【MTG 高騰】狡猾な漂流者、ジェイス　ジェイス、服、どしたの？

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2023年1月28日現在

今回の1枚

今日も最新セット絡みの高騰カードです。使い方次第で悪いことがたくさん起きそうな組み合わせがいくつも見つかりそう。イクサランで登場したプレインズウォーカー。

狡猾な漂流者、ジェイス Jace, Cunning Castaway　です。

まず、能力を整理していきましょう。

+1は自分のクリーチャーが1体でも戦闘ダメージを与えると1枚引いて1枚捨てる効果。この効果が絶妙に弱いです。攻撃を通さないといけない、戦闘前に使っていないと効果を発揮しない、複数体の攻撃が通ってもルーティングできるのは1枚だけ。と、かなり厳しい。戦闘ダメージの縛りがなく、普通にルーティングするだけでも許されたと思います。

次に-2は2/2のイリュージョントークンを出す効果です。このトークンは呪文の対象になると生け贄になってしまうデメリット付きで、これも絶妙に弱い。デメリットなし、もしくは起動が-1でも許されたでしょう。

最後に奥義の-5はかなり派手で、自身のコピーを伝説ではない状態で2体出します。この効果はかなりコンボ向きの良い効果で、忠誠度カウンターを増やす効果と合わせて無限ジェイスみたいなことが可能です。有名なのは倍増の季節でお手軽2枚コンボです。

それにしても変な効果というか、ジェイスらしいけどジェイスらしくない評価に困る1枚だと思います。今思い返せば当時このカードが収録されたイクサラン発売のタイミングでプレインズウォーカーの唯一性ルール（同名のプレインズウォーカーは戦場に1体しか存在できないルール）が廃止され、プレインズウォーカーは通常の伝説のパーマネントと同じ扱いになりました。そのルール変更を説明するためのカードだったのではないかと思っています。

価格情報

ふわっと一段階上がりました。マジックの看板キャラクターでもあるジェイスとは思えないカスレア枠だったのですが、何とかその枠を脱出できたみたいです。

ちなみに再録は一度だけしていて、マンガやアニメを題材としたSan Diego Comic Conというイベント内で限定販売されたセットに収録されたことがあります。今ではイラストレーターとしての契約が解消されてしまったTerese Nielsen様による超美麗なステンドグラス風アートで、本当にきれい。また描いてほしいなぁ。難しいことは分かっているのですが・・・。

高騰理由

高騰理由は最新セット絡みです。ファイレクシア：完全なる統一にて登場する胆液月の篭手です。

タミヨウさんが好きな私は胸が痛いので今回はストーリーを追うのをやめました。さっくりと解説すると狡猾な漂流者、ジェイスと胆液月の篭手に加えてあと1つカウンターを増やせる手段があれば無限ジェイス完成です。青は比較的増殖が得意な色で、今回のセットにも尋問のドミヌス、テクータルなどのカードがあるので、揃えばコンボできます。

他にも組み合わせしだいで色々ありそう。ご存じの方はコメントで教えてください。

ちなみに↑のコンボは全て青単色＋パイオニア範囲ということで、意外と形になるコンボかもしれません。

今後の予想

あと少し伸びそう。最安、トリム平均ともにあと100円ずつぐらいかな？

あくまでもコンボ前提なので、限界は近いと見ています。

個人的な投資状況

何だかんだ4枚持ってました。

特に使う予定もないので売ってしまおうと思います。高めに出して売れたらラッキーぐらいで良いかな・・・。

まとめ

本日は狡猾な漂流者、ジェイスでした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
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MTGアカデミーのジンでした。
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