【MTG 高騰】シュタルンハイムの解放　天使軍団よ、来たれ！

MTG　高騰

2023.02.27

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2023年2月26日現在

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今回の1枚

最近、高騰カードが渋滞中。いろんなカードが値上がっているので、調べるのが楽しいです。今日はカルドハイムから、神話レアソーサリーをご紹介します。

シュタルンハイムの解放 Starnheim Unleashed　です。

このカードは2つの使い方があるようなデザインなので、分けて書いていこうと思います。

まず、普通に4マナで撃つと4/4、飛行、警戒の天使・戦士クリーチャートークンを場に出す効果です。セラの天使より1マナ軽いわけですから、単純なコストパフォーマンス的には合格ラインでしょう。

が、このカードが使えるパイオニア以下の環境で、4マナのアクションとして物足りますか？と聞かれると難しいですね。

そして、もう1つ予顕を経由して撃つと性質が変わります。予顕とは手札から2マナを支払うことで裏向きに追放し、予顕コストを支払うことで唱えられますよ。というものです。遊戯王の罠カードのように「何かを持っている」という事実を相手に見せてしまうものの、多くの予顕持ちカードは通常よりもマナコストが軽かったり、何らかのオマケが付いていたりします。

このカードの場合は予顕コストが変わっていて、(Ｘ)(Ｘ)(白)とXマナを含む形式になっているのが特徴です。効果も4/4、飛行、警戒の天使・戦士クリーチャートークンをX体場に出すに変わるので、使用感が変わってきます。マナコストごとのコストパフォーマンスをまとめるとこんな感じ。

予顕2マナ+3マナ⇒1体
予顕2マナ+5マナ⇒2体
予顕2マナ+7マナ⇒3体
予顕2マナ+9マナ⇒4体
予顕2マナ+11マナ⇒5体

マナがある程度捻出できるデッキであれば大きなリターンが期待できる設計になっていますね。できればX＝2以上で撃ちたいところ。ただし、予顕+X＝1だと絶対に損かと言うとそういうわけでもなく、2ターン目に予顕、3ターン目に4/4、飛行、警戒が場に出るという流れはテンポ的に悪くないので、一概に損とは言えないのがこのカードの面白いポイントだと思います。