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2023年9月1日現在
今回の1枚
珍しいパターンの高騰があったので、規模は小さいのですが記事にしたいと思います。マジックって本当にいろんなことが起こりますね。初出はアモンケットのドデカ海蛇。
謎めいた海蛇 Cryptic Serpent です。
そいつは感覚を這い進み、意識を押さえつけ知覚を毒す。
7マナ、6/5とややコストが重いファッティですが、墓地のインスタントとソーサリーの数だけ無色マナのコストが下がります。なので、最安だと(青)(青)の2マナで唱えられるわけです。
基本的にはただの6/5で、回避能力などは何もないのですが、2マナで出てくるとなると話は別。スペルを連打するデッキで上手く活用したいですね。
価格情報
かなり低い水準ですが、上がってきました。最安は動いていないので、ショップのストレージでまだまだ見かけるカードなのではないでしょうか？
ちなみに、このカードは再録が多いです。初代ジャンプスタート、ジャンプスタート2022、統率者マスターズと再録しています。それなのに上がって来た・・・どういうこと？？
高騰理由
高騰理由は大きなものが1つあり、それは再録の仕方です。直近の統率者マスターズで再録した際、まさかのコモン落ちし、パウパーでの需要が急に出ました。似たようなカードであるトレイリアの恐怖と合わせて、青単やイゼットなどの各種デルバーデッキ、ディミーア系のコントロールなどにさっそく採用されています。
うねる曲線を使うデッキも底上げされました。
そして、もう1つ考えておかなくてはいけない要素があり、再録が多いといってもFOILが存在するのは初版のアモンケットと統率者マスターズのみです。初版であるアモンケットのFOILに関してはコレクターブースターが無かった時代のものなので、統率者マスターズよりも入手難度が若干高く、少しだけ高値で取引される傾向にあります。その初版FOILがトリム平均を引っ張っているほど市場在庫が枯渇しているわけではありませんが、一応要素として知っておくと良いですね。
今後の予想
流石に出回りすぎているので限界は近いと思います。100円程度の優良コモンになれば御の字ではないでしょうか？
最安が上がってほしいところですが・・・これも厳しい。相当長い目で見ないと難しいと思います。
まとめ
本日は謎めいた海蛇でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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