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2022年3月25日現在
今回の1枚
今日は知る人ぞ知るカードでしょうか？レガシーに居場所が確実に存在するカードです。統率者2019の発売当初から注目はされていました。
突然の置換 Sudden Substitution です。
「力の前にひれ伏……な、何だ？」
かなりテクニカルな1枚です。ちょっと解説大変かも・・・？
まず、刹那についてサラッと解説。刹那とはこの呪文がスタック上にある限り、呪文や能力の起動を禁止するという効果です。事実上、打ち消し不可を持つカードのように運用できます。この効果が勘違いされやすいのはこのカードがスタック上に登場すると何もできなくなるわけではありません。スタック上から消えたら行動は可能になります。例えば「呪文A⇒呪文B⇒刹那持ちの呪文」とスタックに積むと、ここに呪文Cを合わせることができなくなりますが、刹那持ち呪文が解決された後に呪文Cを合わせることは可能です。なので、現時点でスタックに積まれているカードを守る使い方はできません。
そして、肝心な効果はと言うと変な効果を持っていて、クリーチャーと呪文のコントロールを入れ替えるという効果です。呪文に関しては対象の選びなおしが可能になっています。つまり、こちらのクリーチャーを差し出して相手の呪文を奪うorこちらの呪文をプレゼントし相手クリーチャーを奪うというデザインです。ただ、このカードが登場したのは統率者デッキ。ということはプレイヤーAのクリーチャーとプレイヤーBの呪文を入れ替えるといったパニック状態を作るデザインと考えることもできるでしょうか。
えげつないコンボがいくつかあるのでそれは高騰理由で解説します。
価格情報
きゅっと一段上がりました。発売当初の期待感を考えればこれでもやや物足りないでしょうか？当時は一時1,500円ぐらいまで行きましたからね。
再録は一度もなく、流通量の少なかった統率者2019のカードということで、高騰する土台は整っているカードでした。
高騰理由
まずはコンボをいくつかご紹介。分かりやすいコンボは強烈なデメリットを持つ呪文を唱え、それを相手に送り付けるというものです。このあたりが面白いでしょう。
他にも強烈なシナジーを誇るコンボがあって、契約サイクルとのコンボです。
0マナで撃てて、かつ強力な効果を持つ代わりに次のアップキープにマナの支払いを要求されるカードです。これを相手に押し付けると無事相手はマナを支払えずに即勝利となります。なんといっても0マナなのが良いですね。
このコンボにしっかり振り切ったデッキがレガシーにあって、ハイヴマインドなんて呼ばれてるのかな？集団意識という同じ役割を果たすカードの英語名から来ています。
ほとんど青単で組めるので、参入ハードルが高いレガシーでも安く組めるデッキなのが特徴です。突然の置換はこのデッキに4枚投入されているということで、時間の経過とともに上がってきたということだと思います。
今後の予想
1,000円を超えることはないとしてもそれに迫る実力があるカードです。ここからまた一段上がると思います。
レガシーの話ばかり書きましたが、もちろん統率者戦などでも有用ですので、今後の活躍に期待したいところです。
個人的な投資状況
4枚ばっちり押さえています。せっかくなので使ってみようかなと思案中。奇跡的に集団意識などの主要パーツも軒並み4枚あるんですよね。これは作れということか・・・。
一度、使ってみて手に馴染んだら残します。馴染まなかったら売る予定です。安売りをする必要は無いカードですね。
まとめ
本日は突然の置換でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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