【MTG 高騰】背信のオーガ　何かを為すには、代償が必要だ。

MTG　高騰

2020.07.29

アンタップ、アップキープ、どーも

MTGアカデミーのジンです。

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2020年7月29日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

なぜ今まで気づかなかったのか・・・。いいカードですね。私は最近まで知りませんでした。特殊セット、コンスピラシーより赤のアンコモンクリーチャーを紹介します。

背信のオーガ Treasonous Ogre　です。

初代のコンスピラシーにのみ収録されているカードですね。希少性はまあまあ高く、見つけたら買っておきたいタイプのカードだと思います。

コンスピラシーとは6年前ぐらいの特殊セットのことで、特にブースタードラフトを強く意識したセットです。「ドラフトした時～」みたいな効果を持つカードが多数存在し、普通のパックでは味わえないドラフト体験を味わえます。また、普通のドラフトと違いピック後の対戦が1対1ではなく、統率者戦のように多人数戦でのプレイが推奨されているのも斬新でした。個人的にも一度プレイすることをオススメします。ちなみに、コンスピラシーとは「策略」みたいな意味です。

話を背信のオーガに戻すと、2つの効果を持っています。一つ目は廃位という多人数戦ならではの効果を持っており、簡単に言うと一番ライフが多いプレイヤーに攻撃するときに+1/+1カウンターを得るという効果です。ただ、これはインクの染み程度。

真骨頂は後半の効果で、3点ライフを赤1マナに変換することができます。

この効果にはタップが必要だったり、回数制限があったりするわけではないので、ライフが続く限り赤マナを産み出すことができます。相性がいいのは統率者戦ですね。初期ライフが40あるので、理論上は初期ライフの変動がなければ13マナまで一気にブーストできます。出したターンに即起動することを考えれば、0マナ12点ライフ出せるクリーチャーという見方もできますね。

点の話にはなってしまいますが、相性の良いカードとしてはまず死の影。

自由にライフが支払えるカードとの相性は抜群です。組み合わせてみれば面白そうですね。

価格情報

まあ、高騰といえば高騰ですかね？

正直、期待の一枚として紹介するか迷いました。ただ、今までの価格を考えると十分に上がってます。120円が300円に迫る勢いですから、差額は150円ぽっちでも2倍になったと考えるのが前向きですね。

また、統率者デッキのカードと違い、FOILが存在しますので、その点も投資対象として優秀です。主戦場は統率者戦なので、FOILは1枚の在庫でも売りやすいですね。

これはワンポイント話しておくと、メルカリやヤフオクでの販売はセット組みした方が売れやすい傾向にあります。特に、4枚採用するのが当たり前のようなカードはどうせ4枚買うので、1枚×4の価格より若干安く出せば売れる確率が上がるわけです。例えば100円のカードを4枚セットで380円みたいな感じですね。

もちろん、2枚だけほしいという人に買ってもらえないという弊害は発生しますが、4枚同タイミングに1回の取引でそろうということに需要があります。また、出品側の視点でいうと100円バラ売りで4枚出品し、2枚だけ買われた場合、残りの2枚を再度出品しなくてはいけないというめんどくささから解放されるという利点もありますね。

しかし、FOILとなると事情が変わってきます。そもそも、FOILを4枚溜めて出品するのは希少度的に難しい。これは当然ですね。ということはFOILは元々1枚単位での出品になることが多く、市場にもそういう売り方が多くなります。

そして、統率者戦での需要が高いカード（統率者戦以外で活躍の少ないカード）は1枚での出品でないと売れません。2枚も3枚も要らないのでこれも当然ですが、ここがFOILの出品方法と合致するわけです。

統率者戦需要×FOIL＝1枚でも売りやすい、かつ売れやすい。ということになります。

プレイヤー目線で言うとデッキのカードをFOIL化しやすいのが統率者戦とも言えますね。