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2023年4月4日現在
今回の1枚
今日は個人的に大好きなカードをご紹介。ちょうど新しいデッキに入れようと探していたら高騰していたのでナイスタイミングでした。なんというかデッキトップから探しに行くカード、好きなんですよね。イニストラードを覆う影より、緑のエンチャント。
発生の器 Vessel of Nascency です。
1マナで設置して、2マナ＋生け贄で起動するとデッキトップから4枚公開し、「アーティファクト」か「クリーチャー」か「エンチャント・カード」か「土地」か「プレインズウォーカー」どれか1枚を手札に加えることができます。そして、公開した残りのカードは墓地に送るのが特徴です。分割して支払える3マナソーサリーみたいな使用感なので、割と使いやすいサーチカードだと思います。
が、合計3マナ使ったにしては見られる枚数が4枚と絶妙に少なく、「パーマネントカード」という書き方をしてくれなかったせいで新セットで登場する新しいカードタイプ「バトル」を持ってこれないのが非常に残念。であれば、高騰する理由などなさそうなものですが・・・。
価格情報
コモンなので価格水準は低いですが、上昇中です。最安は動かないかな？と思っていたのですが、いい意味で裏切られました。
ちなみに再録を一度だけしていて、25周年マスターズに収録されています。
高騰理由
明確に使われているデッキがあります。パイオニアのパルへリオンシュートです。
パルへリオンⅡを墓地に落として、3ターン目に大牙勢団の総長、脂牙で釣り上げて即座に殴りかかろう！というデッキですね。このデッキは墓地を肥やしつつ、手札に大牙勢団の総長、脂牙を引き込まないといけないデッキなので、そういったカードが採用されます。忌まわしい回収がその筆頭ですね。
これと似たような役割でありながら、1ターン目を空白にしないカードとして発生の器は意外と仕事がある絶妙な立ち位置というわけです。
そして、最近はコンボが決まらなくても優秀な機体クリーチャーを手札から普通にたたきつけて押し切る戦略も取れるようにすることが主流になってきました。
状況に応じてクリーチャーではなくアーティファクトを手札に加えたい場面もあることから、ほぼ必須カードのポジションになっていますね。採用枚数はだいたい3～4枚みたいです。
他にも墓地を肥やしたい統率者デッキなんかでもお呼びがかかるので、コモンとは思えない活躍の幅があるカードになっています。
今後の予想
とはいえ、コモンなので限界はあるでしょう。再録もしていますし、100円ぐらいが1つの目安になるのではないでしょうか？
こういう安いけどしっかり使われているカードはFOILの需要も高いので、そちらを押さえてみても良いかもしれません。
個人的な投資状況
たぶん50枚ぐらいあるんじゃないかな？かなり好きなんですよね。このカード。墓地利用大好き、シルバーバレット大好き、サーチカード大好きな人間なので、本当に手になじみます。
そういえば以前、Twitterで心なき召喚の有効な使い方を募集したところ沢山のアイディアを頂ました。ありがとうございます。
そのアイディアを元に赤黒のコンボデッキを作ったのですが、その後のYouTube配信でいただいたアイディアが良さそうだったので黒緑に方針転換しました。今のところ発生の器は4枚投入することになりそうです。近いうちにデッキ紹介記事を作ろうと思いますので、お楽しみに。
まとめ
本日は発生の器でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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