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2022年5月28日現在
今回の1枚
統率者戦のコンボって探すのが楽しいというか、広大なカードプールの中から複数枚のカードが噛み合った時のワクワク感。そして、それをリストに組み込んで、揃った時の快感はなんとも言えないものがあります。それが一撃必殺ならなおのこと。今日は必殺コンボが話題を呼んでいる闇の隆盛の神話レアスピリットをご紹介します。
ドラグスコルの肉裂き Drogskol Reaver です。
苦悶に痛めつけられねじくれたそれは、永遠の牢獄に閉じ込めるための新たな魂を取り憑かれたかのように探し続けている。
意外と大型クリーチャーが多いスピリット。とはいえ2色の7マナは相当重い部類です。
スペック自体は流石に高く、3/5、飛行、二段攻撃、絆魂。一発攻撃が通れば12点のライフ差を付けることができますね。
そして、ライフを得るたびに1枚引く。シンプルながらこの効果がメインです。自身の攻撃には絆魂と二段攻撃が乗っているので、1回の攻撃で2枚引くことができます。（ブロックされた場合は1回目のダメージで相手クリーチャーを倒してしまうと1枚だけ）もちろん、他のカードで回復しても引けるので、能動的に回復できるカードと併用するとドローエンジンとしても運用可能です。
価格情報
ちょっと高騰というには足りないでしょうか？400円超えたら紹介しようと決めていたので、自分的には基準を超えてきたのですが、最安がほぼ動かないとは思いませんでした。
ちなみに再録が一度もありません。リミテッド的には盛り上がると思いますが、神話レアでの再録となるとハズレ枠になってしまいますからね。復活の声のようにレア落ち再録なら喜ばれるかも？
高騰理由
高騰理由はシンプル。高騰しやすいカードの特徴に「無限コンボを産み出せそうな効果」を持っているというのがありますが、このカードの場合「ドローしたとき回復する」というカードが出れば好きなだけドロー。「ドローしたときドレイン」だとデッキの枚数分のダメージを飛ばすこともできます。
そんな都合のいいカードでないよ。と、思っていたら出てしまいました。ニューカペナの街角の苦悶の占い師、クェザです。
モダンでできるようなコンボではないので、統率者戦で狙ってね！というコンボでしょう。揃えばデッキを全て引き切り、デッキの枚数分のドレインができます。
ジェネラルを含んだ2枚コンボがあるならもっと高騰してもよさそうですが、問題はこの2枚だけだと対戦相手3人を仕留められない可能性があることです。統率者戦はデッキ枚数が99枚-初手の枚数から始まるので、このコンボが決まる頃にはデッキの枚数は85枚ほどになっているはず。ということはその分しかダメージが与えれないので、対戦相手3人のライフの合計がそれ以下でないと決まりません。上がり切らない感じはこの不安定さが影響していそうだなと感じています。
今後の予想
ちょっと期待外れ感は否めません。この時点でこの価格に落ち着いているということはこれ以上は期待できないかなと思います。
このままトリム平均で400円前後、最安は200円前後をキープする予想です。
個人的な投資状況
11枚ありました。スピリットは軽量なものに優秀なクリーチャーが多いので、大型スピリットは基本カスレアになってしまいますからね。よくまとめ売りで見かけた気がします。
すでに売り出してますが、ちょっと売れました。少なからず注目度はあるようです。
まとめ
本日はドラグスコルの肉裂きでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！
MTGアカデミーのジンでした。
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