【MTG 高騰】ファイレクシアの非生　命尽きても私は死なない

MTG　高騰

2021.08.29

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2021年8月29日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

マジックにはさまざまな効果を持つカードがあるのはご存じかと思いますが、中には「負けない」というとんでもない効果を持ったカードもあります。今日はそんなカードを新たなるファイレクシアよりご紹介。

ファイレクシアの非生 Phyrexian Unlife　です。

センセーショナルなイラストに負けないセンセーショナルな効果を持っています。それにしてもイラストが凄いですよね。今はショーケース確定のカードだと思いますが、ストレージに入っていた頃はドキッとしたものです。気を取り直して効果の解説に行きましょう。

まず、ライフが0点以下になっても負けなくなります。この時点でルールが破壊されていますね。そして、0点以下になってからのダメージは毒カウンターという形式で受けるようになります。

ポイントはいくつかあって、まず実質9点ライフゲインであるということです。毒カウンターは10個たまれば敗北しますので、ライフが29点になったのと同じように使えます。更に言うと、毒カウンターがたまるのはライフが0点以下になってからなので、例えばライフが5の時に20点ダメージを受けてもライフが-15になるだけで毒カウンターはたまりません。一度、20点食らったところでリセットされる29点ライフみたいな運用ができます。

また、毒カウンターに置き換わるのは「ダメージ」だけです。「ライフを失う」ことがあってもそれは毒カウンターに変わらないので、ライフがドンドンマイナスになっていくだけで無敵状態になります。これを利用したコンボが有名ですね。詳しくは高騰理由で解説します。

念のためデメリットというかできないことを明確にしておくと、「ライフの支払い」が無限になるわけではありません。ライフをコストとする効果はライフが0点以下になったら支払えなくなり、起動できなくなります。

価格情報

順調に上がってますね。1年前は200円とかで買えるカードだったので、大出世です。

ちなみに、再録は一度もありません。かなり特殊なカードなので、再録されるとしてもどこでするかが想像できないですね。

高騰理由

使われているのはピンポイント。モダンのアドグレイスです。

自分が敗北しない状態を作ってからライフと引き換えにドローできるカードでデッキのカードを全て引き切り、タッサの神託者などで勝利しよう。というコンボデッキですね。

環境のトップとまではいかなくてもファンの多いデッキで、アップデートが繰り返されています。最近はアドグレイスの名前の由来にもなっているアド＝むかつきを入れないパターンも出てきているらしく、不敬な教示者を採用して確実性を上げようとしているリストもあるのだとか・・・。いいね、モダンホライゾン2。