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2022年4月16日現在
今回の1枚
統率者戦は1つのテーマに対して土地を除くと60~70種程度のカードをチョイスします。似たようなカードを多く詰め込んだり、様々なコンボを多角的に詰め込んだり、いろんなアプローチがありますが、後発のカードに相性の良いものがあれば追加していく楽しみもあるでしょう。今日はフォーゴトン・レルム探訪統率者デッキより面白い装備品を紹介します。
ローブ・オヴ・スターズ Robe of Stars です。
とってもきれいなイラストが目を引きますが、効果も優秀な装備品になっています。
まず、修整値は+0/+3と強いとは言い難いものです。2マナで出して、1マナで装備ということは3マナかけてタフネスが3つ上がるだけなのは厳しいですね。これは正直オマケ程度のもので、本命は2マナ支払うことで装備クリーチャーを次のターンまでフェイズアウトします。
フェイズアウトとは簡単に言うと「戦場にいたまま戦場にいないかのように扱う」というものです。良い機会なので、ルールを箇条書きで整理しておきます。
・カウンターはそのまま
・トークンであっても消滅しない
・戦闘中だった場合、戦闘から除外される
・ついているオーラや装備品は一緒にフェイズアウトする
・フェイズアウトしているパーマネントは対象に取れない
・全体除去や全体強化の影響を受けない
・パーマネント数を数える効果の数に含めない
覚えるのも大変なので、フェイズアウトしたパーマネントとそれにくっついているカードの上に掌を重ねて覆ってみてください。その状態です。
このカードの面白いところはブリンクやバウンスなどで自分クリーチャーを守った時に発生する装備品やオーラが外れてしまう問題を解決できているところにあります。装備品やオーラをペタペタ貼りまくるデッキは一発の除去ですべてを失うことが多いですが、自分の戦力を落とさずにクリーチャーを守れるのはエライですね。
また、デメリットというわけではありませんが、白マナを使う有色の呪文になっている関係で装備品なのに採用できる統率者戦のデッキが絞られるのが難点です。
価格情報
これは・・・凄いね。一気に2,000円コースです。
流通量の少ないフォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ産のカードということもあって、元々300円ぐらいはしていました。強いカードという認識は世の中にあったような気がします。だからと言って今回の高騰は異常値だと思いますが・・・。
高騰理由
特に目立った活躍は無いようです。採用が確認できたのはやはり統率者戦で、このあたりのジェネラルで使われているようです。
同時期収録の希望の焚きつけ屋、ゲイリアの名前が挙がってきましたが、やはり相性が良いのは装備品をペタペタ貼りまくるデッキですね。なので、装備品ではなくオーラ主体ですが皇の声、軽脚なんてのもいいかもしれません。
割と唯一性のある効果ですし、ジェネラルを強化するものの除去が怖いデッキでは選択肢に入ってくるでしょうか。将来性を感じる一枚です。
高騰理由としてはフォーゴトン・レルム探訪統率者デッキの有用カード軒並み高騰問題に引っ張られているのと、一時的な在庫枯渇によるものだと思います。
今後の予想
これは在庫が復活して来れば下がってくるはず。今の価格は異常値だと思います。
イメージですが、500円レアぐらいなカードですよね。強いんですが、事情がない限り使わないレア。そんな感じです。
個人的な投資状況
3枚ありました。これはラッキー。
今のうちに売り抜けるかの勝負だと思いますので、ちょっと安めに出して売ってしまう予定です。
まとめ
本日はローブ・オヴ・スターズでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
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