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2023年6月28日現在
今回の1枚
このカードが値上がったのは一時的かな？と思っていたのですが、どうやら違うようです。一気に上がったわけではないので、高騰と言うと大げさかもしれませんが、このカードが1,000円を超えるのは久しぶりだと思います。ミラディンの傷跡のレアアーティファクト。
伝染病エンジン Contagion Engine です。
戦場に出たとき、プレイヤー1人がコントロールしているクリーチャー全体に-1/-1カウンターをばらまきます。そして、4マナ＋タップで増殖を2回行うという効果です。
増殖というキーワード能力は、パーマネントやプレイヤーに乗っているカウンターを好きなだけ選んで、それを1つずつ増やすという効果になっています。このカードの場合はちょうど前半の効果と噛み合っているのが特徴。大量のマナさえあれば一気に相手の戦線をズタズタにできてしまいます。また、もちろんこちらのカウンターを増やすこともできるので、プレインズウォーカーの忠誠度カウンターや蓄積カウンターを増やしてあげればアドバンテージ差をかなり広げることができるでしょう。
価格情報
グラフ的には非常に緩やかに見えます。が、1,000円を超えたところから落ちてくると思っていたのが、意外にも落ちてこなくなりました。
実はこのカード、何度も高騰を経験していて、過去に1,000円前後まで上がったこともあります。最近は500円前後の優良レア枠でしたが、いつの間にかまた1,000円を超えていた。というのがこのカードの歴史ですね。
高騰理由
まず、トリム平均の押上にはSecret Lairでの再録が若干影響している可能性があります。それを除くと、普通に使われているから。というのが高騰理由です。具体的には統率者戦で、このあたりの統率者だと非常に強く使えますね。
割と新しめのカードもあります。それもそのはずで、ファイレクシア：完全なる統一において、テーマの1つに増殖があったので、相性の良いカードが一気に増えました。そのため、徐々に↑のような統率者の需要が高まると同時に増殖×2である伝染病エンジンに注目が集まってきているということだと思います。
増殖でアドバンテージを取っていくようなデッキはロングゲーム上等だと思いますので、マナの重さもさほど気にならず、毎ターン増殖しまくってサイコロの量が大変なことになるのが常ですね。（まあ、一撃瞬殺のコンボも入っているものですが・・・。）
今後の予想
おそらく、価格の上昇はここまでだと思います。直近では安定してきていますし、過去の歴史を見てもこのあたりでキープすると考えるのが自然です。
再録したら急降下するタイプのカードだと思いますので、今のうちに家のストレージから見つけて売ってみてはいかがでしょうか？
まとめ
本日は伝染病エンジンでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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