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2022年12月12日現在
今回の1枚
またまた兵士関連のカードです。スタンダードの頃はお世話になりました。ストーリー的にも超重要キャラクターでもある人間・兵士をご紹介。異界月の白いレアクリーチャー。
異端聖戦士、サリア Thalia, Heretic Cathar です。
「月皇評議会は救済を認めないでしょう。それでも勝ち取らねばなりません。必要なら剣に物を言わせてでも。」
このフレーバーテキストは誤訳らしいですね。どちらかと言うと「月皇評議会は救済を与えないでしょう。それでも勝ち取らねばなりません。必要なら剣に物を言わせてでも。」が正しいらしい。
それはさておき、効果はと言うと3マナ、3/2、先制攻撃。そして、対戦相手のクリーチャーと基本ではない土地がタップで出るようになります。
相手の動きを遅くできるので、こちらからドンドン攻めるデッキで使いたいところ。3/2、先制攻撃というスタッツを考えてもやはり攻めのカードですね。
ちなみに、大人気クリーチャーのスレイベンの守護者、サリアと同一人物です。
イニストラードに異変が迫り、大天使アヴァシンが暴走、エルドラージの襲来と絶望的な状況に陥った時、聖トラフト騎士団を結成。そして、暴走した天使のラスボスでもあるブリセラに月銀の槍を突き刺し勝利したのがこのサリアです。ざっくり言うと・・・超カッコイイストーリーです。
3度目のイニストラード来訪となったイニストラード：真紅の契りでは以前の姿で再録されましたね。
価格情報
ぐいぐい来てます！500円に届くのはスタンダードの頃以来ですね。初動は1,500円ぐらいするカードでしたが、すぐに500円前後に落ち着き、パイオニアが制定されてからも上がらなかった歴史があります。
そういえば意外にも目立った再録がないカードです。Secret Lairはあるんですけどね。
高騰理由
スタンダードの頃から活躍していました。当時、異端聖戦士、サリアを上手に使えるデッキはなんといってもバントカンパニーと人間だったと思います。
が、残念ながら伝説ということもあり、1枚だけの採用が多かった。強いけど、攻め向きの効果で、横に並べたいデッキにとって伝説が邪魔になったというパターンです。仮に2枚並んだとしても重複するような効果でもないですからね。この事情はパイオニアでも変わらず、その影響でいまだに初動の頃の期待感に対して活躍できていないということだと思います。
が、状況が変わったのは団結のドミナリアと兄弟戦争。このセットで兵士関連の強化が連発されました。
これでパイオニアにも兵士デッキが誕生。そこに異端聖戦士、サリアは採用されています。使われ方として4枚採用されるようになったわけではなく、やはり1～2枚程度に抑えているリストが多いですが、使われるデッキが増えたことで高騰となりました。
今後の予想
まず、最安が跳ねてほしいですが、これは時間の問題かと思います。最安が300円ぐらいになった頃には600～700円ぐらいになっているのではないでしょうか？
ちょうどそのぐらいが適正価格だと思います。
個人的な投資状況
スタンダードの頃からお世話になっていて、大好きなカードの1つです。一番初めに作ったスタンダードのデッキがバントスピリットだったんですが、スピリットではないのに唯一入れているクリーチャーでしたね。
そういう思い出もあってか20枚以上あるので、最安が跳ねたのを見て売りに回ろうと思っています。
まとめ
本日は異端聖戦士、サリアでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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