【MTG 高騰】成長の揺り篭、ヤヴィマヤ　これも森みんな森

MTG　高騰

2023.12.06

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

MTG×お金×ブログ
マジックとお金の話を毎日のように更新し続けているブログです。
カード売買の参考にどうぞ。

X(Twitter)アカウント
毎回記事を更新したらX(Twitter)に投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リポスト(リツイート)も是非！
自由に話題として使ってください。

MTG専門カードショップ
カードショップmerCato
MTG専門オンラインショップをオープンしました！

YouTubeチャンネル
ライブ配信を中心に細々と活動中。
配信するときはX(Twitter)で告知してますので、良かったらぜひ。

他の記事や今後の記事もよろしくお願いいたします。

2023年12月6日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
まとめ

今回の1枚

あまりこのパターンの高騰カードを紹介してない気がします。カードそのものも良い性能なので、整理しながら書いきたいところ。モダンホライゾン2のレア土地。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ Yavimaya, Cradle of Growth　です。

「ムルタニの心は種、ヤヴィマヤはその花。ここ以外のドミナリア全土に匹敵する生命が、この地にはあふれている。」
――カーン

シンプルで奥が深い能力を持っています。一行、「すべての土地はそれの他の土地タイプに加えて森でもある」と書かれていますね。これは理解しやすいように言い換えると「すべての土地に森の基本土地タイプを与える」とも言えて、イメージは↓みたいな感じです。

基本土地タイプー森を持つということは当然タップすると緑マナが出るようになります。緑を含む多色デッキが色事故を回避しやすくなるカードというわけですね。また、森が戦場にある時○○というカードともシナジーを作ることができます。

細かいルールは以下の通りです。

・成長の揺り篭、ヤヴィマヤも森を持つ＝緑マナが出せる
・相手の土地にも森を与える
・土地が本来持つ能力はそのまま、森が追加される
・カード名は変わらない
・あくまでも影響するのは戦場にある土地だけ

価格情報

トリム平均が久しぶりに1,000円を超えた状況です。発売した2021年夏ごろから1年間ぐらいは超えていたのですが、徐々に下がって再浮上のきっかけを掴めないままでした。ここへきて値動きがあったのは嬉しいですね。

ちなみにバージョンなんですが・・・それが高騰理由につながってきます。

高騰理由

まず、今回の高騰ですが、バージョン違いによるトリム平均マジックによるところが大きいと思います。まず、このカードのバージョンを整理すると・・・。

初版のモダンホライゾン2
・通常（FOILあり）
・拡張（FOILあり）
・旧枠（FOIL、エッチングFOILあり）

再録した指輪物語：中つ国の伝承統率者デッキ
・コラボカードデザイン（FOIL、サージFOIL、ダブルレインボウFOILあり）

このカードはレガシー以下でも活躍があるということで、旧枠のFOIL、エッチングFOIL。そして、指輪物語：中つ国の伝承統率者デッキでのコラボデザインからサージFOIL、ダブルレインボウFOILが特に高値で取引されています。ダブルレインボウFOILは英語版しか存在しないのですが特に高価で、数十万円レベルの取引金額になっており、これはトリム平均に影響はしていないはずです。旧枠のFOILが1,500円前後の取引なので、ここに引っ張られている可能性が高いと思います。

では、このカードはコレクション需要なのか？と言われたらそうではありません。レガシーの土地単やセレズニアデプスなどでしっかりと活躍しています。

また、統率者戦でもかなり有用で、緑が濃いデッキであれば高確率で入ってくるカードです。統率者戦はマナアーティファクトや各種多色土地をしっかり積む構築が定番になっているので、相手が色事故を起こして動けなくなっている状況は少なく、森をプレゼントしてしまうのがデメリットになることはほぼありません。気軽に使えるナイス土地だと思います。