【MTG 高騰】タニーワ　複雑なので間違いあったらご指摘願います

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2022年8月9日現在

今回の1枚

今日は古いカードをご紹介。めちゃくちゃ弱い、ビックリするぐらい弱いクリーチャーです。ミラージュの大きい海蛇さん。こんなカードを高騰カードとして紹介する日が来るとはね。

タニーワが寝返りをうてば、大地が波に洗われる。
――― ハナンの詩人たち

まず、日本語テキストを置いておきます。

あまり聞きなじみのない効果もあるので、解説します。

まず、5マナ、7/7、トランプル。緑ならありそうですが、まさかの一番無さそうな青です。

そうなってくるとものすごいデメリットが付いているのは想像通りで、フェイジングという今では見ない能力が付いています。フェイジングとは注釈を読んでもよくわからない効果ですが、アンタップ前に毎ターンフェイズアウトとフェイズインを繰り返すというものです。フェイズアウトとは場から離れてはいないのですが、いないものとして扱うというもので、フェイズインはその状態から帰ってくることを言います。意味が分かりづらいと思いますので、場に出したターンを1ターン目としてどういう動きになるか順序だてていくと・・・。

なんというか、2ターンに1回召喚酔いする感じでしょうか？せっかくパワーが大きくても稼働率が悪いので、大きいデメリットですね。

これでもう十分なんですが、更にもう1つデメリットが付いていて、アップキープの開始時に自分の土地が全てフェイズアウトします。ややこしいのですが、ここでいう「フェイズアウトは次の自ターンのアンタップ前にフェイズインする」までがセットです。この効果にスタックしてマナを出すことはできますが、土地をメインフェイズまで引っ張ることができないのはかなり厳しいですね。

ながなが書きましたが、まとめるとこうなります。

もうわけが分からなくなってきた。あってますか？？とりあえず、残念ながら弱いです。

価格情報

一気に最安が上がってきました。かなり在庫が少なくなってきているみたいですね。

意外にもトリム平均が高かったのはあまりの弱さからくる謎の人気と再録禁止カードであることが影響していると思われます。

高騰理由

高騰理由は再録禁止カードならではの経年高騰です！と言いたいところですが、違います。ちゃんと使われていて、高騰してきました。統率者戦の打ち砕かれた者、ジョン・イレニカスです。

自分のクリーチャーを相手に送り付け、使嗾（自分以外に強制攻撃）させる能力を持っています。これでタニーワを送り付けてやろうという魂胆です。ちゃんと使われていての高騰ですから納得ですね。再録禁止ですし。

今後の予想

世の中の在庫が一気に無くなった状態だと思いますので、在庫復活待ちという状況でしょうか？流石に見かけないですね。

一旦は今の価格で落ち着くと見ていますが、読めないというのが正直なところ。使われ方はピンポイントなので、十分な価格だとは思うのですが・・・。

個人的な投資状況

奇跡的に、本当に奇跡的に1枚だけ持っていました。まさかないだろうなとストレージを見返したら1枚だけ出てきてくれて、ラッキーでした。

この1枚は友人から要望があったのでプレゼントしますが、今話題のタニーワがストレージから出てきたのは嬉しかったですね。

まとめ

本日はタニーワでした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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