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【MTG デッキ紹介】統率者戦 アッシュベイルの英雄、グウィン卿

アッシュベイルの英雄、グウィン卿 MTG デッキ紹介
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2023年7月3日現在

はじめに

今日は「カジュアル」にお届けします。長文記事ですが、お楽しみくださいませ。

以前、こんなツイートをしました。

これは「統率者戦はガチであるべきか?カジュアルであるべきか?」という論争が起こっていたので、別の目線から「私が思う統率者戦のあるべき姿」として、その場のノリで投稿したものです。誰からもいいね来ないかなと思っていたのですが、思いがけず注目してもらいました。うちの子の妨害に耐えながら頑張って並べたので嬉しかったです。笑

先に強制力のない結論を。私にとって率者戦とは「カジュアル」で「自由度の高い構築を楽しむもの」だと思っています。

もちろん、ガチで組んだ競技性の高い統率者戦も楽しいし、高額カードを詰め込んだパワーカード満載デッキを使うことも醍醐味の一つです。が、私個人の考えとしては競技性を求めなくても、パワーカードを詰め込まなくても、そこそこ勝てるし楽しいのが統率者戦。なので、カジュアルに遊ぶのが良いかなと思っています。なんといっても対戦相手が3人いますので、極端にガチのプレイヤー(1人だけキルターンが半分みたいな)がいなければゲームになりますし、少しデッキパワーが高いプレイヤーは逆に袋叩きにあって劣勢になることが多いはず。協力や裏切り、時には政治力を使って、自分のとっておきカードや相手のとっておきカードにときめきながら、対話を楽しむゲームが私にとっての統率者戦です。

極端な話、友達の家でこたつを囲んで、ドラゴンをたたきつけて、わけの分からない全体除去を撃って、意味不明なコンボを披露して、マナファクトしか引かないプレイヤーをみんなで介護して、「うわーーー頼む。コーヒー1本おごるから見逃してくれぇぇ」みたいな会話が飛び交う。私はこれが楽しい。こんなマジックができるのって統率者戦だけ・・・ではないかもしれませんが、一番統率者がこの楽しさを作りやすいと思うのです。これはあくまでも私の理想なので、異論は全面的に認めます。

そして、今日伝えたいのは「自由度の高い構築を楽しむもの」について。統率者戦は一部の禁止カードを除いて、ヴィンテージ級のカードまで自由自在に採用出来るのが魅力の1つです。それにヴィンテージなどのタイマン戦構築とは違い、同じカードは1枚までの100枚構築。ということは(適当に土地が30枚前後だとして)70種類ぐらい呪文を採用できます。特定のコンセプトに従って、70種類のカードを選ぶ。こんな楽しいことありますか?なんでもいいから70種類好きなカードあげてみてください。色が合えば、それ全部採用できます。もっと楽しまないと。「統率者戦はこのカード入れるのが板だから・・・」そんなの要らない要らない。好きなカード入れましょ。自分しか知らないコンボ入れましょ。

統率者戦は自由だ。

もちろん、好きなカードを輝かせるためにデッキの潤滑油的なカードを数枚採用するのは大事。太陽の指輪とか、各種印鑑とか・・・。なのですが、私はその前提すらも捨ててデッキを作るようにしています。とある引退された天才プロレスラーが自分の試合のことを「作品」と呼んでいましたが、偉そうに言うと同じ感覚です。強さよりも芸術点に重きを置いて、「デッキが完成した時の達成感」も重視しています。そうすると対戦する前から楽しいわけです。最高じゃない??

ということで、見て見て、この作品!かっこいいでしょ!アッシュベイルの英雄、グウィン卿デッキです!個人的には「タンテスパーデ」って呼んでるんだ。

 

デッキレシピ

長々と書きましたが、デッキレシピの前にもう少しだけお付き合いください。気づいた方も多いかもしれませんが、このデッキにはコンセプトがあります。

それは装備品を全て「剣」で統一していることです。

「けん」「つるぎ」「かたな」「やいば」などなど種類は様々ですが、「細長く」「片刃or両刃で」「切るor突くor叩き斬るorギコギコ斬る形状をしている」武器しか採用していません。「斧」「槍」「ハンマー」「フレイル」「鞭」「十手」「鎚」「杭」「杖」などは全て排除していますし、「鎧」「すね当て」「ブーツ」「篭手」「兜」などの防具はもってのほか。剣の剣による剣のためのアッシュベイルの英雄、グウィン卿デッキ。それが「タンテスパーデ」です。

それではお待たせしました。マジックの世界から厳選した「剣」の数々をご覧ください。ツイートした時から最新弾のカードなどを加えてブラッシュアップした現在のリストがこちらです。何戦か遊んで調整してみました。画質そんなに良くないけど写真付きです。どうぞ。

<統率者>

アッシュベイルの英雄、グウィン卿

アッシュベイルの英雄、グウィン卿

<剣> 48枚

1

塚山出土の太刀(厄介な妨害クリーチャーを無視できる)
創意工夫の傑作(実質最強装備品)
ヴォーパル・ソード(1対1になった終盤に強い)

2

きらめく短剣、つらぬき丸(速攻ナイス)
時の剣(ダイスって楽しい)
再鍛の黒き剣(このデッキなら+6/+6修整から)
オーガの列断剣(単純。パワー5アップ)
探査の短剣(貴重なマナブースト枠)
精霊信者の剣(貴重なマナブースト枠)
ラクドスの儀式刀(いざというときの除去枠。終盤用)
英雄の刃(パワー3アップ。以上)
聖域の刃(特に単色デッキを貫通)
熾天使の大剣(聖トラフトの大剣)
ダンシング・ソード(クリーチャー確保が終盤効いてくることも)
祖先の刃(序盤の時間稼ぎが主な使い道)
戦乙女の剣(マナフラッド受け要員)
鬼の刃(クリーチャーとして使えるのエライ)
蜥蜴丸(クリーチャーとして使えるのエライ)
猛火の太陽鋼(こんな見た目で防御札)

3

4

真理と正義の剣(増殖はまあまあ使える程度)
過去と未来の剣(残念ながらスペルはほとんど入ってません)
筋腱と鋼鉄の剣(アーティファクト破壊は優秀)
鉱炉と前線の剣(新しい剣を探せる)
家庭と故郷の剣(貴重なマナブースト枠)
光と影の剣(たまに回収効果が活きることも)
火と氷の剣(単純に強いので常に一発は通したい)
饗宴と飢餓の剣(手札の剣を全展開できちゃう)
戦争と平和の剣(正直、何も起こらない。除去耐性要員)
肉体と精神の剣(コンボパーツが落ちてイージーウィンできたり)
西方の焰、アンドゥーリル(頭数が2つ増やせるのは便利)
魂込めの円月刀(いざとなったらクリーチャーになれる)
執念の剣(キーワード能力もりもり)
先祖の刃(パワーも上がって、トランプルもエライ)
ヴァレロンの有印剣(一応、騎士になる効果に意味があります)
ロスロリアンの刃(除去持ち!こんなのを求めていた)
先祖伝来の宝刀(実質、騎士サーチです)
神送り(戦闘無敵になります)
囁き鋼の短剣(みんなクリーチャー強くていつも助かってます)

5

カルドラの剣(修整値の効率がかなり良い)
心臓追いの短剣(グウィン卿は警戒を持っているので斬ってから起動可能)
パルンズの剣(心臓追いの短剣とまったりコンボ)
死裂の剣(クリーチャー少ないからたまに決まる程度)
契約武器(死ななくなります)

世界薙ぎの剣(いざという時のリセット用)

6

龍の牙、辰正(青の5/5ドラゴンスピリットトークンはよ)
エンバレスの宝剣(だいたいオーバーキルになります)
ドラクニィエン(石鍛冶からの除去枠になることが多い)

カルドラの完成体(ここまで付いたらそりゃ強いよ)
束縛の刃、エルブラス(浪漫&一応クリーチャー枠)

<クリーチャー> 11枚

7

純鋼の聖騎士(ドローエンジン)
岩屋の装備役(優秀な剣が来たら抜きたい枠)
石鍛冶の神秘家(最も大事なサーチ要員)
秘宝の探求者(ちょっと遅いけどサーチ要員)

戦闘の神、ハルヴァール(表面で出すことはまずないです)
鎧の空狩人(だいぶ遅いけどサーチ要員)
放浪の騎士、バーラン(全装備がたまにプロテクションとかち合うので注意)
霜の暴君、アイシングデス(死亡時に剣を残していく最高のフレーバー)
刃を持つ者、アスター(ちょっと待ったりなサーチ要員)

ベナリアの希望、ダニサ(優秀な剣が来たら抜きたい枠)

 

8

<エンチャント> 2枚
再鍛造(装備品リアニしつつインスタント装備)
タイライト剣の鍛錬(6マナを確実に確保しつつサーチもできる)

<ソーサリー> 1枚
鋼打ちの贈り物(言わずと知れた最強サーチ)

<インスタント> 1枚
完璧な策略(グウィン卿をお手軽に守れるカード)

<プレインズウォーカー> 1枚
古代を継ぐ者、ナヒリ(まあまあ遅いけどサーチ要員)

<土地> 35枚
※割愛します。画像をご覧ください。

8

9

 

以上、100枚です。(誤字脱字あったら教えてください・・・。)

お気づきでしょうか?このデッキの更なるコンセプトに。装備品を全て「剣」で統一しているというコンセプトは序の口です。

実は土地以外のすべてのカードに「剣」が描かれているというのが真のコンセプトになっています。

このコンセプトを達成するために石鍛冶の神秘家放浪の騎士、バーランはわざわざ特殊絵柄にしていますし(出来上がる途中の剣じゃん。というつっこみは無しね)、マナアーティファクトや各種教示者、定番の置物などなどを全て排除しました。本当は入れたいカードいっぱいあるけど、そんなのはいいんです。マジックのあらゆる次元で活躍した剣が一堂に会し、それをグウィン卿が振るう。そして、そのサポートカードも全て剣。そこに価値があるんです。

 

デッキの動き

勝ち筋なんてものは1つしかありません。圧倒的な「剣」でグウィン卿が3人のプレイヤーを叩き斬るのみ。だいたい15/15以上のスタッツでキーワード能力5つ、効果3つぐらいな感じで斬りかかれますから、とりあえず装備して斬ってればなんとかなります。上手く行けば3振りで3プレイヤーを斬り切ることも・・・。序盤から盤面ががら空きになることが多いですが、基本的に相手プレイヤーは剣の威圧感に押されてこちらに手出しできませんので、じっくりと剣を大量に展開しましょう。1ターン目からの流れとしては・・・。

1ターン目:タップインの土地を処理
2ターン目:剣を場に出すor剣をサーチなどする
3ターン目:剣を場に出すor剣をサーチなどする
4ターン目:剣を場に出すor剣をサーチなどする
5ターン目:剣を場に出す
6ターン目:アッシュベイルの英雄、グウィン卿を唱えて剣を全て装備する
7ターン目:剣を場に出して更に装備し、斬りかかる

こんな感じです。5ターン目は手札に剣がないという異常事態が発生しない限りサーチはしません。6ターン目にアッシュベイルの英雄、グウィン卿を出すのが確定しているので、ここまでに手札の剣を全て出し切ることを目指します。一応、補助のクリーチャーが手札にあれば出してもいいですが、剣を全て出し切るのが優先ですので、クリーチャーはほぼ全てサブプラン程度だと考え方です。

テクニックに関しては出して、付けて、斬るだけなので特にないのですが、いくつか細かいものがあるので箇条書きで置いておこうと思います。

・タップイン土地が手札に2枚あったら2ターン目までに処理。2マナの剣がダブついても4、5ターン目に2アクションで出し切れるので2ターン目からの展開にこだわる必要はありません
・パワーよりも除去耐性を付ける剣が優先。生きてアッシュベイルの英雄、グウィン卿が斬りかかれないと意味がありません
・マナアーティファクトが入っていないため、土地がかなり多めです。そこそこ引くので6マナまで伸ばさないといけないからと言って土地3枚でキープしたらダメということはないです
・プロテクション持ち剣サイクル(10種)と色付き剣がアンマッチな点に注意。状況に応じて必要な方を付けますが、基本はプロテクションが大事
・サーチ先の最優先は対戦相手の色を見てその色のプロテクション持ち剣。石鍛冶の神秘家でサーチする場合は6マナ以上の剣(主にエンバレスの宝剣、ドラクニィエン、カルドラの完成体)
・大量に剣が付いたアッシュベイルの英雄、グウィン卿で攻撃するのはテンションが上がり、攻撃時のドロー効果を忘れがちなため注意。
・終盤、勝ち残って1対1になり、その時点で除去耐性が付いていると無類の強さを誇ります。最後マウントを取れそうなプレイヤーを残すようにしましょう。
・攻撃を制限する置物で勝ち筋がほぼ消えます。それを破壊してくれそうなプレイヤーと共闘しましょう。
・アーティファクト全破壊、全追放みたいなことをしてくるプレイヤーがたまにいます。白い目で見ましょう。

そして、一番大事なテクニックがこちら。

・剣を全装備したときパワータフネスがいくつになるかあらかじめメモを取るなどして計算しながら展開しましょう。基本的に相手の行動に対応するカードは入っていませんので、落ち着て相手が考えている時間を使って計算しておきます。装備時に計算すると他のプレイヤーを結構待たせてしまうのと、なにより計算に時間を取られてなかなか斬りかかれないグウィン卿、ダサイです。笑

 

以上。いかがだったでしょうか?記事にするのめちゃくちゃ時間かかりました。途中、別の記事を出したりしましたが、3日かかりましたね。やはり自分のデッキを語りだすとどうしても長文になってしまいます。お楽しみいただけましたでしょうか?他のデッキも頑張って記事にしてみますので、お楽しみに。

おそらく世界中で作っているのは私だけだと思います。剣縛りアッシュベイルの英雄、グウィン卿デッキ「タンテスパーデ」。皆様もぜひ世界で1つだけかも知れないオリジナルデッキを作ってみてはいかがでしょうか?統率者戦なら誰でもそれができます。そして、皆様のオリジナルデッキもぜひコメントで教えてください!

 

え?「タンテスパーデ」ってどういう意味かって??「tante spade=大量の剣」という意味のイタリア語(そのまんま)です。笑

 

まとめ

本日はアッシュベイルの英雄、グウィン卿でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

コメント

  1. ニャンコバーラン良き良き

    • コメントありがとうございます。
      このコンセプトのために買いました。
      絵柄にこだわるのもマジックの醍醐味ですよね。
      また見に来てください!

  2. ジン店長どの、本日も更新お疲れ様です。

    「おいおい、3本目の剣は口に加えるとして、4本目以降の剣は、どうやって装備すんねん笑」

    なーんてっ、装備品がこの世に生まれてから
    (※ミラディンってもう20年も前かぁ・・・ジジイになるわけだ自分・・・)
    世界中のありとあらゆる人間がして来たベッタベッタなツッコミをしつつ、されつつ、
    ワイワイガヤガヤ、ヤイノヤイノとじゃわめぐ統率者戦。

    そういうゲームで良いと思いますよ、統率者戦は本当。

    ちなみに自分なら、
    「二宮金次郎の背中のマキの束みたいに、剣を横にたばねてかついでしょってるか、
    背中にかごしょって、収穫した大根やゴボウみたくかごに刺して、身につけてんだよ。」
    と答えてやります笑

    • コメントありがとうございます。
      個人的な妄想としては重ねて束ねて持っているイメージでした。笑
      イラスト的には右手一本で持っていますが、
      4、5本をガチャガチャと重ねて、両手に持ち替えてブン!です。
      またコメントお願いします。

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