【MTG 高騰】時エイトグのトーテム像　まさに「完全な防護」？

MTG　高騰

2023.03.16

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2023年3月16日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

ファーストプレビューが公開され、さっそく色んな意味で話題になっている指輪物語：中つ国の伝承。それに関連する高騰カードが早くも登場したのでご紹介します。時のらせんより、3マナのアーティファクト。

時エイトグのトーテム像 Chronatog Totem　です。

マナクリーチャーでありながら、過去のクリーチャーに変身できる起動型能力を持つ「トーテム像」サイクルの1枚。このカードの場合はその名の通り、時エイトグに変身できます。

クリーチャーに変身するためには時エイトグと同じ2マナ必要ですが、効果は同じで、自分の次のターンを飛ばすことで+3/+3修整を得ることができるというものです。この修整を受ける効果は各ターンに1回だけ起動できます。

マナをかけずに+3/+3修整というのは破格の性能ではあるものの、次のターンを飛ばすというデメリットがあまりにも大きすぎるのが難点。しかも、たとえ+3/+3修整を受けたところで4/5というサイズではゲームを決められるわけではないのが何とも言えないですね。

一応、マナアーティファクトとして色マナ(タップで青1マナ）が出せるのは悪くない効果ですので、マナアーティファクトとして使いつつ、機会が訪れたら攻撃に参加できるカード。という認識で使うのがいいでしょう。

価格情報

急にどうしたの？ってなりましたね。まだ最安は動いていませんが、ここまで急激に跳ねるのは珍しいです。

ちなみに、再録は一度もなし。リミテッドでも・・・活躍させるのは厳しい気がしますので、再録は考えづらいかな？

高騰理由

面白いコンボがあるということで話題になっているようです。6月ごろに発売する指輪物語：中つ国の伝承にこんなカードが収録されます。というか看板カードですね。一つの指輪です。

注目すべきは「戦場に出たとき、唱えていたら次の自分のターンまでプロテクション（すべて）を得る」という一行で、つまり時エイトグのトーテム像を時エイトグ化して自分のターンを飛ばしてあげれば自分の次のターンは来ない。つまり、プロテクション（すべて）は永久に残るのではないか？という発想です。

が、この認識はおそらく間違いで、またその次の自分のターンが来ればプロテクション（すべて）は解除される挙動になると思います。あくまでもリリースノートを待ちたいところですが、これだけではコンボになりません。であれば、相手ターンに土地が起きるカードを使ってマナを捻出し、自分のターンを飛ばす効果を起動し続けて無限にプロテクション（すべて）状態を維持しようという発想に飛躍。種子生まれの詩神などを使うとそれが可能になります。

これだけではずっとプロテクション（すべて）に引きこもる形になるので、別に勝ち手段が必要です。が、面白いコンボだということで話題になり、時エイトグのトーテム像と時エイトグの両方が価格を上げることとなりました。元々の安さもあってか、時エイトグのトーテム像の方が今のところ上昇率が高いので、あえてこちらをメインに記事にした次第です。