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この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
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2021年7月21日現在
今回の1枚
非常に面白いカードが高騰しているので、ご紹介。Twitterで告知したモダンホライゾン2のセットブースター開封記事はこの後公開します。ちょっと手を止めてでも紹介したいカードが出てくるのは良いことですね。初出はレジェンドまでさかのぼります。
暗黒 Darkness です。
死すとあらば、暗黒を花嫁と迎えよう。
そして我が腕に抱きしめよう。
――― ウィリアム・シェークスピア、「尺には尺を」
効果はたった一行。「このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。」これだけです。
え？この手のカードって緑の役割なんじゃないの？ってなりますが、その通りです。たまに白など他の色にもありますが、黒なのは数少ない例外です。
このカードが面白いのは時のらせんでタイムシフト枠として再録されており、モダンで使えます。これが最大の特徴と言っていいでしょう。
ちなみに読み方は「くらやみ」ではなく「あんこく」です。
価格情報
最近、動いたみたいですね。初版のレジェンドは27年前ですし、それが影響しているかと思いきやちゃんと理由があります。
ちなみに価格を見てもらえばわかると思いますが、元々なんだかんだ500円ぐらいする優良カードです。
高騰理由
昔から黒主体のコンボデッキがアグロデッキに対してサイドボードから投入することがあるカードでした。例えば、アドグレイスとかですね。
あとはファントムカースという狩り立てられた幻を使ったビートダウンでもデメリットを帳消しにする手段として使われています。
そして、今回のモダンホライゾン2で正気破砕が登場。青黒ライブラリアウトが地味に強化され、その影響で使用者が増えているようです。そして、フォーゴトン・レルム探訪ではターシャズ・ヒディアス・ラフターも参戦し、無視できない強さになってきています。
ただ、青の拘束が強くなっているのと、安定して同じ動きが常にできることが求められるデッキであることから青黒以上に色を足すことは得策ではないとされています。となると青と黒で自分のライフを守る必要がある。つまり、暗黒が適任というわけです。
今後の予想
時のらせんのタイムシフト枠で再録されているとはいえ、それも15年以上前。かなり手に入りづらくなってきているので、もっと上がる予想をしています。
悪く言えばマイナーデッキでしか使われていませんが、強気に見ると1,000円超えてもおかしくないカードですね。
個人的な投資状況
6枚ありました。3年前ぐらいに傷ありの特価で100円とかだったので、何かに使うだろうと仕入れたのを覚えています。今となってはラッキーですね。
ある程度のところまで上がったら、それ以上は期待せずに売ってしまおうと思っています。
まとめ
本日は暗黒でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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