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2022年5月20日現在
今回の1枚
記事を書いてて一番テンションが上がるのは赤いカードを紹介している時です。何故かというと理由はシンプルで、高騰カードが少ないからですね。5色の中では戦略の幅が一番狭いので、赤は新しいカードが活躍し辛くなっています。そんな中、現在3記事連続で赤のカードが来ているので、流れを切らないように今日も赤いカードです。マルチカラーになってしまいましたが、フォーゴトン・レルム探訪のクラスカードをご紹介。
バード・クラス Bard Class です。
登場した時からなんかやれそうだと言われ、いろんなデッキにつかわれてきました。まず効果を分解しましょう。クラスエンチャントの仕組みも含めていきます。
まず、戦場に出たときはレベル1状態。伝説のクリーチャーは+1/+1カウンターが乗って出るを持つエンチャントです。各レベルごとにそのマナコストを支払うと効果が追加されていき、このカードの場合は(赤)(緑)を支払うとレベル2に移行して、伝説の呪文のコストは(赤)(緑)分減るという効果が追加されます。同じ要領で更に(3)(赤)(緑)を支払うと、伝説の呪文を唱えるとデッキトップ2枚を追放し、このターン唱えられる効果が付くわけですね。
レベル1状態からレベル2を飛ばしてレベル3に持っていくのはNG。また、レベルアップはソーサリータイミングでしか起動できません。
3つのレベルすべてが「伝説」にまつわる効果を持っていて、特にレベル2が非常に強力。ただの2マナ軽減ではなく、色マナ部分を減らせるので、赤と緑のマナを両方持つ呪文はかなり唱えやすくなります。更にレベル3まで行けば連鎖的に伝説の呪文を唱えられそうですね。
ちなみにバード・クラスのバードとは鳥を意味する「bird」ではなく「bard」です。日本語でなじみがある訳し方は「吟遊詩人」になるらしい。知らんかった・・・。鳥だと思ってました。笑
価格情報
グラフの迫力は高騰というほどではありませんが、最安・トリム平均ともに2倍になっています。発売当初、200円を超える価格で取引されていたので、そこまで戻って来た感じです。
まだスタンダードで現役のカードなので、再録はもちろんありません。
高騰理由
スタンダードで同居している赤緑のクリーチャーに優秀なのがいくつかいます。
更には爆発的な展開を産む語りの神、ビルギなんてカードと組み合わせたコンボデッキのような動きをするデッキも開発され、割と見かけるデッキでした。神河：輝ける世界で鏡の箱を手に入れたのも大きいですね。
この手のカードはパイオニア、モダンとフォーマットが広がっていくと様々な組み合わせが出てくるものですが、最近になって上がってきたのは統率者戦の需要があるみたいです。ニューカペナの街角で有効3色の伝説のクリーチャーが大量に追加され、中でもこのカードが相性いいと思います。
バード・クラスがレベル2まで行くと白1マナ+Xマナで使える緑の太陽の頂点に早変わり。
デッキの中のクリーチャーを自由自在に繰り出せる面白いデッキに仕上がりそうですね。
今後の予想
割と将来性のあるカードだと思います。直近の動きとしてはじわじわ上がって、500円ぐらいまで行く予想です。
スタンダード落ちが数か月後に控えていますが、フォーゴトン・レルム探訪のカードは版権問題がいずれ発生して、再録しにくくなる気がします。長期的な目線で見るともっと上がってきてもおかしくないでしょう。
個人的な投資状況
3枚しか持っていないので、慌てて集めてます。
スタンダード落ちしても価値が下がらなさそうなカードは集めておいて損はないですね。
まとめ
本日はバード・クラスでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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