【MTG 高騰】堕ちたる者の灰　死者の灰は、泥と交じり合い

MTG　高騰

2021.06.29

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2021年6月28日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

昨日は記事を更新できなかったので、今日は2つ出します。まず、話題になっている神河救済のアーティファクト。

堕ちたる者の灰 Ashes of the Fallen　です。

死者の灰は、泥と交じり合い一つになる。

神河らしいというか、「なんだこれ？」って効果を持ったレアアーティファクトです。何らかのコンボに使えるのは分かりますが、こういうカードがレア枠からポンポン飛び出してきたのが神河ブロック。人気がなかったのが何となくわかります。再訪の可能性は低いといわれてますが、世界観は良いと思うんだよなー。ウィザーズさん、よろしくお願いします。

では、効果を見ていきましょう。まず、戦場に出たときにクリーチャータイプを選びます。そして、自分の墓地のクリーチャーがそのタイプを持ちますよ。という効果です。

コンボがあるとすれば、墓地から特定のクリーチャータイプをリアニメイトできるようなカードと使うのが思いつきます。ストロームガルドの災い魔、ハーコンとかがかなり面白い動きをするはず。

ただ、それだけなんですよね。今の時代にカード化されるなら起動効果で墓地を肥やせる能力が付いていたことでしょう。2マナタップで2枚切削みたいな感じで・・・。

価格情報

異常な高騰を見せています。一気に1,000円超えしてますね。

再録は一度もないですし、16年前のカードなので市場現存枚数はかなり少ないはず。さすがにコンボに使えるとしても単体が弱すぎますので、特別な事情がないとこうはなりません。ということで、リサーチしてきた高騰理由です。

高騰理由

高騰理由は2つあります。

1つ目は総帥の召集がモダンホライゾン2に再録され、モダンで使えるようになりました。堕ちたる者の灰と組み合わせると自分の墓地のクリーチャーが全て蘇ります。

モダンには大量にリアニメイトできるカードが少ないので、うれしい方も多いのではないでしょうか？統率者戦とかでも有能な1枚なので、再録で手に入りやすくなったのも良いですね。

2つ目は飢餓の潮流、グリストとの相性が注目されたのが影響しています。

＋1の効果が1/1トークンを出しつつデッキを1枚切削し、昆虫クリーチャーだったら忠誠度カウンターが増えつつもう一度効果が発動するというものです。つまり、堕ちたる者の灰があればデッキの中のクリーチャーが墓地に落ちた瞬間に昆虫のタイプを持つので、クリーチャーが落ち続ける限りは連鎖が続くことになります。ただ、クリーチャー以外では止まるので、あえてこのコンボを狙うかと言われたらかなり微妙でしょう。

と思っていたんですが、飢餓の潮流、グリストは戦場以外ではクリーチャー扱いになるという常在型能力が付いてるので、統率者戦でジェネラルに指定できるんですよね。ということはデッキに堕ちたる者の灰を入れておくだけでコンボ完成と考えると優秀な組み合わせなのかもしれません。