【MTG 高騰】迷宮の霊魂　それ自体が授業である

MTG　高騰

2020.12.12

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2020年12月12日現在

最近戦ってるバグの件ですが、まさかの治ってないというね・・・。しばらく不便が続きそうです。逆に昨日正常だったのが説明付かないんですよね。困った。

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予測
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

カードを引くということは、動きの可能性を広げる行為であり、カードゲームの神髄ともいえるものです。マジックでいうところの青に代表されるドローカードは、それが使えるという事実だけで有利だと言えますね。誰もが多くカードを引きたいと思うからこそ、カードを引くことを咎めるカードは輝きを増していきます。今日は神々の軍勢より、白のレアクリーチャー。

迷宮の霊魂 Spirit of the Labyrinth　です。

デカティア・アカデミーの学生は、彼女と共に学ぶために送られることは、それ自体が授業であることを習う。

このカードのシンプルな一行は想像以上に強力で、奥が深い効果です。

各プレイヤーは、各ターンに２枚以上カードを引くことができない。

このたった一行はカードゲームにおいて大きな障害となります。自分も含め、1枚までのドローに制限されるということは、ほとんどの場合で通常ドローのみ。つまり、追加でカードを引くための呪文が全て死に札となります。特にドローを多用する青いデッキやドローを進めてコンボを揃えたいデッキには致命傷を与えることができます。

細かいルールをいくつか解説しておきます。

・自分も含め、全員に縛りが適応される
・各ターンなので、相手のターンに1枚引くインスタントは使用可能
・まだ1枚も引いていない状態で、2枚ドローする呪文を使ったら、1枚は引ける
・「手札に加える」と書かれている効果は引いてないので影響を受けない
・後出しOK。プレイヤーが1枚引いた後、迷宮の霊魂が出た場合、このターンは引けなくなる

シンプルなのに意外とルールの注意点が多いんですよね。

更にややこしいのは発掘の処理です。発掘はドローする代わりにデッキを削り、墓地から発掘持ちのカードを手札に戻すという効果なので、発掘すればドローではなくなります。その為、例えばすでに1枚引いている状態でドローが発生し、発掘に置換するのでドローじゃなくなる。よって、迷宮の霊魂の影響を受けない・・・。これは間違いです。そもそも、発掘に変えるはずのドローが存在しなかった扱いになるためです。しかし、まだドローしていない状態で例えば3枚引くみたいな効果を使った場合、複数枚のドローは1枚ドローを複数回行うという手順なので、1枚目のドローを発掘に置換。そして、2枚目のドローも発掘に置換。3枚目も・・・とすれば「まだ1枚も引いてない」という状況を作り続けられるので、発掘し続けることが可能です。すでに引いているか、まだ引いていないかで処理が違うわけですね。