MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。
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”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。
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2021年5月16日現在
今回の1枚
どんなカスレアでもこのカテゴリーだけは何かありそうな予感を与えてくれるのが”神話レア”というものです。スタンダードでも活躍できず、パイオニアが来ても活躍できず、ならばモダンの活路を見出すのはどうでしょうか?今日は霊気紛争の赤いソーサリーを救いたいと思います。
不屈の独創力 Indomitable Creativity です。
赤らしいランダム性があり、お世辞にも使いやすいとは言えない効果になっています。ややこしいテキストになっているのでまずは分解と解説です。
②Xの値分アーティファクトorクリーチャーを破壊
③その破壊されたカードのコントローラーはデッキの上から順に公開
④破壊された数だけアーティファクトとクリーチャーが出たら追放する
⑤追放したカードを戦場に出す
⑥公開した残りのカードをデッキに戻してシャッフル
それぞれの項目を解説します。
まず、②に関しては自分でも相手でもOK。ランダムなカードに変わるので相手の大型クリーチャーに対し、疑似除去として使うことも可能です。
③で公開したカードは追放されず、④のアーティファクトとクリーチャーが出たとき該当カードのみ追放します。この手のカードによくあるのは全て追放していって、当たったカードを場に出して、残りは追放領域から戻してシャッフルするパターンが多いので混乱しますね。実はこれが意外と大事で、追放して⇒場に出すなので、墓掘りの檻に引っかかりません。
また、スタックされて破壊しようとしていたカードが破壊できなくなったときはカウントされず、めくることができないので注意が必要です。
面白い効果だとは思うのですが、活躍しきれなかった原因は明確で、アーティファクトが変身先に含まれてしまっているからだと思います。この手のカードはデッキの中のクリーチャーを1種類にしておくことで、確定で強力クリーチャーを出すコンボがよく開発されますが、このカードはアーティファクトを引き当ててしまうわけです。アーティファクトのサポートなしでクリーチャートークンを用意し、赤トリプルシンボル+αを用意するとなると難しいですし、あえて狙うほどでもないでしょう。狙って大型アーティファクトを出したいときも逆にクリーチャーを入れられないジレンマを抱えることになります。
価格情報
きたきた、これですよ!これこそがマジックの醍醐味だと私は思います。
価格の歴史をたどっておくと、神話レアということもありスタートは500円ほど。すぐに使い方分からんよ枠になってしまい50円ストレージに収まっていました。パイオニア発表時期ぐらいに100円ぐらいにはなったものの、目立った活躍は無く100円のままだったんですが、めでたいですね。
高騰理由
高騰理由は最新セット絡みです。ストリクスヘイヴンで最高の相棒を手に入れました!ヴェロマカス・ロアホールドです!
7マナでマルチカラーと重量級ながら、5/5、飛行、警戒、速攻、攻撃するたびにデッキトップから7枚めくってスペルを唱えることができます。このカードを素早く展開して、追加で攻撃できるようになるようなカード=追加ターンを得る系の呪文をめくって・・・そんなことができたら、何度も攻撃しまくってそれ即ち勝利。
これらの追加ターン呪文はモダンでないと良いのが少ないので、モダンが活躍場所ということになります。
このデッキは性質上、デッキの中のインスタントとソーサリーを多くしておかないと、追加ターン呪文以外のヒット確率も下がります。しかし、アーティファクトを採用し辛いのが逆に功を奏し、不屈の独創力を邪魔しないというわけです。
他にもいくつか噛み合うパーツを獲得していて、特にエルドレインの王権で登場したドワーフの鉱山は素晴らしいシナジーを発揮します。
山3つ以上をコントロールしていると1/1トークンを連れてくるカードです。このカードがセットランドした時には不屈の独創力をX=1で撃つ準備が整うということになりますね。不屈の独創力にはこういった地味な追い風がいくつかあり、デッキビルダーの方々が一生懸命考えていたのがヴェロマカス・ロアホールドで一気に実を結んでの高騰だと思います。
今後の予想
グラフを見ても落ち着く未来しか見えないので、大きな期待はできないでしょう。残念ながら、今の価格が適正だと思います。
今回紹介したデッキ(ヴェロマカス・ロアホールドシュートとも呼んでおきます)は強いというより「面白い」タイプのデッキなので、さほど使用者は多くないはずです。今後、もっと面白いデッキが出てくると良いですね。
個人的な投資状況
8枚ありました。何故か言語がバラバラで、日英その他4か国語ありました。まとめ売りあるあるだと思いますが、こういうの困るんですよね。
良い機会なので、ワンポイントです。基本的にマジックのカードを集めるときは日本語と英語だけに絞って集めるのをオススメします。体感ですが、その他の言語は6~8割ぐらいの値段になることがほとんどです。また、同じ言語で集めるのが難しいので、4枚セットみたいなものを作りづらいのも弱点になります。
逆に言うと相場の半額とかで売っている多言語は狙ってみるのもありです。私はかなり慎重派で、現時点で利益になるぐらいでないと手を出しません。
まとめ
本日は不屈の独創力でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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