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【MTG 高騰】アクロスの英雄、キテオン 英雄の悲しき覚醒

アクロスの英雄、キテオン MTG 高騰
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2023年3月31日現在

今回の1枚

今日は最近活躍している白のウィニークリーチャーをご紹介。クリーチャーでもあり、プレインズウォーカーでもあるんですが・・・。マジック・オリジンの神話レアと言えば、このサイクルでしょう。

アクロスの英雄、キテオン Kytheon, Hero of Akros です。

アクロスの英雄、キテオン 歴戦の戦士、ギデオン

表面がクリーチャーで裏面がプレインズウォーカーの両面カードになっています。条件を達成するとひっくり返るわけですが、成長しプレインズウォーカーとして覚醒するシーンを描いた素晴らしいデザインのカードです。

では、表面の条件ですが、1マナ、2/1とウィニークリーチャーとして及第点のスタッツに加え、3マナ支払うとターン終了時まで破壊不能を得ます。この効果が単純かつ優秀で、コストがマナを支払うだけというのが良いですね。似たような効果を持つクリーチャーは沢山いますが、タップが必要だったり、手札を捨てる必要があったりするものが多いので見た目以上に使いやすいです。

そして、アクロスの英雄、キテオン+2体、つまり3体以上で攻撃した場合、戦闘終了後に裏面のプレインズウォーカーに変身します。変身は強制で、戦闘終了時にアクロスの英雄、キテオンが戦場にいる必要がある点には注意。つまり、適当に突撃して返り討ちにあったらダメということです。ここで破壊不能を付与する起動効果が効いてきますね。

では、プレインズウォーカー面の性能ですが、初期忠誠度3で「歴戦の戦士、ギデオン」という名前になります。まず、+2で相手クリーチャー1体に歴戦の戦士、ギデオンへのアタックを強制する効果。起動すれば忠誠度が5になるため、パワー4以下のクリーチャーを選択すれば、ダメージを歴戦の戦士、ギデオンに吸ってもらいつつ、次のターンまで生き延びることが可能です。ただ、変身条件が「3体での攻撃」なので、返しのターンに自分の場ががら空きになっていることも多く、サンドバックになってしまうことも。状況次第の効果ですね。

次に+1でクリーチャー1体をアンタップし、次の自分のターンまで破壊不能を付与します。これが結構強力。なんといってもフルタップで攻撃し、変身条件を達成した後でもブロッカーを立てることができるわけです。しかも、破壊不能状態は次のターンまで継続するので、反撃しやすいのもポイントだと思います。

そして、最後に±0でターン終了時まで歴戦の戦士、ギデオン自身が破壊不能を持つ4/4クリーチャーになり、ダメージを受けなくなるおなじみの効果です。ギデオンと言えばこれ!ってやつですね。他の2つがどちらかと言うと守りの効果なので、ウィニー戦術をバックアップする使い方を想像しがちですが、この効果は冷静に考えると1マナクリーチャーがたどり着く先としては破格の性能になっています。ガンガン殴っていく戦術にもフィットする性能です。

ちなみに、ギデオンは自らの行き過ぎた行動で一緒に戦った仲間を失ったことでプレインズウォーカーの灯が覚醒したというストーリーを持ちます。ある意味それを上手く表現したデザインですね。

 

価格情報

アクロスの英雄、キテオン価格

上下が激しいですが、1,000円を超えるという点では安定して超えてきている印象。

ポイントはトリム平均と最安が揃ったり、迫ったタイミングが何度かあるということです。それはつまり市場の在庫が少なくなったタイミングが何度も来ていることを意味します。一言で言うと、「人気」のカードだということですね。

 

高騰理由

使われているのはやはりパイオニア。白単ウィニー、もしくは白青系の人間(兵士)で活躍中です。

有望な信徒 スレイベンの守護者、サリア

サリアの副官 光輝王の野心家

これは予想通りでしょうか?アクロスの英雄、キテオンは伝説という事情があるので、基本的に採用枚数は1枚であることが多いですが、採用率自体はかなり高いようです。また、最近のカードとしてファイレクシア:完全なる統一の離反ダニ、スクレルヴや兄弟戦争の徴兵士官といった優秀な1マナクリーチャーが登場しました。

離反ダニ、スクレルヴ 徴兵士官

早いターンに変身させやすくなったのも追い風ですね。

この白単ウィニー、もしくは白青系の人間(兵士)が環境的には常にTier2以上にいる状況なので、需要が高い状態が続いたことでの高騰でしょう。

 

今後の予想

とはいえ、いくら人気で神話レアと言ってもピン差しのカードが1,000円を超えてきたらある程度天井が見えてくると言っても良いと思います。今後は1,500円ぐらいを上限に上がったり下がったりを繰り返す予想です。

そういえばこのマジック・オリジンでプレインズウォーカーの覚醒を描いた5種のカード、そろそろ再録しそうですよね・・・。

 

個人的な投資状況

3枚ありました。4枚ある気がしたのですが、勘違いだったかも。よほどのコンセプトデッキでない限り4枚使うことは無いと思いますので、買い足す予定はりません。

今の手持ちはチャンスがあれば売っても良いかなと思っています。念のためパイオニア用と統率者用で1枚ずつ残そうかな・・・?

 

まとめ

本日はアクロスの英雄、キテオンでした。

 

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
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