【MTG 高騰】頂点壊滅獣　今日は何の日？続唱の日！（今決めた）

MTG　高騰

2022.10.10

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2022年10月10日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日は10月10日ですね。今日は何の日かご存じでしょうか？そうですね！あの有名な統率者レジェンズの神話レアクリーチャーを称える日です。さあ、カード名をご一緒に。

頂点壊滅獣 Apex Devastator　です。

10月10日に10/10のカードを紹介することになるとは思いませんでした。笑

長々と注釈が書かれていますが、効果としては続唱、続唱、続唱、続唱。つまり続唱を4回行います。続唱とは唱えたときにデッキトップからカードをめくり、唱えたカードよりマナ総量が小さい呪文を唱える。めくれた他のカードはデッキボトムに無作為な順番で戻ります。というものです。

例えば、続唱を持つ4マナの呪文を唱えたら、唱えた呪文がスタックに乗っている状態で、マナ総量が3以下の呪文が出るまでデッキトップをめくっていき、出たカードを唱えます。その後、続唱を持つ4マナの呪文を解決する流れです。細かい続唱のルールは以下の通り。

・唱えたとき誘発
・そのため、続唱持ち呪文を打ち消しても続唱は止まらない
・めくれた呪文に対応することは全プレイヤーができる
・めくれた呪文は唱えなくてもいい。唱えなければデッキボトムに戻る
・一度、追放し唱えるので追放領域から唱えた扱い
・めくれたカードの追加コストがあれば支払う必要あり
・めくれたカードに任意の追加コストがあれば支払ってもOK
・マナコストがないカードは0扱い。分割カードは両面の合計扱い
・裏面でも唱えられる両面カードはマナの範囲であれば裏面で唱えられる
・続唱解決後の優先権は続唱持ち呪文を使ったプレイヤー（続唱持ち呪文がスタックに乗った状態）

頂点壊滅獣の場合は複数回続唱が誘発しますが、これは4枚めくってスタックに積むのではなく、1つずつ解決します。手順はこんな感じ。

1回目の続唱でめくります
⇒めくれました唱えます。対応ありますか？
⇒（対応を処理し、）解決します
⇒2回目の続唱でめくります
・・・以下、繰り返し。
⇒最後に頂点壊滅獣が着地

マジック史上、屈指のぶっ壊れ能力でもある続唱が4回もできれば基本的に場が壊滅するでしょう。自身のマナが10と重たいのはデメリットでもあり、メリットになっていて、デッキの中のカードが大体なんでも踏み倒せます。逆に言うと1マナの呪文が連続でめくれてしまう可能性もあるので、できればデッキの中を重いカードだけにしておくと使いやすいですね。

価格情報

ここのところグイグイ上がっています。最安も少し前に跳ねました。

ちなみに発売当初からほぼ全ての期間で1,000円を超えているカードです。今年に入ってからは最安もほぼ全ての期間で1,000円を超えています。超人気カードですね。

高騰理由

流石にこの重さは統率者戦専用カードです。デッキの中のカードが必然的に重くなるデッキで活躍中。いろんなパターンがあって、まず分かりやすいのは5色デッキ。

デッキの中に5色5マナ以上のカードが多数入るのでアドバンテージを取りやすいです。特に上記の永遠の大魔道師、ジョダーはマナコストを半分にできるようなものなので、相性抜群です。（支払うマナが減っても続唱は10マナを基準にめくります。）

そして、続唱という性質を活かせるデッキ。

特に戦慄の狼の伝令官、ファルドーンが最近のトピックスで、ただでさえ頂点壊滅獣が4つの呪文を追加で唱えるのに2/2クリーチャーが4体ついてくるわけですね。

更にクリーチャーのマナを減らしながら戦うデッキやマナが沢山出るデッキも相性が良いです。

以上のように統率者戦の醍醐味でもある大振りアクションをこれでもかと堪能できる組み合わせが多数あり、割とどれもデッキ自体が強いと・・・。バッチリ使われているということで需要が常にあります。皆様もぜひぶっ放してみな。飛ぶぞ！

今後の予想

時間をかけて2,000円を突破すると予想。上手く行けば年内・・・。少し難しいかな？

難しいと感じる要因は単純で、値付け方として1,980円に壁があるからですね。あくまでもトリム平均なので異常値を排除した平均なんですが、多くのショップが1,980円を付けることによってそこに寄りやすくなります。トリム平均って・・・説明しだすと日が明けるので詳しくは過去の記事をご覧ください。正直、この記事でも説明不足だと思っているぐらい考える要素が多いのですが・・・。（以前の記事はこちら。）