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2023年6月5日現在
今回の1枚
今日は指輪物語：中つ国の伝承のプレビューで話題になったコンボから高騰カードが出たので紹介したいと思います。そこまで騒ぎ立てるような影響力はないと思いますが、話題性は抜群です。ダークスティールのレア装備品。
呪文縛りの杖 Spellbinder です。
ちょっと日本語訳が変？そんなことないでしょうか？この英語名を訳して、日本語名に「の杖」が付いたのはなぜか気になるところではありますが、まあ見た目がちゃんと「杖」なので良しとしましょう。
装備品にしては非常にテクニカルな効果を持っていて、戦場に出たときに手札のインスタントを刻印という形で追放します。そして、装備した後そのクリーチャーが戦闘ダメージを与えたら刻印したインスタントをコピーしてタダで唱えられるという効果です。パワータフネスの修整などはありません。
戦場に出すのに3マナ、装備に4マナかかることを考えると可能な限りマナコストの大きいインスタントを刻印したいところ。もしくは二段攻撃などで複数回の戦闘ダメージを与えられるようなクリーチャーを使うのが良いかもしれませんね。
価格情報
まさにジャンプアップ！意外にも最安が付いてきたことには驚きました。
そういえば、再録が一度もないです。統率者戦などでコンボに使ったりするので、割と良い価格をしていましたが、どこまで行くでしょうか？
高騰理由
まずは有名なコンボをご紹介。というかぶっちぎりで相性が良いカードは追加の戦闘フェイズを獲得できる凶暴な打撃のようなカードです。
戦闘ダメージが通る⇒凶暴な打撃をコピーし唱える⇒追加戦闘の流れで無限に攻撃することができます。
このコンボは統率者戦などでよく見かけ、攻撃することで恩恵を受けられるような統率者がセットで採用することが多い印象です。
そして、今回の高騰理由はこのコンボをモダンに持ってくることが出来るかもしれないという話で、またも指輪物語：中つ国の伝承のFrodo, Determined Heroが絡んできます。
「戦場に出るか、攻撃するときに2マナか3マナの装備品をノーコストで付けられる。」と書いてあるので、ちょうど相手の戦場がガラ空きなら3ターンキルが成立。装備品のサーチは比較的簡単とはいえ、基本はパーツの全てを手札に用意しなくてはいけないので、安定感はないと思います。が、3ターンキルが起きないようにバランス調整されているモダンで分かりやすい3ターンキルが出てきたというだけでニュースになるわけです。
指輪物語：中つ国の伝承は今後もプレビューが進んでいくと高騰カードが結構出てきそうな予感がします。私があえて言及しなくても皆様そう思っていると思いますが・・・。
今後の予想
流石にこのコンボがモダンで暴れるということは無さそう。ただ、デッキを作るなら4枚必要なカードですし、ダークスティールはもう20年近く前のセットということもあって手に入りにくさはあると思います。
ということで、強気に1,000円ぐらいまで行く予想。その後は緩やかに降下してくると見ています。
まとめ
本日は呪文縛りの杖でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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