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2022年8月17日現在
今回の1枚
マジックには5色の色が存在し、それぞれに得意不得意があります。特に不得意な部分に関しては完全にできない行動というのがあるものです。ただ稀にそれを特例的に崩してくれるのがマジックの面白さでもあります。今日はそんな特例的なミラージュのソーサリーを。
ファイレクシアへの貢ぎ物 Phyrexian Tribute です。
末期の息の中にも、ファイレクシアに捧げるべきものは残っている。
――― アファーリー「語り」
まず日本語テキストをどうぞ。
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
衝撃的な1行が書かれています。「アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。」これは黒にとって本来できないことです。黒を含む多色のカードであればいくつかありますが、黒単色でアーティファクトを対象にとって触れるカードは数えるほどしかありません。
本来できないことをやっている為か、強烈なデメリットが付いており、3マナという重さに加えてクリーチャーを2体も生け贄にする必要があります。例えば、白の解呪であれば、2マナ、インスタント、エンチャントも見られるという性能です。黒のアーティファクト破壊がどれだけ冷遇された性能なのかが分かりますね。
価格情報
急に上がってきました。最安が不安定ですが、現状は500~800円ぐらいという感覚です。
ちなみに、再録禁止カードに指定されています。
高騰理由
流石にレガシーなどのタイマン戦でこのカードを使うぐらいなら1色足すことになるでしょう。となると統率者戦での需要ということになります。
同じく多色であれば他の色にアーティファクト対策は任せるとして、黒単で使うことになるわけです。が、流石にこの重いデメリットを受け入れてまで使うかどうか・・・。なので、クリーチャーが墓地に行っても問題ないデッキが良いでしょう。例えばこんな黒単ジェネラル。
あとは単純に再録禁止ということで需要に足して市場の在庫が切れてきたことも原因だと思います。本質は経年による高騰。これでしょう。
今後の予想
グラフを見ても安定していないのが分かりますが、今の価格がある程度適正かなと思います。これ以上は望めない予想です。
あとは特にそれがあったからと言って再録禁止カードの価値が下がるわけではありませんが、なんだかんだデメリット付きでアーティファクトを割れる黒いカードはこれからも出てきそうですよね。最近のカードはどんどん器用になっているので・・・。
個人的な投資状況
1枚だけ持っていました。書き忘れてましたが、実はレアなんですよね。1枚あったのも奇跡です。
せっかくの1枚なので、念のため取っておこうと思います。
まとめ
本日はファイレクシアへの貢ぎ物でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
コメント
これは、なかなか語られない部分ですがファイレクシアの再訪ということで海外では、スパイク系のプレイヤーやコレクターがファイレクシア関係のカードを再び集め始めたというのも若干関係あると思います。
コメントありがとうございます。
たしかにあるかもしれません。
ファイレクシアはプレイヤーにとっても待望だったので、
今後も関連カードに注目ですね。
また教えて下さい!