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【MTG 高騰】生命と枝 苦痛と畏怖の現実ね

生命と枝 MTG 高騰
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2023年1月10日現在

今回の1枚

さあ、本日は旬でホットなカードをご紹介。コンボの解説よりもルールの解説の方が大変なカードです。次元の混乱より、ある意味歴史を変えてしまった1枚。

生命と枝 Life and Limb です。

生命と枝

苦痛と畏怖の現実ね ――― 森が捻れて、肥えた土地を探して塩の平原を移動しているのよ。――― 緑探しのエダリス

たった一行。絶妙に分かりづらいテキストが書かれています。簡単に言うと「森」と「苗木」は「森」であり「緑で1/1の苗木」でもあるということです。何を言っているんだ?となる方も多いと思いますので、細かく解説します。このカードはカードタイプをいじる効果と組み合わせると非常に難解になることで有名です。まずは「森」と「苗木」に分解して考えていこうと思います。

まず、「森」とは文字通り「森」のタイプを持つ土地カードのことです。これは基本土地の森やデュアルランドなどのカードタイプに森を含むカードも「森」という扱いになります。これら「森」は色が「緑」になり、加で「1/1苗木クリーチャー」の性質を持つという効果です。これによって何が起こるかを簡単にまとめるとこうなります。

・森が1/1クリーチャーになることで戦闘に参加できる
・クリーチャーになってしまうせいで森が召喚酔いする
・通常、無色の土地に緑の色が付く

森を戦力に変えるものの、召喚酔いすることでマナベースとしての能力は落ちるという二面性を持ったカードだと言えるでしょう。

そして、「苗木」は文字通り「苗木」のクリーチャータイプを持つクリーチャーのことで、これら「苗木」は色が「緑」になり、「パワータフネスが1/1」になり、追加で「森」の性質を持つことになります。これも何が起こるのかをまとめると。

・苗木クリーチャーがマナクリーチャーになる
・苗木クリーチャーの色が緑に上書きされる
・苗木クリーチャーのスタッツが1/1に上書きされる
・効果テキストが森になるわけではない

ここで注意が必要なのは「緑」と「パワータフネスが1/1」になる性質は上書きされます。黒の2/2苗木クリーチャーは緑の1/1苗木クリーチャーになり、森になるということです。苗木クリーチャーの効果テキストが森になるわけではないので、元々持っている効果は普通に使うことができます。

ちなみに、マジック史上初の土地でないカードに土地のカードタイプを与えるカードだったそうです。

では、ここからが超難解。土地のタイプを書き換えるカードと組み合わせると矛盾が発生します。例えば、有名なのが血染めの月と同時に場に出た場合です。

血染めの月

つらつら書きますので、興味がある方だけ読んでください。脳がバグります。

まず、継続的効果の処理順について把握する必要があり、具体的にはこの順番です。

第1種:コピー可能な値を変更する効果
第2種:コントロール変更効果(例:支配魔法)
第3種:文章変更効果(例:幻覚)
第4種:カード・タイプ・サブタイプ・特殊タイプ変更効果(例:自然の類似)
第5種:色変更効果(例:純粋の色)
第6種:能力追加効果、キーワード・カウンター、能力除去効果、能力を持つことを禁止する効果(例:勇気の元型)
第7種:パワー・タフネス変更効果

第7種はさらに細かく分類されていて、

7a:パワーやタフネスを定義する特性定義能力の効果(例:タルモゴイフ)
7b:パワーやタフネスを特定の値にする効果(例:魔術師の女王)
7c:パワーやタフネスを(特定の値にするのではなく)修整する効果(例:栄光の頌歌、巨大化、+X/+Yカウンター)
7d:パワーとタフネスを入れ替える効果(例:回れ右)

この種別は上から順にチェックして適用していきます。これはスタックを形成しない処理です。今回の生命と枝の場合は・・・。

・森にする⇒第4種
・苗木クリーチャーにする⇒第4種
・緑にする⇒第5種
・1/1にする⇒第7種b

血染めの月は・・・。

・山にする⇒第4種

つまり、「森にする」「苗木クリーチャーにする」「山にする」のタイミングは同時。ということは先に出たものを解決し、後から出た方で解決したものを上書きする流れになります。これがタイムスタンプの概念です。

が、片方を解決しないと片方が解決できない場合を「依存している」と言い、依存先が解決されたのち、もう片方を解決します。生命と枝と血染めの月が両方揃っている状態で苗木クリーチャーが出た場合、生命と枝を解決しないと血染めの月が解決できないので、依存性により生命と枝⇒血染めの月の順に解決することが確定します。ただし、この依存する状態がループする可能性があり、この後に基本でない土地が出た場合はどちらを先に解決しても良い状態になるわけです。その場合はタイムスタンプの概念を使い、生命と枝と血染めの月のどちらが先に出たかで処理が変わってきます。

そして、血染めの月は土地そのものを山に変える効果を持っていますが、基本土地にするわけではなく、色やパワータフネスに影響を与えるわけではありません。その為、1/1の苗木クリーチャーという性質はそのままに森が山に変化するパターンが起こります。

で、具体的にまとめたのが以下の通りです。

出す順番が・・・
・生命と枝⇒血染めの月⇒基本ではない森
=緑、1/1、山、苗木クリーチャー
・生命と枝⇒血染めの月⇒苗木クリーチャー
=緑、1/1、山、苗木クリーチャー
・血染めの月⇒生命と枝⇒基本ではない森
=山
・血染めの月⇒生命と枝⇒苗木クリーチャー
=緑、1/1、山、苗木クリーチャー
・生命と枝⇒血染めの月⇒基本ではない森⇒苗木クリーチャー
=どちらも緑、1/1、山、苗木クリーチャー
・生命と枝⇒血染めの月⇒苗木クリーチャー⇒基本ではない森
=どちらも緑、1/1、山、苗木クリーチャー
・血染めの月⇒生命と枝⇒基本ではない森⇒苗木クリーチャー
=苗木クリーチャーは緑、1/1、山、苗木クリーチャー
基本出ない森は山
・血染めの月⇒生命と枝⇒苗木クリーチャー⇒基本ではない森
=苗木クリーチャーは緑、1/1、森、苗木クリーチャー
基本出ない森は山

正直、あっている気がしません。詳しい方、間違いがあったら指摘してください。

 

価格情報

生命と枝価格

良い感じにジャンプアップ。何かないとこうはなりません。

最安が動いていないのは時のらせんリマスターで再録されたバージョンがあるからです。

 

高騰理由

解説を頑張りすぎたので、省エネで行きたいと思います。高騰理由は明確なものがあり、モダンの大会で使われました。この2枚とコンボします。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ 激情

土地を全部森に変えて、1点火力を4カ所にばらまけば、相手の土地が4枚割れるという訳です。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤが登場した頃から全体火力とのコンボは言われていたのですが、まさか大会で活躍するとは・・・。驚きました。これが高騰理由です。

 

今後の予想

大会で活躍するというインパクトはありましたが、あくまでもロマン砲だと思います。安定した活躍ができるカードではないでしょう。直近で再録したという事情もあります。

予想としてはここをピークに下がってくるはずです。最安は少しだけ動くかも。

 

個人的な投資状況

先日のライブ配信で2枚出ましたが、それ以外にも10枚ほどあります。

このフィーバーに乗って売れるだけ売るつもりです。

 

まとめ

本日は生命と枝でした。

 

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!

MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

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