【MTG 高騰】輝く群れ　激情したいのはこっちの方だ！！

MTG　高騰

2023.03.01

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2023年2月28日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
個人的な投資状況
まとめ

今回の1枚

もう2月も終わり、カードショップの開業に向けての進捗報告をしたいのですが、時間がなかなかない状況です。確かなことは、当初3月にはプレ販売を始めるつもりだったのですが、それがギリギリ間に合うかどうか微妙な感じになってきています。気長にお待ちいただけると嬉しいです。今日は神河謀叛より、個人的にもかなり好きなピッチスペルをご紹介します。

輝く群れ Shining Shoal　です。

誤植があるカードなので、最新のテキストを乗せておきます。

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある、マナ総量がＸである白のカード１枚を追放することを選んでもよい。
クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源１つが、あなたかあなたがコントロールするクリーチャーに与えるＸ点のダメージは、代わりにそれに与えられる。

ピッチコストと呼ばれる手札から特定のカードを追放することでマナを支払わずに唱えられるインスタントで、このカードは通常に唱えたときとピッチコストで唱えたときの性質が変わるのが特徴。それぞれ、別に話していければと思います。

まず、効果としては1つの発生源が自分か自分のクリーチャーに与るのダメージをX点分他の対象に移し替える効果です。例えば、本体に3点火力を撃たれたときにX＝2で唱えると、2点だけ好きな対象に跳ね返すことができます。Xの値次第ではありますが、相手のダメージを消しつつ逆にダメージを与えられるので、逆転の一撃になり得る効果ですね。

では、ピッチコストで撃つときの違いについてですが、Xの値が唱え方によって変わってきます。普通に撃った時は白2マナ＋Xマナなので、マナをつぎ込めばその分だけXの値が上がるわけです。が、ピッチコストで撃つと、手札から白いカードを追放することで0マナとなり、Xの値は追放したカードのマナ総量になります。

ダメージを跳ね返すカードは2マナぐらいから全ダメージを跳ね返せるものがあるので、普通に撃つことは基本的にありません。となると、このカードはほぼピッチコスト前提のカードになってきます。安定的に白いカードが手札にたまる白単とかだと使いやすいカードですね。

価格情報

急激に上がってきました。トリム平均的には3倍くらいかな？最安はもっとですね。

ちなみに再録はのないカードです。各色にあるサイクルの内、青と緑だけが再録しています。赤はまず再録されないと思いますので、近いうちに再録・・・ないかな？

高騰理由

使われているのは分かりやすく白単のデッキです。筆頭はもちろん白単アグロでしょう。フォーマット的にはモダンとレガシーですね。そのサイドボードに居場所があります。

では、仮想敵は何か？についてですが、一番クリティカルヒットするのは激情です。

ソーサリーやインスタントは咎められるものの、クリーチャーの全体火力にめっぽう弱い性質を持つ白系のアグロにとって悪夢でしかない存在だと思います。（我々はあと何回この子に盤面をひっくり返されれば許させるのでしょうか？）

1つの発生源から与えられるダメージをX点分跳ね返す。なので、分割火力も問題なく跳ね返せます。しかも、激情の場合はちょうど倒せるだけの火力を「サリアに1点、石鍛冶に2点、他に1点」みたいな感じできれいに分割して撃つことも多いので、X＝2程度で撃つだけで2体のクリーチャーを生存させることが出来たりするわけです。もちろん、X＝3以上で撃てばそのまま激情を討伐することも可能ですね。

現在、この激情の採用率がモダンを中心に高く、敏捷なこそ泥、ラガバンや鏡割りの寓話などと合わせて赤の定番パッケージになっています。