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【MTG 売買ノウハウ】偽造カード問題の解答・解説です

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2023年3月30日現在

はじめに

先日、Twitterで出した偽造カード問題の答えと解説の記事です。まだ投稿をご覧になられていない方は先に見て頂ければと思います。ぜひ、引用リツイートで回答してから見てください。個別で返信しに行きます。

問題のツイート↓↓

すでに多くの回答ありがとうございます!!

 

まず、前提のお話

この問題が間違った捉え方をされないように”前提”をいくつか書いておこうと思います。少し長いですが、ご容赦ください。

この問題は正解したからエライ!とか、外したらダメ!とか言いたいものではありません。偽造カードに関心を持っていただき、自衛するための助けになればという思いで発信したものです。(関心を持つことがそもそも不本意ではありますが・・・。)

写真だけじゃわからないよ。という声、ごもっともです。そして、後ほど出てきますが写真だけで判断しないというのが何よりも大事になってきます。ただ、コメントしてくれた方もいらっしゃいましたが、ネットでカードを買うときは写真のみ(もしくは写真すらない状態)で買うことになるのが普通です。写真で判断する知識は持っておくに越したことはないですね。(コメントしていただいた方、ナイスです!)

問題文に少しミスリードがあったことをお許しください。「表面のインクパターンで・・・」という書き方をしたことで、そこに注目した方が多かったです。ただ、この偽造カードは後ほど解説しますがそこに注目しすぎると間違いやすい問題でした。罠にハメたかったわけではありません。申し訳ありませんでした。(正直、ここまで注目されると思ってなかったので、ひっかけになるかもしれないことを意識せずにサラッと書いた文章でした・・・。)

あえて裏面の画像を見せなかったことについてもお許しください。後ほど、写真が出てきますが、裏面を見たら一発で分かるレベルで偽造カードの方はクオリティが低いんです。問題として成立させるために穴を隠した問題の出し方になりました。(裏面見たいというコメントありました。ナイス指摘です!)

⑤「なんでお前偽造カード持ってんだよ!他の記事でも別の偽造カード紹介してただろ。業者か?」と、言われてしまうといけないので弁解しておきます。マジでつかまされたんです・・・。この偽造カードは6、7年前ぐらいヤフオクで買ったまとめ売りの1枚でした。当時の価格は1,000円を超えてましたね。ここで大量に高額カードの偽物をつかまされたのですが、気づくのが遅かったので泣き寝入りになりました。今でもアカウント覚えてます。(現在は足を洗ったのかヤフオクには出品していないようです。)

⑥この記事についてはあえて「怒り」や「悲しみ」といった感情をなるべく抑えて、いつも通りのテンションで記事にしています。もちろん、偽造カードをつかまされた私は今でも怒っていますが、あくまでも事実を楽しく読める文章で書くことを目指していますのでご了承ください。「有益な情報を垂れ流す!いたって冷静に。」をコンセプトでやってますので。

⑦過去の記事で偽造カードの見分け方についてまとめています。かなり前の記事ですが、よろしければご覧ください。ブックマークとかしておくと良いと思う・・・。宣伝でした。↓↓

【MTG 雑記】真贋判定のポイント解説 全てのPWへ【拡散希望】

 

問題の答え

では、答えです。正解は・・・

 

 

1、3枚目(左)のカードが本物です。

本物カードタイプ

↑こっちが本物

本物シンボル

↑こっちが本物

偽物カードタイプ

↑こっちは偽物

偽物シンボル

↑こっちは偽物

どうでしょうか?意外でしたか?見立て通りでしたか?

証拠を見せるというわけではないのですが、裏面の画像をお見せします。この偽造カード、表面はかなり出来が良いのですが、裏面を見て頂ければ違和感に気付けると思います。同じカメラ、同じレンズ、同じプレイマット、同じ照明の感じで撮影しています。左が本物、右が偽物です。

真贋

真贋2

引きの画像でも何かおかしいのが分かりますでしょうか?

更にマクロレンズで寄ってみます。あえて、ライトを強く当てていますので中心あたりをご覧ください。画像が分かれてますが、が本物、後が偽物です。

↑本物

↑偽物

本物白

↑本物

偽物白

↑偽物

偽物はぼやぼやです。完全にぼやけてますね。表面のクオリティが高い分、裏面はなんでこんなにもクオリティが低いのか?と思ってしまいますが、偽造カードはどこかに穴があるものです。特に裏面はどのカードも絵柄が共通であるため、フラットな目線で評価できます。裏面の違和感に気付ける訓練はしておいた方がいいですね。(年代別に色合いの差がありますので、完璧に見分けられるわけではありませんが・・・。)

裏面の違和感に気づく訓練として「そもそもひたすらよく見る」というのがありますが、一番オススメなのは「買う前(買いながらも)にじっくり見比べる」のが良いと思います自前のカードを常に用意しておいて、ショップやネットショップで見比べながら買うのが良いでしょう。ちなみに、私はいつカードが欲しくなっても対応できるように仕事用の名刺入れにすら見分ける用カードを入れています。(仕事しろ)

名刺入れ

毎日、平均4時間ぐらいカードの売買をやっている私ですら慎重に予防線を張ってやっているんです。最後に信じるべきは自分の目ですが、自分の記憶にある映像を信じるべきではありません。見比べるだけで判断ポイントがぐっと増えます。活用しましょう。

PS:ショップで自前のカードを取り出すときは店員さんに許可を取りましょう。売り物だと間違われてトラブルの元です。

 

見分け方の詳しい解説

では、本題です。この写真から偽造カードを見分ける方法はあるのか?実はよく見ると明確に違うポイントが3つありました。その3つが分かったところでどっちが本物なの?というのが分からなかった方もいらっしゃったと思いますが、それぞれのポイントを解説していきます。

黒線の緻密さ

拡大して見てみる前提ですが、これが一番分かりやすいです。偽造カードはカードタイプの枠線(Landとある部分の上)を見てみると線がぼやけています。偽造カードは悪い人が儲けるためにやるものなので、本物に比べて印刷のレベルが低く、細部に粗い部分が出てきます。そして、細部の粗さが出やすいのは「直線」で、イラストの部分などと違い「線がくっきりしているか?否か?色が薄かったり、濃かったりしないか?」という目線でチェックしやすいです。そして、「形がおかしくないか?」という判断をしなくていいのが分かりやすいポイントですね。また、拡大していなかったとしても線のぼやけはよく見ると線が太く見えることにつながるので、肉眼でも違和感に気づきやすいと思います。(線の太さを見抜いた方、ナイスです!)

 

エキスパンションシンボル

ダークスティールのエキスパンションシンボルですが、本物と偽造カードを見比べると少し違うのが分かるでしょうか?偽造カードの方は黒い線が太く、上部の左右がとがっています。(本物は線が細く、上部の左右は角が取れている)これは手元にダークスティールのレアのカードがあれば見比べられたかもしれませんね。何枚か出して並べてみました。

一番右が偽物。

右偽物

偽物を真ん中にしてみると・・・。

真ん中偽物

偽造カードだけやはり少しおかしいですね。わずかな違いですが、並べるとより際立ちます。見比べるように安いカードでもいいのでなるべく多くのエキスパンションを持っておいた方が良いです。(シンボルの違和感に気づいた方、ナイスでした!)

 

ライトの照り返し

これは言及している方が少なかったと思います。そして、これは分からなくて当然で、なぜならどのようなライトを使って、どのような角度で撮影したかを明記していないからです。ちなみにこんな機材を使っています。

EOSKISSM2

レンズの先端にライトが付いているのが特徴。

寄り

こんなに寄ってもピントが合います。1.5cmぐらいまで安定して接写できますね。カードを美しく撮るために買いました。(最近は主に望遠レンズに変えて子供を撮っていますが。笑)

使用機材
カメラ:EOS Kiss M2
レンズ:EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

このレンズを使うとかなり近い距離でライトが当たることになるわけですが、やはり偽物は光の反射が強すぎます。一言で言うとテカっているんです。黒い枠の部分が特に分かりやすいですね。これは写真を撮る環境によって大きく変わってきますが、2つ同じカードなのに光の反射が違う場合は疑問に思った方が良いでしょう。

 

偽造カードを見分ける難しさ

今回はあくまでも「本物」と「偽造カード」が並んでいたので見比べることができ、なおかつ人間の目では不可能なレベルまで拡大して撮影しています。つまり、この偽造カードは表面を肉眼でサラッと見ただけだと判別はほぼ不可能です。「これどっちかが偽物だよ。」と言われてから見たらギリギリ分かるレベルの難易度です。

そう考えると表面だけではなく、裏面のチェックは可能な限りしたいところ。もちろん触ったり、動かして光の感じを見たりできれば精度は上がってきます。ちなみに今回の偽造カードは触らしてもらえれば目隠ししても分かるレベルでヌルっとしてました。(目隠しして、うちの子にシャッフルしてもらって3回試しましたが当てられました。)

やはり、ポイントはなるべく多くのチェックをすること。最後は自分の感覚を信じるしかないのですが、見た目1つしかチェックできない場合と裏面のチェックや感触などなど複数のチェックできた場合では安心感が変わってきます。そして、最も効果的な方法は以前の記事にも書いていますが、「複数人で見る」これが最強です。自分だけで判断せず、なるべく「多くの目」を使いましょう。

 

インクパターンによる真贋判定

最後にインクパターンによる真贋判定ついて言及しておきます。確かにインクパターンは本物かどうかの判別基準の1つです。本物の場合、インクの1つ1つの点(網点「あみてん」と言います)が均一かつ「◎」がつながったような見た目になります。先ほど出した裏面の画像が分かりやすいですね。

↑偽物

その目線で見ると、偽造カードでもくっきりと均一かつ「◎」がつながったような見た目になっていませんか?これが今回最大の落とし穴(私のミスリードのせいでもありますが)です。今回の偽造カードは色が全体的に濃いため本物並み、むしろ本物以上にパターンがきれいに出ています。そして、冷静に考えると物のカードも偽造カードもプリンターで作っているわけですから、偽造カードだって似たようなパターンが出てもおかしくありません。世の中では確実な方法だと言われることも多いですが、過信は禁物です。

また、他にも重さなども本物そっくりに仕上げることができるでしょう。もちろん判断基準の1つにはなりますが、パターンがきれいだからOK、重さが同じだからOKというのは過信しすぎだということが言えると思います。

 

いかがだったでしょうか?コメントぜひお待ちしております。

今後も皆様にとって助けとなるような情報を発信していきますので、Twitterのフォローをお願いするとともに、多くのプレイヤーに拡散するご協力をよろしくお願いいたします

 

まとめ

本日はTwitterで実施した偽造カード問題の解答・解説でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!

MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。

コメント

  1. じっと見れば分かるけど普段からここまでチェックするのは難しい!

    • コメントありがとうございます。
      そうですね。
      私も高額カードは時間をかけてみますが、
      なかなか全部のカードにチェックを入れるのは難しいです。
      だからこそ私もすぐに偽物と気づかず被害にあっているわけですし・・・。
      自分で基準を作ってこの金額以上ならチェックするとかが良いと思います。
      また見に来てください!

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