アンタップ、アップキープ、どーも
MTGアカデミーのジンです。
今日も価格リサーチ&ディスカッションしていきましょう!
2020年6月15日現在
今回の1枚
今日は神河物語より5色土地を取り上げます。変わった土地量産ブロックこと神河ならではの一風変わった感じが良いですね。
禁忌の果樹園 Forbidden Orchard です。
効果を見ていきましょう。まず、アンタップ状態で戦場に出ます。そして、5色の中から好きな色が出ます。アンタップインで5色出るのは破格の性能ですね。当然デメリットがあるわけですが、そのデメリットが少し変わっています。それは対戦相手を一人選び、そのプレーヤーに飛行を持たない1/1スピリットをプレゼントするというものです。
単純に1/1クリーチャーをプレゼントしてしまうのは大きなデメリットで、それを乗り越えるだけのメリットを生み出さなければなりません。また、このカードが使えるモダン以下の環境はフェッチランドがあるので、無理してデメリット付きの5色土地を使わずとも狙った色を出しに行けます。当然、何らかのシナジーカードなしには運用できません。
それは何か?ご存じの方も多いと思いますが、あのコンボで使うからです。詳しくは後ほど。
価格情報
あえて、1年分で出してみました。上下はあるものの、過去最高値が来ている感覚です。少なくともここ5年では一番高値になったと思います。
初出の神河物語は2004年10月です、何度か特殊な再録をしており、
・Zendikar Expeditions(ゲートウォッチの誓い) 2016年1月
・統率者2016 2016年11月
マスターズみたいな再録重視セットに入ったことはない感じです。
高騰理由
今回の理由は目新しいものではありません。下の環境に興味がある方には認知度が高いコンボですがヴィンテージのドルイドの誓いコンボが非常に有名です。
ややこしいことが書いていますが、要するに相手の方がクリーチャー多かったらアップキープにデッキをめくっていき、めくれたクリーチャー出せるよ。というものです。これで、エムラクールなりグリセルブランドなりを叩きつければいいということになります。
ここで禁忌の果樹園の出番というわけです。相手の場にクリーチャーが出てしまうデメリットを逆手に取ります。素晴らしいかみ合わせですね。コンボパーツが少ないので、残りのリソースはドローパーツや打消しに使えるのもこのデッキの強みです。
ヴィンテージに詳しい友人に話を聞いたところ、神河物語で禁忌の果樹園が登場してからずっと形を変えながら環境に居続けているらしく、そう考えると影響力は随一。ヴィンテージという最も広いカードプールを使うフォーマットでこれだけ長い期間活躍しているのはすごいの一言です。そういえば「タイプ1」から名称が「ヴィンテージ」に変わったのはちょうど神河物語の頃なので、ずっと活躍し続けていることになりますね。いつでも強いわけです。禁止が出ようが、ルールが変わろうが、いつでも強い。これこそが、今回の高騰につながっているのかもしれません。
もう一つだけ、高騰とは関係ないと思いますが紹介すると基本セット2021の新ガラクとの相性がいいですね。
-2の効果が相手クリーチャーの数を参照するので、噛み合っています。相手は1/1、こちらは3/3なので、そこまで不利に働くことは無さそうです。このガラクはまあまあ強いと思うので、注目していきたいと思います。
今後の予測
流石に活躍の場が限定されすぎている気がします。おそらく過去最高額に到達したことも考えて、ここまでと予想。
基本的には5色土地なので、使おうと思えばどこでも使えます。統率者戦などにも若干の需要があるとはいえ、これ以上は期待できないかなと・・・
個人的な投資状況
統率者2016で沢山集めた分は少し前の高騰で売ってしまいました。手元には2枚だけ残っています。今売れば利益になるので手放そうかと思いましたが、何となく統率者戦とかで使いそうな、そんな気がしてます。
売ろうかな。迷い中。とても。
なんか適当なタイミングで再録されそうな気もするので、売りに出すことになりそうですが、土地ってのが引っかかりますよね。土地が揃っているだけで作れるデッキのレパートリーが増えるので、持っておきたい気持ちもあります。どうしようかなぁ。
まとめ
本日は禁忌の果樹園でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、
知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
メールアドレスなしでもコメントできるようになりました。
このブログも立ち上げたばかりなので、
記事の形式やサイトの見易さなどにもご意見なども頂けると嬉しいです。
それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。
MTGアカデミーのジンでした。
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