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2023年7月4日現在
今回の1枚
少し指輪の話題から離れて、スタンダードとパイオニアの話をします。指輪から離れられるかは・・・後ほど。いま、スタンダードにおいて最強。パイオニアにおいても汎用性という面では最強の全体除去と言えば何を思い浮かべますか？おそらく皆様の答えは神河：輝ける世界のソーサリーで一致すると思います。
告別 Farewell です。
モードが選べる全体除去で、選んだモードのカードを全て追放します。モードは「アーティファクト」「クリーチャー」「エンチャント」「墓地のカード」の4つで、このモードは好きなだけ選べるのが特徴です。
よく、4つのモードの中から2つとか数が決まっているものも多いですが、このカードの場合は自由自在なのが良いところ。クリーチャーデッキならクリーチャー以外の3つを選ぶ、アーティファクトを使う墓地利用デッキならクリーチャーとエンチャントを選ぶというように自分の都合のいい選択をとることができます。6マナという重さは明確な弱点ですが、自由度の高さと「追放」であるという点で人気の全体除去ですね。
価格情報
上下を繰り返しているので評価が難しいところですが、1,000円を超えてきました。が、このカードはイラスト違いのショーケース版やプロモ版が存在し、それらの影響でトリム平均は高く出がちです。
その目線で見ると最安に注目すべきで、初動以来の400円台に乗ってきました。上昇傾向なのは間違いなさそう。
高騰理由
まず、統率者戦は言わずもがな。超優秀な全体除去ですし、あらゆる局面で活躍できます。
それ以外で使われているとすれば、やはりコントロールデッキです。コントロールということで青を入れた白青系コントロールがスタンダードとパイオニアで活躍しています。スタンダードではこのあたりのカードを入れたエスパー型（白青黒）が多いです。
パイオニアは白青でまとめることが多いでしょうか。
告別は6マナと重いこともあって、スタンダードもパイオニアも1～2枚程度の採用になることが多く、リストによってはサイドボード要員として使っているデッキもありました。
そして、モダンでもやれるかもしれない話が出てきています。これはわずかですが、採用しているコントロールデッキが出てきているようです。おそらく一つの指輪対策・・・。
邪推でしょうか？？流石に6ターン目だと間に合っていないので、狙って対策というよりはついでに見られるということだと思いますが・・・。
今後の予想
このままの価格をキープする予想です。トリム平均で1,000円前後、最安は500円ぐらいまでなら行けそう。採用枚数はどうやっても多くならないので、このぐらいが妥当かなと思います。
1つ全く予想が付かないのはイラスト違い版。非常に人気が高いため、おそらくゆっくりと伸び続けることになると思いますが・・・どこまで行くか？？
まとめ
本日は告別でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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