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2023年1月26日現在
今回の1枚
新セット絡みの高騰カードが増えてきました。かなり古いカードにもスポットライトが当たっていますね。今日はオンスロートのアンコモンクリーチャーを紹介します。
アフェットの錬金術師 Aphetto Alchemist です。
あいつが作ってるのは面倒そのものだ。
2マナ、1/2の変異持ちクリーチャー。変異とは3マナを支払って裏向きの2/2効果なしクリーチャーとして唱えられ、指定の変異コストを支払うと表向きにできますよ。という効果です。このカードの変異コストは青1マナになっています。通常が2マナなので変異を経由すると表向きにするには倍の4マナが必要ですから、使わないことが多いでしょうか?一応、一度裏向きに唱えることで相手にカードを悟らせないプレイングはできますね。
では、肝心な表面の効果はというとタップしてクリーチャーかアーティファクトをアンタップする。これだけです。裏面から表面になった時、召喚酔いしない(出したターンから自分のターンが来るまではもちろんします)ことから意表を付いてアンタップ効果を使うことができます。他のカードとの組み合わせが前提になりますが、タップ起動の効果を持つカードをアンタップすることで様々なコンボを産み出すことができる効果です。ただ、もっと手軽に使える他の類似カードがあるのは事実で、高騰するのは難しいはずでした。
価格情報
元々、意外と200円前後で取引されているカードだったのですが、400円近いところまで上がってきました。最安も上がっていますね。
ちなみに再録は今のところありません。
高騰理由
この高騰も最新セット絡みです。最新セット・ファイレクシア:完全なる統一で登場する大変成家、アンクタスが影響しています。
こんなピッタリくる効果はなかなかないですね。自身がコントロールする青いクリーチャーに「タップ状態になるたび1枚ドローし、1枚捨てる」を与えます。つまり、アフェットの錬金術師の効果でアフェットの錬金術師を対象としアンタップすることで、無限にルーティングが行えるわけです。元々の価格が多少付いていた理由がここにあり、自身を無限にタップアンタップできる性質を悪用したコンボですね。
デッキを全て引き切ることができるコンボなので、あとはいくらでもやりようがあります。例えば、タッサの信託者などで勝利するのが簡単でしょう。
ちなみに、地味ながらこのコンボが強い点がもう1つあって、途中で止められるということです。一度起動してしまうとデッキを全て引き切ってしまうまで止められないわけではないので、好きな枚数引いて好きな枚数捨てることができます。その為、キーカードが墓地に落ちるまでという起動の仕方もできますね。
今後の予想
あくまでもレガシー以下でしか使えないコンボですが、どちらも青で揃っていることから統率者戦での活躍が予想されます。なので、ここから更に伸びてくる予想です。
感覚ですが、トリム平均で600円オーバーぐらいかな?ちょっと強気ですが再録もないですし、このぐらいは行けると思います。
個人的な投資状況
1枚だけ持っていました。これは投資しておくべきでしたね。残念。
この1枚は統率者戦での使用も考えて残しておこうと思います。
まとめ
本日はアフェットの錬金術師でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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