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2020年8月13日現在
今回の1枚
今日はレガシー以下の環境でサイドボードによく見かけるカードです。オンスロートより「連鎖サイクル」の一枚をご紹介します。
蒸気の連鎖 Chain of Vapor です。
画像は統率者2016に再録された時のバージョンで、再録はこの一度だけだと思います。
「連鎖サイクル」は初出のオンスロートにあったサイクルで、効果の影響を受けたプレイヤーがコピーを作り反撃できるというデメリットを持ち合わせたカード群です。オンスロートでは全色から1枚ずつ、計5種が登場しました。それぞれの効果はこんな感じです。
(青):土地でないパーマネントバウンス。影響を受けたプレイヤーは土地を生け贄でコピーできる
(1)(黒):プレイヤー1人が2枚捨てる。影響を受けたプレイヤーはノーコストでコピーできる
(1)(赤):好きな対象に3点ダメージ。影響を受けたプレイヤーは手札を1枚捨ててコピーできる
(3)(緑):クリーチャーでないパーマネント破壊。影響を受けたプレイヤーはノーコストでコピーできる
それぞれ、微妙にコピー方法が違ったり、そもそものマナコストが違ったりしますが、「影響を受けたプレイヤーが」何らかの方法で「コピー」するというのが共通しています。
この効果は「連鎖サイクル」というだけあって、連鎖します。例えば今回の蒸気の連鎖であれば、「土地でないパーマネントバウンス。影響を受けたプレイヤーは土地を生け贄でパーマネントバウンス」ではなく、「土地でないパーマネントバウンス。影響を受けたプレイヤーは土地を生け贄でコピーできる」とあります。そっくりそのまま蒸気の連鎖がコピーされるため、やり返されたらやり返すの構図が誰かが辞めるまで繰り返されます。
サイクルの中でも蒸気の連鎖はマナコストが1マナでインスタントの為、非常に使いやすのが特徴です。また、こちらにパーマネントがないようなデッキで使えば反撃されないため、今でもレガシーを中心に使われ続けています。
ちなみにこの連鎖を2種使ったコンボが有名で、今回紹介している青の蒸気の連鎖、赤のプラズマの連鎖に加え、精神隷属器を使います。
②、蒸気の連鎖でコントロールを得たプレイヤーのパーマネントを戻す
③、コントロールしているプレイヤーとしてコピーする
④、②と③を繰り返し、可能な限りパーマネントをバウンスする
(ついでに土地もなくなる)
⑤、プラズマの連鎖をコントロールを得たプレイヤーに打つ
⑥、コントロールしているプレイヤーとしてコピーしまくり自殺
(ついでに手札もなくなる)
というコンボです。面白いですよね。まあ精神隷属器が決まればもっと楽に勝てる手段は沢山あるんですけど、そこは言わないでおきましょう。
価格情報
ものすごくガタガタしてますが、上がってきてますね。直近、鋭く上がってるのが怪しいですが、平均的に見ても100円ぐらいは上がっています。
実は、数年前には500円ぐらいしたカードなんですよね。何度も上下している気がします。
高騰理由
高騰理由としてはレガシーの需要です。コンボデッキが妨害置物を一時的にどけるために使っていますね。先ほども書きましたが、こちらがパーマネントを使わないようなデッキであれば、1マナ・インスタントのなんでもバウンスですから、サイドボード後の決め手になります。最近は妨害置物も多彩ですから、パーマネント全般を広く見れるこのカードが重宝される時代なのかもしれません。
良く採用されているデッキは・・・
★ストーム
★最後の審判
この辺りのデッキはコンボが決まるまでの過程にパーマネントを使わないので、1マナ・インスタントのなんでもバウンスとしての運用が簡単にできます。コンボデッキは決まれば即勝利なので、一時的なバウンスでもゲームを決めるのに十分ですから、サイドボードカードとしてはうってつけですね。そもそも青というのが偉い。青は出てしまったパーマネントに対処するのが苦手な色なので、1マナの確定除去として運用できるのであれば、唯一無二の存在になります。
ちなみに、万が一こちらもパーマネントを使っているコンボだとしても、相手のパーマネントを戻した後、相手がコピーを作ることになるので、そのコピーにスタックしてゲームを決められるのであれば、気になりません。使われる側としても覚えておきましょう。
今後の予測
一度再録されているとはいえ、まあまあ希少度の高いカードです。過去に何度か高騰した経験も踏まえて、ここから更に上がると予想しています。
感覚としては600円ぐらいかなと・・・。推測ですが、今後もタッサの信託者いる限り青いコンボデッキは出続けるはずなので、蒸気の連鎖にお呼びがかかる機会もあり続けると思います。
というか、コンボデッキはだいたい青いですね。今後も期待できる良いカードだと思います。
個人的な投資状況
6枚ありました。内、1枚は統率者戦で使ってます。
混乱をもたらすようなカードを詰め込みまくった「ステージトラップ」と呼んでいる低予算デッキを使っていて、そこに入れています。終盤に引くと楽しいんですよね。あえて劣勢のプレイヤーがコントロールしている勝敗に関係なさそうなカードをバウンスして、「さあ、好きな奴に復讐しな?」っていう憎しみしか生まない展開も。笑
今後への期待もこめて、しばらく持っておこうかなと思います。なんか予想以上に上がりそうな気がするんですよね。これはただのカンですが・・・。
まとめ
本日は蒸気の連鎖でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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