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2022年11月22日現在
今回の1枚
今日のカードは値上がってるなーと思ってたのですが、統率者戦以外にも需要があるみたいです。「需要がある」ぐらいだったら良かったのですが、主軸にするデッキもあります。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いより、白いレアクリーチャー。
練達の地下探検家 Seasoned Dungeoneer です。
戦場に出たときにイニシアチブを得る効果。そして、攻撃するたびに攻撃しているウィザードorクレリックor戦士orならず者を対象としてプロテクション(クリーチャー)を与え、そのクリーチャーを探検させます。攻撃時の誘発は自身が攻撃していなくてもOK。また、自身が戦士なので攻撃していれば対象にすることができます。
イニシアチブ、プロテクション(クリーチャー)、探検。以前の記事から使いまわしですが、それぞれの言葉の解説を置いておきます。
イニシアチブ
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いから登場したシステムで、まずイニシアチブを得ると↓のカード(トークンのようなもの。別に用意しなくてもOK)を持った状態になることを言います。
これはただの目印で、パーマネントとして場に出すわけではありません。ゲーム中にイニシアチブを持てるのは1人のプレイヤーだけで、以下の4パターンでイニシアチブは移動していくことになります。
②イニシアチブを持つプレイヤーに戦闘ダメージを与える
③イニシアチブを持つプレイヤーが敗北した時点のターンプレイヤー
④イニシアチブを持つプレイヤーがターン中に敗北したらターン順が次のプレイヤー
また、イニシアチブは得たときに誘発がある関係上、イニシアチブを持った状態で再度イニシアチブ得ることができるようになっていますのでご注意を。2つに増えたりはしません。
では効果ですが、イニシアチブを得たときとイニシアチブを持った状態でアップキープを迎えたら専用のダンジョンカードである「地下街」を探索します。
「地下街」を探索するとは探索するたびに一番上の部屋から探索マーカーを進めていき、マーカーがたどり着いた場所の効果が誘発するというシステムです。行き先が分岐している場合はどちらかを選んで進み、戻ることや横に進むことはできません。
フォーゴトン・レルム探訪で登場した「ダンジョンを探索する」とは少し違い、入るダンジョンが「地下街」と指定されています。逆に通常の「ダンジョンを探索する」では地下街に入れませんが、地下街に入った後に「ダンジョンを探索する」で先に進むことはできますので覚えておきましょう。
プロテクション(クリーチャー)
・クリーチャーからのダメージを0にする
・クリーチャーにブロックされない
プロテクションには「エンチャントされない」と「装備品を装備されない」という要素もあるのですが、よほどのことがない限りクリーチャーはこの要素を持たないので割愛。
探検
探検する。とは、デッキトップを公開し、それが土地なら手札へ。土地でないなら探検したクリーチャーに+1/+1カウンターを置き、公開したカードをデッキトップに戻すか墓地に落とします。
土地事故を回避しつつ、クリーチャーの強化ができる効果ですが、どちらがめくれるか分からないので安定感がない効果ですね。
総合すると、戦場に出ただけでイニシアチブを得てアドバンテージを取り、自軍のクリーチャーを強化をこなす1人3役ぐらいするパワーカード。という感じでしょうか?
価格情報
ガタガタしていてわかりづらいですが、500円を突破。すでにほとんどのショップで売り切れているようで、実際はもっと高いところにあるようです。
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いに収録されたカードだと言ってもデッキに収録されたカードなので、やや流通量が少ないカードでもあります。
高騰理由
まず、統率者戦で使われていて、ダンジョン探索系の統率者にはほぼ確定採用です。
高騰理由はこれだけかと思っていたのですが、意外にもレガシーのデス&タックスに使われています。
他のダンジョン探索系クリーチャーと合わせて、戦術の要になっているみたいですね。調べてみたところ採用されているリストだとほとんどが4枚採用でした。レガシーで4マナのクリーチャーが4枚採用というのはなかなか無いので、主力として活躍できているのが分かります。
今後の予想
現時点ですでに価格は1,000円を超えているようです。流通量が少ないことと、レガシーで活躍していることから考えるともっと伸びそう。
2,000円ぐらいまで行ってもおかしくないと思います。
個人的な投資状況
1枚だけありました。集めておいた方が良かったカードですね。ちょっと後悔。もう手遅れだと思います。
レガシーでデス&タックスを使っている身としては使ってみたかったなと・・・。使わない型ももちろんあるので必須ではないですが、使用感気になりますね。
まとめ
本日は練達の地下探検家でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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