【MTG 高騰】全ては塵　後悔の無い完璧に満たされたやつ

MTG　高騰

2021.06.04

MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。

このブログはカード売買で月5万円稼ぐためのMTGブログをコンセプトに
”稼ぐ”の視点でマジック・ザ・ギャザリングのカードをとことん掘り下げて紹介しています。
この記事を読めば、価格情報や環境、そのカードの強みなどが余すところなく分かって頂けるはずです。
筆者の今後予想も隠さず書いてますので、ぜひカード売買の参考にしてみて下さい。

Twitterアカウント
毎回記事を更新したらツイッターに投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リツイートも是非！
自由に話題として使ってください。

また、BASEにてマジックのまとめ売りなども販売中！
BASEショップ＝MTGアカデミーマスターズを紹介した記事はこちら。
困るぐらい売れすぎてますので、いつも在庫がありませんが、たまに復活します。
ご注目ください。

ほぼ毎日更新していますので、よかったら他の記事、今後の記事もよろしくお願いいたします。

2021年6月3日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日のカードはとにかくかっこいいです。英語名も。日本語名も。効果も派手で声に出しながら撃ちたくなる大型スペルをご紹介。エルドラージ覚醒が初出の大型スペルと言えば・・・。

全ては塵 All Is Dust　です。

「エルドラージが目覚めたからって悪いことばかりじゃないさ。お前さんの人生が後悔の無い完璧に満たされたやつだったんならな。」
――― オンドゥの遺物狩り、ジャヴァド・ナスリン

最高にカッコイイですね！「オールイズダスト！」って言いながら撃ちたくないですか？笑

まず今となっては珍しくないですが、無色のソーサリーは当時かなり稀な存在でした。カードタイプに部族を持っていて、エルドラージが付いているからこそ特例で許された存在というところでしょうか？

そして、効果としてはシンプルな一行で表現されています。「各プレイヤーは、自分がコントロールする１色以上の色のパーマネントをすべて生け贄に捧げる。」良いですね。この有無を言わせない一撃リセットは展開しきった相手に使えば、簡単にゲームを決められるほどの力を持っています。このカードが強いと言われている点をまとめると。

・色がついていれば、パーマネント全てが対象
・破壊ではなく生け贄
・各プレイヤーなので、自分も対象だが、デッキ構築段階で工夫できる
・エルドラージのシナジーを受けられる

クリーチャーだけとかではなく、エンチャントなどもきっちり対処でき、破壊不能なども無意味とする生け贄です。自分は色がついているカードを採用しないことで、一方的な全体除去として使うこともできますね。また、エルドラージの寺院などのエルドラージを軽く唱えられるようにするカードは相性抜群です。

価格情報

ここ最近の高騰が止まりません。もともと評価も高く、1,000円近くするカードでしたが、ここまで行くとは驚きです。

ちなみに、何度も再録されていて、初出のエルドラージ覚醒から5年ほど経ったころにモダンマスターズ2で再録。その後、アルティメットマスターズにも再録されています。それでこの価格というのは地力を感じますね。

高騰理由

基本的な活躍場所はやはりモダンのトロンです。たまにレガシーの12ポストなどでも使われるのだとか。とにかく、こちらのマナが伸びて、無色のカードを多用するデッキ。と、考えると自然とそこに行きつくと思います。

疑問としては、ここ最近の傾向としてトロンはそこまで強くなかったんですがんですが、何があったのでしょうか？値上がり始めたのがモダンホライゾン2のプレビューと被っているわけではありませんし、理由がはっきりしないです。しかもどちらかというと、モダンホライゾン2は明らかな逆風だと思います。お手軽なメタカードが2種登場。

かなり厳しい対策カードですね。特に虚空の鏡はどんなデッキでもサイドボードに取れるので、これからはよく見る1枚になりそうです。

これらを度外視して、高騰理由をあえてつけるならトロンの考え方が変わってきているような気がします。昔は全ては塵を撃つようなデッキではなく、クリーチャーパワーを優先し殴り切るタイプのデッキでした。それが、どちらかというとコントロール寄りというか、全体除去で蓋をしながらプレインズウォーカーとクリーチャーでマウントを取るタイプのデッキに変わりつつあるなと・・・。ここ2～3年はトロンと言えば緑トロンといった風潮でしたが、青トロンを最近見かける気がするのでそう思った次第です。

もし、モダンホライゾン2絡みで、逆に追い風があったらコメントぜひ！