームになる可能性がある
・クレーム前提であえて購入している人がいる
・格安で仕入れて、売れなかった時のダメージが大きすぎる

という弱点があります。

特に2つ目が多い。クレームを入れる前提で何らかの見返りを目指しているパターンですね。残念ながら多いです。

そういえば、以前マジックのカードを販売し、このようなメッセージを受け取りました。「購入したものですが、この傷はひどすぎます。(ヴァンガードのカード名)の全額返金は難しいと思いますが、半額だけでも銀行に返金できませんでしょうか?」みたいなものです。明かに定型文をコピーして名前変え忘れてますよね(笑)。購入履歴を見てもその手のカードを手あたりしだい漁っているようでした。このようなこちらの感性では考えつかないことを言われる可能性があるのは大きなデメリットです。

これらのデメリットを考えると単価の安いカードは攻めるべきではない。もっと言うと仕入れるべきではないです。ここでの自分ルールとして、「通常取引額500円以下は捨てよ」を決めています。この金額は変えていっていいと思いますが、失敗しやすいラインですので、500円より基準を下げることはオススメしません

 

市場現存枚数を把握して値付けする

大手のカードショップ通販を見ていると、ニアミントからの価格差は40%~70%であることがほとんど。一律で決めているショップもありますね。大手のショップはシステマチックにやれば効率の問題で良いと思いますが、我々個人はそうはいきません。

ここで、考えなくてはいけないのは市場現存枚数。以前も書いたことがありますが、市場現存枚数とは「(自分が売ろうとしている)市場に何枚残っているか?」という指標です。残っている枚数が少ないほど高く売れて、多いほど価値が低く見られやすくなります。ヘビープレイドのカードは特にこの影響を受けます。

(例)同じカードで
売り先A、出品10件、最安800円、最高1,200円
売り先B、出品2件、最安900円、最高1,500円
売り先C、出品0件

どこに出品すれば一番高く売れますか?答えは簡単「売り先C」です。他に競合がいないので、高く出していても自分の出したヘビープレイドしか選択肢がない、かつ最安ですから当然ですね。市場に残っている枚数に応じて、価格は変わる競合が少ないなら高く値付けできる。これが今回の中で最も大事なポイントです。

ここで、わたしが使っている自分ルールを残しておきます。

通常・・・最安×60%
市場現存枚数2枚以下・・・最安×70%
市場現存枚数0枚・・・(過去の)最安×80%
それぞれあまりにもひどい場合は-10%

これを基準にしています。判断に迷わなくなりますし、自分の中でルールを決めておくことが大事。私の経験では通常の場合で50%~60%に設定した時の売約率が一番高いです。

このルールが決まっているなら、仕入れても損することなく売り切れる確率が上がります。「市場最安からの%引きでルールを決める」はとても大事ですが、%値の正確性は二の次で、それを決めるということが一番大事ですね。

 

最後に

ヘビープレイドは上手に付き合えば儲かります。その為に仕入れの制御と自分ルールが必要。

「通常取引額500円以下は捨てよ」

「市場最安からの%引きでルールを決める」

参考になればうれしいです。

それにしても、カードは大事に扱ってほしいですよね。

 

まとめ

本日はヘビープレイドの値付けでした。初めての形式なので、見づらくなければいいのですが・・・。

色々あって日付を超えてしまいましたが、ご愛敬。今後もノウハウ記事増やしていきますので、また見に来て下さい。

 

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

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このブログも立ち上げたばかりなので、記事の形式やサイトの見易さなどにもご意見なども頂けると嬉しいです。

 

それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。

MTGアカデミーのジンでした。

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