アンタップ、アップキープ、どーも
MTGアカデミーのジンです。
今日もディスカッションしていきましょう!
2020年7月15日現在
はじめに
本日はデッキ紹介です。個人的にこだわりがある、モダンのデッキを紹介したいと思います。
その名もグルールアサルトロームです。
まず、デッキリストをどうぞ。
デッキリスト
4 稲妻
3 レンと六番
4 田舎の破壊者
1 運命の神、クローティス
4 歴戦の紅蓮術士
4 突撃の地鳴り
4 血編み髪のエルフ
<土地28枚>
4 踏み鳴らされる地
4 樹木茂る山麓
4 血染めのぬかるみ
4 忘れられた洞窟
3 平穏な茂み
1 怒り狂う山峡
1 ドライアドの東屋
1 爆発域
1 幽霊街
3 山
2 森
<サイドボード15枚>
2 夏の帳
1 漁る軟泥
1 燃えがら蔦
4 月の大魔術師
4 略奪
2 運命の神、クローティス
1 高原の狩りの達人/高原の荒廃者
デッキの概要
非常に多角的に攻めるデッキです。様々な勝ちパターンとコンボがあります。
デッキ名になっている「アサルト」「ローム」はそれぞれ
・ローム=壌土からの生命
がデッキ名の由来です。
手札から土地を捨てることで2点ダメージを打ち込む突撃の地鳴りと、毎ターン墓地から土地を3枚回収する壌土からの生命が組み合わされば・・・。ということですね。毎ターン2マナ6ダメージが確定します。
このデッキ自体は昔からあり、強力なコンボなのですが、墓地対策がぶっ刺さるのがしんどいですね。サイドボード後がつらすぎて安定してメタに食い込むことはありませんでした。ただ、グランプリ(マジックフェスト)レベルではトップ8に入ったり、優勝したりしたこともあるそうです。
ちなみに置物を使ったコンボなので、対策カードが来る前にコンボを決めてしまった方が良く、ほとんどの場合でスピードのある構築になります。その為、アグロロームと呼ばれることもありますね。
私のリストでも露骨にスピードを速めるために猿人の指導霊を採用しています。
デッキの動き
序盤、中盤、終盤の動きというよりは勝ちパターンを順に3つ紹介します。
ルート①
純アサルトローム
先ほど紹介した突撃の地鳴りと壌土からの生命の2マナ6点コンボには、いくつかテクニックがあります。モダンホライゾンで色マナ1つでサイクリングできる忘れられた洞窟と平穏な茂みが再録され、モダンで使用可能になったのが革命でした。
②1マナでサイクリングランドをサイクリング
③そのドローを発掘に置換して、壌土からの生命を回収
④2マナで壌土からの生命→土地を3枚回収
=計、土地が手札に5枚
この動きが可能になり、5マナで10点に到達します。今までモダンで使えるサイクリングランドは最低でも2マナだったので、6マナだった動きが5マナになったわけです。ここにレンと六番が合わされば12点叩き込めますね。
ルート②
カントリーサイドローム
勝手にカントリーサイドロームと呼んでいますが、田舎の破壊者をものすごい打点に変えるプランです。田舎の破壊者は、
それが土地なら墓地に置き、この手順を繰り返す。
土地がいずれかの領域から墓地に置かれるたび、田舎の破壊者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
という効果を持っています。
このデッキならあっという間に10/10とかに育つので、壌土からの生命でバックアップしながらサイズアップを目指すわけです。田舎の破壊者は土地以外がめくれるまで落としていくので、土地でないカードがめくれた時点でストップし、そのカードは墓地に落ちません。その後、ドローが来るわけですから、墓地に壌土からの生命があれば、次に引くカードを確認しつつ、発掘するかしないかを決めることができます。
例えば、土地、土地、土地、突撃の地鳴り。とめくれれば、突撃の地鳴りが欲しいので発掘を使わずにドロー。
逆に、土地、土地、土地、猿人の指導霊。とめくれれば、もうすでにマナ伸びてて要らないから発掘しよう。と決められます。
発掘で土地が墓地に落ちても+1/+1カウンターは乗りますし、壌土からの生命でフェッチランドやサイクリングランドを回収すれば、更に育っていきます。田舎の破壊者の為に土地の枚数が28枚という尖った構築になっているわけです。
注意点としては、田舎の破壊者がいると土地をドローすることができなくなるようなものなので、ある程度手札に土地がある状態で着地させる必要がありますね。
ルート③
レンと六番奥義プラン
猿人の指導霊を駆使して1ターン目からレンと六番を展開するパターンが非常に強力。歴戦の紅蓮術士やドライアドの東屋などを駆使してゲームを長引かせると奥義に到達することも珍しくありません。1ターン目に出せた場合は+1の連打で5ターン目に-7の奥義が決まります。
そうなれば、土地が手札にたまるデッキなので、稲妻を回顧連打すれば一瞬で勝利できるというわけです。運命の神、クローティスなども合わさると消耗戦でも有利を取りやすくなりますね。
相手が遅いデッキの場合は特に決まりやすいプランになっています。
サイドボードプラン
サイドボードはアグレッシブサイドボードと呼べるものになっているのではないでしょうか?昨今は多色のコントロールが環境に多いので、土地攻めをしてやろうという趣旨です。普通のグルールムーンに近づける感じですね。
墓地対策やエンチャント破壊を腐らせるためにアサルトロームプランを全抜きすることもあります。
また、4枚用意されている略奪は多色系とアーティファクト系を同時に見られるのが優秀で、ソプターコンのようなデッキに対しても刺さります。
高原の狩りの達人は好きでいれてますが、結構噛み合っていてクリーチャーが登場せずに1ゲーム目が終わった時などは入れるようにしています。起動効果を持っているカードが多いので、呪文を唱えず変身に持っていくことも可能です。
その他の特徴
わからん殺しが結構発生しますが、対処方法が明確な為、2ゲーム目以降にまくられることも多く発生します。2ゲーム目以降が本番だと思って動くのも大事です。勝てるならグルールムーンっぽさを出さないことも必要になってきます。調子に乗ってオーバーキルの血編み髪のエルフを出して、うっかりクローティスがめくれて警戒されるとかは避けたいですね。
あとはアップキープ~戦闘前メインフェイズにやたらと処理や行動が多いデッキなので、忘れてしまいがちです。墓地をリソースとして最大限に活用する為、そこにも気を配りながら立ち回る必要があります。全体的に慣れが必要ですね。
まとめ
本日はグルールアサルトロームのデッキ紹介でした。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、
知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
メールアドレスなしでもコメントできるようになりました。
このブログも立ち上げたばかりなので、
記事の形式やサイトの見易さなどにもご意見なども頂けると嬉しいです。
それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。
MTGアカデミーのジンでした。
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