【MTG 高騰】目覚めた猛火、チャンドラ　チャンフェルノ流行れ！

MTG　高騰

2022.02.13

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2022年2月12日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

今日は個人的な好みでもあるプレインズウォーカーをご紹介。強さは間違いないので、いつか上がってくると言われ続けていたカードだと思います。基本セット2020の神チャンドラこと。

目覚めた猛火、チャンドラ Chandra, Awakened Inferno　です。

まず、チャンドラ、アウェイクエンドインフェルノっていう英語名がかっこよすぎる点に注目。「チャンフェルノ」という呼び方を流行らせようとしましたが、誰にも響きませんでした。笑

では、効果を分解します。まず、打ち消されない。これが大きいですね。6マナの大振りアクションがほぼ確実に通るというのは相手にとって脅威でしかありません。

そして、忠誠度能力がどれも強力で、+2は相手に毎ターン1点ダメージを受ける紋章を送りつけます。相手に紋章を送り付けるという変わった効果ですが、これがとにかく強く、マジックには紋章をどける手段が数えるほどしかないので確実にバーンダメージを積み重ねることができる効果です。また、初期忠誠度が6もあるので+2から入れば忠誠度8となってものすごい硬さになるのも良いですね。

-3はエレメンタル以外のクリーチャーへの全体3点火力。全体3点火力はだいたい3マナ相当なので、2回撃てることを考えたら妥当な効果でしょうか？自分を守れるプレインズウォーカーは強いという格言に従えば非常に優秀な効果だと言えますね。

最後に奥義というか-XでX点の単体火力を与える効果もあります。ダメージを与えられるのはクリーチャーかプレインズウォーカーだけですが、ダメージを与えたそのカードが死亡するなら追放されるオマケつきです。これも自分を守れる効果かつ調整の利く火力なので、使いやすいですね。

まとめると、打ち消されず、消せない毎ターンバーン、全体3点、調整できる単体火力が選べる万能プレインズウォーカー。つまり、めちゃんこ強いってことです。

価格情報

高騰と呼べるような一気に上がってる感じではないかも？ただ、2カ月で1,200円が2,000円に迫る勢いなんですよね。

まだ出たばかりなので、再録は当然ありません。

高騰理由

かなり幅広く使われています。主戦場はパイオニアかと思いきや、どちらかと言うとモダンとレガシーです。プリズン系のロックデッキでフィニッシャーとして使われています。

相手の行動を縛って、動けなくしながら戦うデッキですね。この手のデッキはお互い何もせず、土地だけが伸びていくことになりやすいので、大振りのフィニッシャーまで時間を稼ぐことができます。相手からするとそのフィニッシャーを待ち構えてカウンターを温存しても目覚めた猛火、チャンドラには効かないと。デッキの戦略に噛み合ったフィニッシャーというわけです。

ただ、相手がクリーチャーや打消しを使ってこないようなデッキであれば、+2以外の効果が強く使えないので、多少は相手のデッキを選びます。ということで、サイドボード要員という一面が強いですね。相手がコントロールとかなら差し込んで、意表を突くことができるでしょう。サイドボード要員としてはプリズン系のデッキでなくても有用ですね。

高騰理由としてはかなり使われていることでの在庫減少かなと思います。最安980円がずっと続いていたこともあり、1,000円の殻を破った後は安売りをする理由が特にないカードになったということでしょうか。