【MTG 高騰】防御の光網　追い払うだけのために敵を引き付ける。

MTG　高騰

2021.06.05

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2021年6月5日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日はどの環境でも一定の活躍ができるベストサイドボードを紹介します。モダン～ヴィンテージまで本当に広く使われていて、知っている方も多いのではないでしょうか？初出はウルザズ・レガシーの妨害系アーティファクト。

防御の光網 Defense Grid　です。

ゴブリンどもを決められた場所から出ないようにさせることはできた。しかし、あの臭いだけは、我々にはどうしようもない。
――― ヴィーアシーノの技術者ウィップ・タング
（初版、ウルザズ・レガシーのフレーバーテキスト）

暴虐の申し出は、保護の名の下に行われる。
――― クリスタル・イーストマン「平等と保護」
（第8版のフレーバーテキスト）

それは空を照らし、追い払うだけのために敵を引き付ける。
（第9版のフレーバーテキスト）

何度か再録されてますが、初版からこのイラストなので長くやってる方は見たことあるはず。そういえばKaladesh Inventionsだけがイラスト違いですね。

効果は自分のターン以外で呪文を唱えるなら3マナ多く支払ってください。というものです。この効果は自分も含め、全プレイヤーが影響を受けます。2マナという軽さ、無色という色拘束の無さも魅力ですね。

特に影響を受けるのはカウンターなどの相手の行動に対応するカードで、かなり使い辛くなります。相手の妨害を受けづらくなるので、自分の動きを押し付けたいデッキが重宝する効果ですね。例えばコンボデッキなどは相手のカウンターを制限しながら、いざとなればこちらは問題なくカウンターが撃てるという状況を作ることができます。

価格情報

ここ数週間で動きがありました。最安があまり変わっておらず、安定していませんが、上がってるのは間違いなさそう。

どこでも1,000円ちょっとで売られてたカードがトリム平均2,000円と考えるとなかなかの上昇率です。しかも、少しリサーチしてみましたが、どこのショップでも1,500円ぐらいは最低でも付けているようですね。たしかに安いショップはまだありますが、大方の認識としては最安も上がってきていると見て良さそうです。

高騰理由

どのフォーマットでもサイドボードの常連です。先ほども書きましたが、コンボデッキのような自分の動きを押し付けたいデッキがよく採用していて、相手の妨害がきつい場合にサイドインする使い方になっています。また、第9版などに再録しているので、モダンで使えるのが良いですね。

どんなデッキに入っているかは多岐に渡るので割愛しますが、ありとあらゆるデッキで使われています。しばらく再録していないので、経年による高騰でしょう。もしかすると、モダンホライゾン2でモダンに対抗呪文が来ることが背中を押しているのかもしれませんね。

今後の予想

もう少し上がっても良い気がします。サイドボードカードとはいえ、誰もが持っておきたいと思う系カードの1つですからね。

とはいえ、各種対策カードの相場を考えると十分な価格ではあるので、最安がしっかり1,500円、トリム平均が2,500円ぐらいが妥当だと思います。最安とトリム平均の予想に開きがあるのは収録セットによって価格にばらつきがあるためです。ちょうどFOILカードが世に生まれた頃のカードなので、初版のFOILなんかは数万円するということで考慮しました。