【MTG 高騰】全知　マジックではなくなります。違うゲームです。

MTG　高騰

2020.10.28

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

このブログはカード売買で月5万円稼ぐためのMTGブログをコンセプトに
”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。

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2020年10月28日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

ルール破壊系のカードは数多くあれど、ここまで派手なカードはほぼありません。基本セット2013で登場した超ド派手エンチャント。

全知 Omniscience　です。

「かつては最大の目標として想い描いていた事も、まだその片鱗しか窺い知ることのできない未来への第一歩に過ぎなかった。」――― ジェイス・ベレレン

下環境をプレイする方であれば、ほとんどの方が知っているカードなのではないでしょうか？最近だとので、スタンダードでも見かけたことがある方もいるかもしれませんね。

効果はとにかく派手の一言です。青のトリプルシンボル10マナと出すのにも一苦労な重さですが、一度戦場に出てしまえば圧倒的な支配力を誇る一文が書かれています。

”あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。”

このシンプルかつ豪快な一文は、着地したらそれ即ち勝利だということを感覚的に教えてくれますね。すべてのカードのマナコストを支払う必要がなくなるので、ドロー打ち放題、大型クリーチャー出し放題、カウンター打ち放題です。ものすごい楽しいんですよね。これが。

しかも「場に出す」ではなく「唱える」なので、唱えたとき誘発の効果が使えるのも良い点です。これが高騰理由につながってきます。では、まず価格情報行きましょう。

価格情報

高騰というほどではない上がり方ですかね？まあ、1.5倍ぐらいにはなってるかな？

基本セット2019での再録を経験しているので、今は落ち着いている状況でした。もともとは3,000円オーバーのカードなので、期待は増すばかり。

高騰理由

メインの活躍はレガシーのショーテルです。ショーアンドテル、オムニテルなんて呼ばれ方もされていますね。キーカードはショーテル・・・実物提示教育です。

基本戦略は実物提示教育から大型クリーチャーを踏み倒して出すというものですが、その動きを最大化させるために全知を使います。まず、その大型クリーチャーというのは2種。グリセルブランドと引き裂かれし永劫、エムラクールです。

グリセルブランドは出た瞬間から効果を起動して仕事ができるので、出す価値はありますがゲームを決めるには少し時間がかかります。まあ、ほぼ勝ちではありますが・・・。

となれば引き裂かれし永劫、エムラクールがメインのフィニッシャーになるわけですが、実物提示教育で出た場合は滅殺6の効果は使えるものの、唱えてないので追加ターンは得られません。やはり追加ターンを是非とも使いたいところなので、唱えて出したい・・・そこで全知。全知を経由してエムラクールをぶっ放すことで、追加ターンを得ながら滅殺6を通すことができます。エムラクール自体に「打ち消されない」が元から付いているので、かなり安全に通すことができますね。

実際、この動きは実物提示教育を打ち消すしか止める方法がほぼないので、カードプールの広いレガシーにおいても屈指の最強ムーブです。しかも、相手からしたら打たれた瞬間は何が飛んでくるか分かりませんからね。厄介この上ない。

これからもずっと強いデッキなのは間違いないので、投資的にも全知はかなりオススメの一枚だと思います。