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2021年10月6日現在
今回の1枚
550記事目です（たぶん）。またもやスタンダードのカードを紹介しますが、この色は今一番不遇の色だと思います。カルドハイムの黒い一発逆転ソーサリー。
雪上の血痕 Blood on the Snow です。
マナはかかりますが、オマケの付いた全体除去になっています。まあスタンダード基準のカードですね。
まず、6マナ支払ってすべてのクリーチャーorすべてのプレインズウォーカーを破壊します。過去のカードを見ても6マナ支払えば両方破壊出来てもよさそうなもんですが、どちらかなのは残念。ということでオマケが付いていて、氷雪マナで支払ったマナ分のクリーチャーorプレインズウォーカーを墓地から戦場に戻します。全部氷雪マナで支払えれば6マナのカードをリアニメイトできるので、上手く行けばコスパは良いかな？
細かいルールでいうと雪上の血痕で破壊したカードを戻すのもOKです。また、何も破壊せずリアニメイト効果だけを使うように運用してもOK。例えば、お互いにクリーチャーしかいない状態で、プレインズウォーカーを全破壊して何かをリアニメイトとしても問題ありません。さらに細かいことを言うと、この呪文をコピーした場合、破壊する効果は自由に使えますが、氷雪マナが支払われているわけではないので0マナのカードしかリアニメイトできなくなります。
価格情報
そこそこ上がってきました。初動も200円ぐらいだったので、このままいけば過去最高額を更新できるかもしれませんね。
今のスタンダードには優秀な全体除去が多数あるので、そことの住み分けができるかが課題ですが、そのあたりを踏まえて高騰理由をどうぞ。
高騰理由
まず、おそらくスタンダードで一番不遇の色が黒です。Tier1のデッキをザッと上げると緑単、赤緑ビートダウン、白単、赤青コントロールあたりだと思うので、黒が出てきません。
しかも全体除去となると白と赤に優秀なものが存在しています。
そんな中、一応青黒系のコントロールが存在しており、そこに居場所があるのですが、最近の攻めてくるデッキはクリーチャーとプレインズウォーカーを併用して殴ってくるのが辛いところ。6マナのどちらかだけしか破壊できない全体除去が間に合うかという問題があります。
しかも、コントロールで使うならクリーチャーがどうしても絞られがちになってリアニメイト効果も使い辛い・・・。なかなか不遇ですが、一応相性の良いカードがあります。蜘蛛の女王、ロルスです。
あとは流行りの食肉鉤虐殺事件。
このあたりと繰り合わせてじわじわと追い込む戦略に向いているということで、なんだかんだ使われて値上がってきたというのが今回の流れです。
今後の予想
現在は不遇の黒ですが、次のイニストラード：真紅の契りで赤黒のオリヴィア・ヴォルダーレンと白黒のソリン・マルコフというキャラクターがどうやら中心になりそう。どんな性能になってもファンの多いキャラクターなので、使われるのは間違いないと思います。
黒の巻き返しに期待して、500円ぐらいまで行ってもおかしくないんじゃないかな？予想です。かなり強気ですが、次のセットまで見れば可能性あると思っています。
個人的な投資状況
2枚ありました。狙って投資していたわけではないのですが、パックとくじから1枚ずつという感じで、たまたまですね。
今は安いのでとりあえず値上がり予想を信じて買いに回ろうと思っています。
まとめ
本日は雪上の血痕でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
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