【MTG 高騰】大釜の使い魔　サム、ウサギ食ってたしな・・・

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2023年7月16日現在

今回の1枚

今日のカードは今まで記事になっていなかったことが逆に驚きでした。他のカードの記事内には何度も登場しているのですが、メインで主役になるのは初めてです。エルドレインの王権の黒ニャンコ。

大釜の使い魔 Cauldron Familiar　です。

その猫は毎日戻ってきて同じネズミを殺す。ネズミは再び大釜の中へと沈む。

スタンダードで暴れまくったので覚えている方も多いのではないでしょうか？禁止カードまで行きましたからね。理由が一部残念でしたが・・・。（後述するカードとのコンボするとき、アリーナでの操作が面倒というのが1つの理由でした）

では、肝心な効果面ですが、戦場に出たときに1点ドレインします。1点ライフを失わせるのは各対戦相手からできますが、対戦相手が何人いても1点のみです。そして、食物を生け贄にすると墓地から戦場に戻せる効果も持っており、非常にねちっこく何度も戦場に戻ってはライフ差を付けていくことができます。

この一連の効果と最高の相性を誇るカードが用意されていて、魔女のかまどです。

クリーチャー1体を生け贄にし食物トークンに変える効果なので、大釜の使い魔そのものを食物トークンに変え、それを生け贄にし戦場に戻る。これを繰り返すことで何度もドレインをしながらブロッカーを用意し続けることができます。このギミックがあまりもアグロデッキに対して強すぎることもまた禁止理由の1つでした。

価格情報

流石の優良アンコモン枠でしたが、ここへきてもう一段上がってきています。最安も200円に到達しましたね。

当然のことながら発売してから3年半ぐらいのカードですので再録は無し。と、言いたいところですが意外にも初代Jumpstartで再録しています。・・・いた？

高騰理由

高騰理由はシンプル。やはりこの時期ですから指輪物語：中つ国の伝承に関連する理由です。ものすごく相性の良いカードが登場しました。サムワイズ・ギャムジーです。

トークンでないクリーチャーが出るたびに食物トークンを場に出せるので、大釜の使い魔を生け贄にする手段さえあれば無限ドレインが成立します。モダンで成立させることを考えると生け贄にする手段（＝いわゆるサクり台）はこのあたりが適任でしょう。

他にも食物トークンシナジーのカードは多数あるので、それらを散りばめたフードデッキが非常に楽しいデッキに仕上がっており、使用者が増加中。いくつかキーパーツの値上がりが見られ、そのうちの1つが大釜の使い魔だということです。

今後の予想

トリム平均も最安もあと100円ぐらいなら行きそう。超優良アンコモン枠ですね。

モダンの話ばかりしましたが、パイオニアや統率者デッキでも大活躍しているので、本音を言うともう少し伸びてほしいところ。

まとめ

本日は大釜の使い魔でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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