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【MTG 売買ノウハウ】カードショップ攻略② 電車賃ショット②

撃退 MTG 売買ノウハウ
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2021年10月29日現在

 

はじめに

シリーズ化してカードショップ攻略記事を書いていこう第2弾です。以前、Twitterで興味があるか問い合わせたところ少しリツイートを頂きましたので、不定期で気が向いたときに更新していきます。

第2弾は前回に引き続き、個人的に「電車賃ショット」と呼んでいるテクニックの中から1つをご紹介。誰でもできるテクニックですが、あくまでもカード売買やトレードをしている方にのみ使えるものなので、売買に興味がない方は退屈な内容かもしれません。

それではどうぞ。

 

電車賃ショットとは?

前回と同じですが、概要を書いておきます。

電車賃ショットとは、その名の通りではあるのですが、高速で電車賃を稼ぐテクニックです。

カードショップに行くと、場所によっては電車賃をかけていくことになると思います。例えば往復で500円とか1,000円とか様々だと思いますが、とりあえずこの電車賃をサクッと稼いでしまおうという作戦です。

ショットと呼んでいるのは「撃つ」という意味ではなく、ウィスキーのショットから取っています。酒を原液でグビっとやるあれですね。そのスピード感から酒好きの友人が名付けました。(私自身はお酒そんなに飲みません。笑)

よほど時間がない時以外はまず電車賃ショット。その後、ショーケースなどを見に行くという流れになります。入店後、最初に実施するわけですね。詳しいやり方はこの後解説していきますが、その前になぜこのような考え方になるかという話を先にしていきます。

 

なぜ、電車賃ショットを先に実行するのか?

理由は簡単で金勘定をしやすくするためです。例えば、500円の電車賃をかけてショップに行き、1,000円で売れるカードを900円で見つけたとします。この場合、まだ400円マイナスで、次にまた100円儲かるカードを・・・としていくと、電車賃分の引き算が発生して計算がややこしくなります。

なので、まずはこれから書いていく電車賃ショットのテクニックを使って、サクッと電車賃分を稼ぎ、そこから先は単体のカードだけで計算するようにしましょう。ってことです。たぶん、この考え方を持っている方は少ないと思います。有効なので、ぜひやってみてほしいですね。

 

テクニック解説

とにかく、この作戦で大事なのはスピード感です。細かいことは気にせず、最速で電車賃分の粗利を出すことを目指します。その方法は3つあるのですが、今回はそのうちの1つを解説。

電車賃ショットの中の2つ目、「FOILショット」というテクニックです。

その名の通り、ストレージからFOILで優良なカードをスピードで見つけてちゃっちゃと稼ぎます

狙うカードのポイントは大きく分けて4つありますので、順に解説をどうぞ。

 

①優良ではなく、使われているカード

これが一番大事かもしれません。大前提としてFOILは通常よりも高く売れます。(例外は後ほど解説)単純に単価が高くなるので、売れ行きは通常のカードよりも悪いことがほとんどです。

しかも、更に向かい風なのは我々がカードを売るときは基本的にネットで売ることになるので、買い手は状態を確認することができません。状態がキレイであることが何よりも重視されるFOILは更に売れにくくなります。

そのFOILで利益を出すためには欲しいと思う方が多いカードに絞らないと、売れるまでに時間がかかりすぎてしまうわけです。もちろん、長い目で見ていつか売れたら良いやと投資することはありますが、これは電車賃ショット。高速で稼ぐことを目的としていますので、その基準に従うとすぐに売れて利益が出るカードに絞りましょう。という判断になります。

では、すぐ売れるカードってどんなの?という話ですが、これは明確で「使われているカード」です。これは何故かというと、買い手を想像してみると分かりやすいと思います。FOILを欲しがる方はどんな方でしょうか?

・そのカードが好きでFOILにしたい方⇒使われている強いカードが該当しやすい
・デッキをフルFOILにしたい方⇒デッキに入りやすい=使われているカード
・コレクションをしている方⇒使われているカードほど早く集めないと値段が上がってしまう恐れがある

このような方々が大多数だと思います。これらのパターン全てに「使われているカード」が支持されやすい傾向にあるわけですね。

その為、「スタンダードの頃は強かった」とか「強いけどリミテカードだよね」とかは外して、「大会でよく見るカード」だったり「特定のコンボで需要があるカード」に絞ってみていくことをオススメします。

 

②ラヴニカの献身以降のカードは注意

正確にはエルドレインの王権以降です。つまり、コレクターブースターが世に登場して以降のセットから出るFOILは注意が必要。(コレクターブースターはラヴニカの献身で初めてテスト販売され、エルドレインの王権からレギュラー化しました。)

注意しなければいけない理由は2つあり、以下の通り。

・FOILが簡単に手に入るので価値が低い
・コレクターブースター版のFOILは光り方の評判が低い

コレクターズブースターのFOILは全体的に濃いというか、無理に光らせてる感があるというか・・・ちょっと綺麗じゃないんですよね。初期傷も多いし・・・。

簡単に手に入り、質が高くない。この影響もあってかFOILの値段が通常版を下回るようなことも頻発するようになってしまいました。少し残念ですね。

スピードが大事な電車賃ショットにおいて、通常パック版のFOILかコレクターブースター版のFOILかをじっくり見る暇はないので、最初から捨てるようにしています。

 

③特殊なバージョンは捨てるのが無難

ここでいう特殊なバージョンとは、絵違いなどではなく、そのカードの知識が無くてもパッと見ただけで特殊だと分かる目印がついているものです。

・プロモスタンプ付き
・プレリリース版(日付入り)
・ミステリーブースター
・From the Vault
などなど

このあたりはFOILでも出る確率が高かったり、狙って出てしまうセットやプロモに入っているものなので、価値が低くなります。見分けが付きやすいので最初から捨てていくのが無難です。

さらに、ケースバイケースですが、エッチングFOILは感覚的に売れ辛い気がします。特にストリクスヘイヴン:魔法学院の枠だけ光ってるやつ・・・。そもそも、先ほどの「ラヴニカの献身の以降は捨てる」の基準にも当てはまるので、これも買わないのが無難です。

 

④傷ありは一瞬で判断

カードの傷が特に気になるFOILですが、チェックに時間をかける必要はありません。通常よりも光ってる分、傷のチェックはやり易い(傷に寄りますが)ので、お店の蛍光灯にしっかり反射させて確認します。

まず、光がちゃんと当たればいいので真っ白になるほど光を当てる必要はありません。傷が見えやすくなるポイントがありますので、そこで左右に傾けながら確認します。そして、一番のコツは左右に回転させることです。上下さかさまにすることで見えていなかった傷を確認しやすくなります。

ただし、傷は少しであれば許容範囲と捉えた方が良いです。あくまでも傷あるであることをきちんと明記したうえで売るのを前提に儲けが出る価格なら仕入れてもいいでしょう。

 

まとめると「使われているカード」「最近のカード(ラヴニカの献身以降)ではない」「特殊なバージョンではない」「光を反射させてみて分からない程度の傷」。この4つの項目に当てはまるFOILカードを積極的に狙って仕入れます。

これに当てはまるカードを一気にピックしていき、売る予定のチャネル(ヤフオクやメルカリなど)でパパっと値段を調べて儲かりそうなら買う。これだけです。

この4項目を守っていればかなり絞られるので、スピード感を持って探すことができますが、逆に言うと全く見つからないなんてことも有りますね。その時は仕方ないということで諦めればいいかなぐらいで使っているテクニックです。

 

例外

最後にこれだけは今までの法則が当てはまらない例外があることだけ残しておきます。その例外とはイラストが美しいカード、特に女性キャラクターが描かれているカードや絵師様の人気があるカードです。

セゴビアの天使 祖先の記憶

理由の説明は不要かと思いますが、思いがけない価格で売れたりするので意識しておくと良いと思います。

 

まとめ

本日は電車賃ショットの中でもFOILショットの解説でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

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