【MTG 高騰】一日のやり直し　毎日これを撃てる権利が欲しい

MTG　高騰

2021.01.19

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2021年1月18日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

最近、マジック・オリジンのカードが評価を高めている気がします。スタンダードが終わった頃には投げ売りパックだったんですが、5年以上経って再評価されるというのは面白いですよね。神話レア・ソーサリーを紹介します。

一日のやり直し Day’s Undoing　です。

歴史上、多く存在する7枚引くリセット系カードの1枚ですね。このカードは引く前に手札と墓地をデッキに混ぜてから7枚引きます。これを全プレイヤー行いますがここまでは他にもある効果です。最後に見落としそうな一文が「あなたのターンならターンを終了する」とありますね。

マジックのルール上、「ターンを終了する」というのは最強のカウンターとして機能します。注釈文にもありますが、（このカードを含め、スタック領域から呪文や能力をすべて追放する。あなたの手札の最大枚数になるまで手札を捨てる。ダメージは消え、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終わる。）と様々な処理を強制終了させることになるわけです。まとめると、

・すでにスタック上にある呪文や能力は無かったことに
・ターン終了時の7枚になるように捨てる処理をここで行う
・ダメージは消える
・ターン中、ターン終了時までとある効果は終わる

このカードはソーサリーなので、関係があるのは少ないですが、ターン終了時までとあるようなロック効果を終わらせたりするのには役立つでしょう。そもそも、7枚引く効果がメインですからね。まあ、分かりやすくコンボに使う、もしくはコントロールが手札補充手段として使う。そういうことでしょう。

ただ、引っかかりますよね。手札を補充したいなら他にいくらでも優秀なカードはありそうなものです。そこを高騰理由で解説していきたいと思います。キーワードは「お互いに」「ソーサリー」です。

価格情報

今年に入ってから上がり始めてますね。ポイントはカルドハイムの公式プレビューが始まるより少し前ぐらいから上がっているということです。ギリギリ被っているかもしれませんが、被っていても初日ぐらいですからほぼ関係なさそうですね。

再録もないカードなので、結果を残せば評価は変わってくると思いますが、どうでしょうか？

高騰理由

高騰理由はあるカードの登場が起因しています。あるカードとは船殻破りです。ということはレガシーですね。

このカードで「お互いに」というキーワードが納得できますね。このカードが戦場にいる状態で、一日のやり直しを撃つと地獄絵図。こちらは7枚ドローし、相手は全ての手札と墓地を失います。そして、こちらには宝物トークンが7枚出るというね。決まったら、勝ちでしょう。

そして、このコンボを上手く使えるデッキとして、2種のプレインズウォーカーを駆使したコントロールが台頭していきました。

もう一つのキーワードの「ソーサリー」がここに繋がってきます。覆いを割く者、ナーセットでサーチ可能で、ドローロック効果で2枚コンボを形成。そして、3テフェの+1効果時はソーサリーがインスタントになるので、自分のターンであれば最強カウンターとして構えることも可能です。

だいたい黒を入れてエスパーコントロールになるか、オーコなども交えてバントカラーになるか、はたまたそれ以上の色を使うか・・・。大きな大会でも結果を残し始めてますし、これから研究が進めばもっと脅威になるかもしれませんね。