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【MTG 売買ノウハウ】「買い戻す」という行為について解説

巻き戻し MTG 売買ノウハウ
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2022年月日現在

はじめに

今日は超マニアックな話です。かなり前の記事で少しだけ話題にしたのですが、「買い戻す」という行為について解説します。(読み終わった後、人によっては全く使えない知識だけが残ります。ご了承下さい。笑)

カードを売買(カードに限らずゲームなどで起こることも)をしていると「買い戻す」という行動をとることがあると思います。例えば、スタンダード落ちしたので使わないと思って売ったら、1年後モダンで使う用事が出たので買い戻した。こんな感じの経験は誰しもあるのではないでしょうか?

この「買い戻す」って何か損しているような・・・。金銭的に損していればもちろんそんな感覚を持つと思いますが、絶対損です!というものでもありません。もちろん、儲かる場合もあるでしょう。意外と奥が深いので知見を解説したいと思います。

 

ちょっと練習問題

テーマがイメージしやすくなるように1つ問題を出したいと思います。これは某自動車メーカーの入社試験問題(たしか幹部候補向けの高難易度試験)を私がカードゲーム風にアレンジしたものです。正解したらエライ!とかそういうものではないのですが、一応模範解答があります。(たぶん、模範解答を理由込みで選択できる方はほぼいらっしゃらないと思います。超高難易度です。)

それではお楽しみ下しさい。

 

問題

「鏡割りの寓話が500円の時に買い、順調に値段が上がったので1,000円の時に売りました。その後、さらに値段が上がったので1,500円の時に買い戻し、2,000円の時にまた売りました。さて、いくら儲かったでしょう??」

※販売時の税金や手数料などは全て無視し、粗利のみで判断して下さい。

答えは選択式にします。

A、1,500円以上儲かった!
B、1,000円儲かった!
C、500円儲かった!
D、プラマイ0円!
E、500円損した!
F、1,000円損した!
G、1,500円以上損した!
H、鏡割りの寓話で勝利した快感はプライスレス!

選択肢を1つ選び、理由を思い描いてからスクロールしてください。

 

 

鏡割りの寓話

鏡割りの寓話

 

選択 A、D、E

A、1,500円以上儲かった!
D、プラマイ0円!
E、500円損した!

を選んだ方、残念ながら不正解です。Aは途中経過を無視してしまっているパターン。DとEは計算が合いません。

 

選択 H

H、鏡割りの寓話で勝利した快感はプライスレス!

を選んだ方、なんで売っちゃったんですか?もったいない!自分で使っているカードは売らないようにしましょう。笑

 

選択 B

B、1,000円儲かった!

を選んだ方、正解です!1回の取引ごとに500円ずつ儲かっているので、合計1,000円儲かっています。ここまでたどり着けた方は多いのではないでしょうか?

 

選択 C

C、500円儲かった!

を選んだ方、理由があっていれば大正解です!!買い戻した取引も1回の取引と捉え、はじめ手に入れた時点から取引3回で+500円、ー500円、+500円=+500円と考えられていればBよりも重要な答えにたどり着いています。つまり、損した取引をきちんと経費として捉え、儲かったところだけで判断しない考え方です。

 

選択 F

F、1,000円損した!

を選んだ方、理由があっていれば大大大正解です!!!模範解答としてはFが一番良い回答だとされています。理由としては500円で買ったカードを途中売らずに置いておけば2,000円で売れて1,500円儲かったのに、何度も取引した結果1回の取引で500円しか儲からなかった。ということは1,000円損しているという考え方です。取引で得る収支の計算において最大値(2,000円-500円=1,500円の儲け)を念頭に置き、二度の取引は必要なかったと考えられたらここにたどり着きます。これを理由込みで答えられた方は相当すごいですね。

 

選択 G

G、1,500円以上損した!

を選んだ方は「選択 F、1,000円損した!」の理由を踏まえて、こんな優良な案件ならもっと上がるまで待ってから売ればもっと儲かったのでは?と考えられていたら正解です。ただ、この考え方は問題文の情報から「さらに上がる可能性が高い」ということは推測できないので、少し行き過ぎた考え方だと思います。

 

皆様、結果はどうだったでしょうか?

 

カードゲームにおける「買い戻す」

では、長々と練習問題にお付き合いいただいたわけですが、その練習問題を無に帰す話をします。あなたがカードゲームのプレイヤーであるならば、この練習問題には1つ要素が欠けていることに気づくかもしれません。それは買ってから売るまでの間、つまり手元に残っている期間はそのカードで遊べるという要素です。そのカードを在庫として割り切った場合は↑の練習問題のように最大値で売りに行くことだけを考え、売買のタイミングを決めていくことになります。あえて在庫という言い方をしましたが、在庫はリスクでありコストです。ストイックな考え方が必要になってくるでしょう。

が、カードゲームの場合は商材を保持している間に遊ぶことができます。もちろん、出品している状態のカードで遊んでしまうと状態が変わってしまうので遊んではいけませんが、売りに出すまでの間は自由です。感覚は古着やゲームソフトと同じでしょうか?

ここでようやくこの結論にたどり着きます。カードゲームにおいて「買い戻す」という行為は、金銭の損得を抜きにして、そのカードで遊ぶ機会を一時的に失っていたことを意味します。そのカードで遊びたくなった(再度、投資したくなったという場合もあると思いますが)から買い戻すわけですから、売らなければ「買い戻す」手間は必要ないわけです。ということは、カードはなるべく売らずにいた方がいいということになります。

 

売るべきカードの線引き

いや、ちょっと待ってくれと。そんなこと言っていたらカードを売れなくなっちゃうよ?という話が出るのは当然でしょう。つまり、必要なのは「売る」と「売らない」の線引きです。ここに関してはプレイヤー次第というのが正直なところですが、判断のポイントを4つ挙げると・・・。

 

①4枚ある?

明かな統率者戦専用カードは別として、4枚以上あるならそれ以上は売る判断がしやすくなりますね。

 

②いつか使う?使わない?

自分で使う可能性があるかどうか?使う可能性があるのであれば売らないのが良いでしょう。この判断が難しいんですよね。

私の場合は汎用カードは基本的に売ることはありません。例えば、フェッチランドやショックランドなどは4枚以上あっても絶対売らないようにしています。(友人に頼まれた場合は別ですが・・・)

 

③好きか?嫌いか?

これが意外と大事な要素。この判断基準は持っていいと思います。このカード使ってみたらしっくりこないなみたいなカードは今後もその感覚が覆ることは少ないはずです。

 

④投資用なのかどうか?

使う用ではなく、初めから投資用として買っているのであれば売るのは何の問題もありません。が、ちょっとしたきっかけで使いたくなったりする可能性もあるので、投資用だからと決めつけて見方を変えないのはもったいないと思います。

 

これらを踏まえて、自分なりの線引きをしておくことが大事ですね。

 

さいごに

長々といろんなことを書きましたが、言いたいことをざっくりまとめると。

・カードは手元にある間遊べるわけなので、なるべく売らない方がいい
・売るカードの判断は個人で線引きしましょう

の2点です。書き終えて気付いたのですが、当たり前のことしか書いてないなと・・・。私も日ごろからこのブログで使っているカードは売らないと明言していますが、それを回りくどく書いただけになってしまいました。

改めてカードを売るということは次のカードの購入につながる行為ではありますし、とても大事な行動です。が、遊ぶ機会を第一に考えて自分なりの線引きをしておけば、楽しく遊びながら売買もできるよ。という再認識の記事になっていれば幸いです。「買い戻す」ということから考えて、若干違うところに着地した気もしていますが・・・以上。

 

まとめ

本日は「買い戻す」という行為について解説でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!

MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

コメント

  1. カードを購入する時も判断基準が色々ありますよね。そのカードは周りでも使われているのか、ニッチな需要なのか。今後も使われるのか、一発屋なのか、などなど。

    最近、私はアルーレンを投資購入しました。確実に需要はあるが、割安と考えたからです。逆に、セラの模範は当たってすぐに売りました。これは値段の割に誰も使っておらず、今後も使われないと判断したからです。

    需要が確実にあるのに安いカードは今後も上がる可能性があり、高額の割に使われてないカードは思い切って売ってしまいます。トレードは難しいですね。

    • コメントありがとうございます。
      投資的な購入の基準はカードによって事情が様々なので難しいですね。
      今回の記事とつながってきますが、自分の基準が決まっているのが素晴らしいです。
      最終的にはそれが一番大事なんですよね。
      また見に来てください!

  2. ジン試験官どの、更新お疲れ様です。

    一発で大正解のF、しかも理由もほぼ一致だった小生ってば、相当すごい子ちゃん?
    (※いやいや、職場や仕事で経験つんでいけば、誰でもなんとなくたどり着ける答えだと思いますよ。)

    さておき、なるほど、確かに普通の商売ならばFが大正解なんでしょうが、
    ジンどのおっしゃる『遊べる』という点。
    これはすっかり見逃しておりました。

    誰が言ったか、ネットの海で見聞きした『マジックもまた、遊べる資産である』という言葉。
    改めて、再認識致しました。

    古くは鉄道模型、最近ではゲームソフトなんかも“遊べる資産”だと思います。

    いずれくる未来では、こうしたマジックなどの“遊べる資産”らは
    本当に法的に資産扱いとなり、取り引き、売買、相続など、
    資産に関する税などを扱うの機関の方々に、厳しい取り締まりを受ける。

    そんな日が日本の国内法にも、きっといつか・・・・ね?

    • コメントありがとうございます。
      私は本業でそこそこの大企業を渡り歩き、指導・研修などする立場ですが、
      これを理由込みで正解できた人に出会ったことがないです。
      正解できたのは相当すごいと思いますよ。(確か正解率1%以下だったような・・・)
      よくある話で亡くなった祖父が集めていた絵画を相続放棄して捨てるみたいなことがありますが、
      マジックがそういう存在になって世の中から減っていかないように願っています。

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