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この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。
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2021年7月23日現在
今回の1枚
使うか使わないかは別として明らかなパワーカードってありますよね。例えば、稲妻みたいに99％の状況でいつでも強いパワーカードもあれば、条件がそろっている時に撃てたら勝ちというパワーカードもあります。今日は後者のような4マナソーサリーをご紹介します。新たなるファイレクシアって紹介する回数が極端に多い気がする・・・。
大軍の功績 Triumph of the Hordes です。
自軍クリーチャーに+1/+1修正とトランプルと感染を与えます。クリーチャーが並んでいる状態で通ったらほぼ勝ちですね。
感染ということは10点分の毒ダメージを与えるだけでいいので、そこそこのクリーチャーが並んでいれば一撃必殺。トランプルもつきますので、相手のブロッカーを乗り越えてダメージを与えられます。感染はプレイヤーには毒ダメージという形でダメージを与えますが、クリーチャーには-1/-1カウンターの形でダメージを与えるので、破壊不能を持っているような厄介なクリーチャーもお構いなしに殴りに行けるのが良いですね。
ただし、流石にソーサリーなので、攻撃が通ったかを見極めてから使うことは出来ません。
また、そもそも使う必要あるのか問題が常につきまといます。というのは相手を毒カウンターで倒したいなら初めから感染持ちのクリーチャーを使った方が安定しますし、終盤にこのカードを使ったとしても感染を持たないクリーチャーでビートダウンして積み上げたダメージが無意味になるわけです。使った後の攻撃で決めきれないと、次の毒カウンターを与えるカードが引けるまで、決着を先延ばしただけになってしまうのもつらいところ。
それでも使い道があるから上がってきているので、詳しくは高騰理由で見ていきましょう。先に価格情報です。
価格情報
高騰というよりは半年で倍になりました。最安はいろいろあって1.5倍ほど。多少ガタガタしているので、取引件数は少なそうです。
再録はミステリーブースターのみなので、アンコモンとはいえ意外と手に入りづらいカードなのかもしれません。
高騰理由
理由は分かりやすく、統率者戦の人気によるものです。統率者戦は相手が3人いて、初期ライフが40点なので、毒カウンターでの決着が通常の対戦よりも効率よくなります。なので、どちらかというと大型クリーチャーをガンガン並べるデッキが一発逆転のビックリギミックとして使うことが多いようです。相性の良いジェネラルは例えばこのマッチョたち。
最近、モダンホライゾン2絡みの高騰カードを紹介することが多かったですが、常に上がり続けている統率者戦の人気は見逃せません。常にトレンドを追いかけておくのが吉ですね。
今後の予想
正直、1,000円の大台を超えてなお伸び続けるとは思いませんでした。最安がもっと上がってくれば本物だと思います。
感覚としては最安1,000円行かないぐらい、トリム平均1,500円行かないぐらいのところが妥当ではないでしょうか？
個人的な投資状況
3枚持ってます。ちょうど半年前上がり始めたときに少し高めでしたが買いました。仕入れ価格は平均750円なので、そろそろ利益化できそうですね。
もちろん、慌てて売るようなカードではないので、しばらく放置して見極める予定。それまで統率者戦のデッキに入れて使ってみようかな？
まとめ
本日は大軍の功績でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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