【MTG 高騰】ゴンティの霊気心臓　追加2ターンだとしたら使う？

MTG　高騰

2022.10.04

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2022年10月3日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

1日遅れになってしまいました。最近、多忙ですが、いつも通り更新していければと思います。

そういえば、どうみても高騰しなさそうだけど、高騰しそうな気もするけど、どうにもならなそうなカードってありますよね。その手のカードって神話レアなことが多いと思います。特に手順がややこしいというか、強いんだけど使えないみたいなカードは要注目です。この霊気紛争のアーティファクトもその1つ。

ゴンティの霊気心臓 Gonti’s Aether Heart　です。

ゴンティを生かし続ける魔法の働きにもかかわらず、この犯罪王は血が通っていないと言われている。

追加ターンを得られるアーティファクトです。ただ、問題はその手順の大変さで、非常に決まりにくいカードになっています。

まず、戦場に出すのに6マナかかるのが厳しい。撃つだけで追加ターンを得られる呪文が5～7マナかかることを考えると妥当に見えますが、起動するためにはエネルギーカウンターを8つ支払う必要があります。エネルギーカウンターとはプレイヤーが得るタイプのカウンターで、パーマネントなどに乗っていくわけではありませんのでご注意を。

自身が戦場に出たときに2つ、他のアーティファクトが出たときに2つずつエネルギーカウンターが得られるとはいえ、自身の効果だけで決めようと思うと他にアーティファクトが3枚必要です。他のエネルギーカウンターを得るカードと併用すれば出したターンに使うなんてことも可能ですが、そういったカードにデッキのスロットを割くことになってしまいます。また、このカードの悲しいポイントなんですが、エネルギーカウンターが7つ以下の時にこのカードを出すと、自身の効果でエネルギーカウンターを得る効果が誘発するせいで除去できるタイミングが発生。つまり、例えば6つたまっている時にゴンティの霊気心臓を出し、8つにして即起動と思っていたら、エネルギーカウンターを得る誘発にスタックされて除去されてしまいます。なので、安全に運用するためには8つ以上たまっている状態で着地させる必要があるわけです。

さらに問題なのは起動後は追放されてしまうことで、再利用も事実上不可能になっています。

それなら、他のカードで良くないか・・・？ということで今までカスレア扱いされていました。

価格情報

ゴンティすごい！ほんとにすごいんだ！笑

発売直後からずっと地を這うように50円だった神話レアですが、ついに殻を破りました。これは素直にうれしいですね。ちなみに、再録は今のところ一度もないです。

高騰理由

残念なカスレアだったカードですが、良いポイントが2つあります。

まず、アーティファクトなので無色であること。そして、アーティファクトの起動型能力であること。この2つは無視できないポイントです。

この2つのポイントを統率者戦で活かせるジェネラル候補が登場。団結のドミナリア統率者デッキより流浪の発電機です。

伝説の起動型能力or誘発型能力をコピーできます。これで追加ターンを得る効果をコピーしてあげれば追加2ターンです。無色デッキということでアーティファクトは豊富ですし、連打する前提でデッキに入れておくと決まるかも？前述の弱点はついて回りますが、追加2ターンともなるとリスクを承知で狙う価値がありますね。これのカードの登場が高騰理由です。

また、大いなる創造者、カーンと相性が良かったりしますね。