MTGアカデミーへようこそ。管理人のジンです。
MTG×お金×ブログ
マジックとお金の話を更新し続けているブログです。
カード売買の参考にどうぞ。
X(Twitter)アカウント
毎回記事を更新したらX(Twitter)に投稿していますので、是非ともフォローお願いします。
また、リポスト(リツイート)も是非!
自由に話題として使ってください。
MTG専門カードショップ
カードショップmerCato
MTG専門オンラインショップをオープンしました!
YouTubeチャンネル
ライブ配信を中心に細々と活動中。
配信するときはX(Twitter)で告知してますので、良かったらぜひ。
他の記事や今後の記事もよろしくお願いいたします。
2025年1月28日現在
はじめに
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
いや、遅いよ。ってね。これには事情があるんです。
というのも今日の記事はあけましておめでとうと共に1月上旬に出す予定だったのですが、年始に遊んだことで内容に修整が入ってしまい、書き直すことになりました。この記事自体は昨年から構想していたのですが、いろいろあってこのタイミングになったという訳です。まあ、内容を見ていただければ、ちょっとしたきっかけで変わりそうだなと理解していただける気がします。
では、さっそく本題行ってみよう。久々の更新、長文です。
統率者戦の禁止リストについて
皆様、統率者戦の禁止カードは把握されていますでしょうか?頻繁に遊んでいる方なら半分くらいは言えるという方が多そう(私の周りもだいたいそんな感じ)。
実際の禁止リストは↓↓
天秤/Balance
生命の律動/Biorhythm
ブラック・ロータス/Black Lotus
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
チャネル/Channel
合同勝利/Coalition Victory
波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
Fastbond
閃光/Flash
不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim
けちな贈り物/Gifts Ungiven
グリセルブランド/Griselbrand
船殻破り/Hullbreacher
エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
カラカス/Karakas
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
Library of Alexandria
限りある資源/Limited Resources
呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser
魔力の墓所/Mana Crypt
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdom
一望の鏡/Panoptic Mirror
パラドックス装置/Paradox Engine
原始のタイタン/Primeval Titan
クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
Shahrazad
隔離するタイタン/Sundering Titan
星の揺らぎ/Sway of the Stars
森林の始源体/Sylvan Primordial
Time Vault
Time Walk
修繕/Tinker
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
企業秘密/Trade Secrets
激動/Upheaval
ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain
・カードを放り投げるカード(Chaos Orb、Falling Star)
・人種または文化に対し攻撃的なカード
・アンティに関するカード
・カード・タイプが策略であるカード
結構数がありますね。面白いのは多人数戦ならではのカードが入っていることで、タイマン戦では大したことないのに多人数戦だと猛威をふるうカードが多く禁止になっています。
でもさ、せっかくの多人数戦なんだし、猛威ふるいたくない?そんなことない?
はい、今日の企画はある意味、爆弾投下。禁止リストこう変えて遊んでるんだけど、どう思う?という1つのアイディアを出したいと思います。
ちなみにこの禁止リストは実際に仲間内で採用しており、お互いに話し合った中で更新しながら、全員が納得した上で使っているものです。あくまでも仲間内の反応ですが、本家の禁止リストよりこっちの方が・・・という声は上がっています。
では、そのリストを見て頂きたい。
引き続き禁止
Ancestral Recall
天秤/Balance
生命の律動/Biorhythm
ブラック・ロータス/Black Lotus
チャネル/Channel
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
Fastbond
閃光/Flash
けちな贈り物/Gifts Ungiven
グリセルブランド/Griselbrand
船殻破り/Hullbreacher
エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
カラカス/Karakas
Library of Alexandria
限りある資源/Limited Resources
呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdom
パラドックス装置/Paradox Engine
原始のタイタン/Primeval Titan
繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
Shahrazad
星の揺らぎ/Sway of the Stars
Time Vault
Time Walk
修繕/Tinker
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
企業秘密/Trade Secrets
激動/Upheaval
ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain
・人種または文化に対し攻撃的なカード 8種
・アンティに関するカード
・策略カード
新たに禁止
Demonic Consultation
ドラニスの判事/Drannith Magistrate
金粉のドレイク/Gilded Drake
タッサの神託者/Thassa’s Oracle
死の国からの脱出/Underworld Breach
禁止解除
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
合同勝利/Coalition Victory
波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
閃光/Flash
不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
魔力の墓所/Mana Crypt
一望の鏡/Panoptic Mirror
クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
隔離するタイタン/Sundering Titan
森林の始源体/Sylvan Primordial
Chaos Orb
Falling Star
1枚ずつ理由を見ていこう
それでは、新たに禁止になったカード、禁止解除のカードを1枚ずつ何故そういう考えになっているのか?お話していこうと思います。
新たに禁止
Demonic Consultation
簡単にデッキを全部削ることができるカードとして有名。問題なのはその1マナという軽さ。後述するタッサの信託者とともにお手軽セルフライブラリアウトコンボが組めます。こういったコンボも立派な勝ち筋だと理解はしているものの、対戦相手3人を無視して揃うor揃わないの勝負になることも多く、問題と判断。デッキ内に絶対入ってない超マイナーカードを宣言する大喜利カードとして盛り上げてくれる側面もあるが、やっていることが凶悪すぎる。
ドラニスの判事/Drannith Magistrate
統率者戦において、統率者を唱えられない。このストレスは何よりも強く、ゲームの楽しさが一気に失われるのを問題視。また、事故っているプレイヤーが「いま事故ってるからドラニスの判事は除去せず放置して他のプレイヤーも一緒に事故っててもらおう」みたいな思考が働いてしまうのもよくない気がします。
金粉のドレイク/Gilded Drake
統率者を無効化するカードの最上位。統率者は破壊したり追放しても統率者領域に戻り何度でも唱えられますが、場にいながら無効化されるとどうしようもありません。自分の場にいる状態で能力を消されるぐらいであればブロックに差し出すなどして統率者領域に戻すことが可能ですが、相手の場に行ってしまうと成すすべないことが多く、ゲームのシステムを悪用でき過ぎている状態だと思います。あと、カードが無くなるリスクも一応考えて禁止。金粉のドレイクは高額だからね。
タッサの神託者/Thassa’s Oracle
セルフライブラリアウト系コンボのフィニッシャー。やはり、対話が少なくなりがちなのがよくない。この手のコンボは失敗するとデッキ切れで負けるというリスクを伴いますが、2マナと軽いことで事情が変わってきます。早いターンにサクッと決めに行ってもよし、安全面を固めつつ隙間でコンボを決めに行ってもよし。ちょっと良くないよね。あと、直前に大したアクションでもないのに打ち消しを使ってしまったプレイヤーがいたりすると、ちょっと責められる雰囲気になるのもヤダ。
死の国からの脱出/Underworld Breach
ぐるぐるコンボのド定番。墓地を肥やすカードをループさせることでデッキを全部削って好きなカードを使い放題!なんてことができるカード。なんですが、統率者戦は100枚デッキ。ぐるぐるさせてデッキを削っていくのも時間がかかるということでかなりの待ち時間が発生することも。コンボを崩すのにデッキを削り切らせてから死の国からの脱出を破壊するという対策があるだけに待たなければいけないという事情もバッド。
どれも軽くて、対話の少ないコンボor統率者戦のシステム上よくないカード5種。割と禁止になっても驚かないカードが並んだかなと思います。
禁止解除
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
たしかに生き残ると鬱陶しいことこの上ない。ただ、各プレイヤーが平等にダメージを受けるカードではある。問題は統率者にして常に戦場にいる状態、そしてもっと進んで自分のターンには場にいないようにするコンボを組みだすとかなりのヘイトが向けられるのだが、その状態を維持する労力と獲得できるアドバンテージに大きな差があるわけではないと判断。
合同勝利/Coalition Victory
5色統率者+土地にすべての基本土地タイプを与えるカードを組み合わせて使うことで一気に条件達成が簡単になるロマン砲。とはいえ、5色統率者を場に用意し、土地にすべての基本土地タイプを与えるカードも場に用意し、8マナの呪文を唱えるor呪文を踏み倒す手段を用意する必要があるのはなかなか厳しい。しかも、解決時に条件が崩されていないことが前提(スタックで統率者を除去されたりすると不発になる)。このぐらいのロマン砲は許してあげても良いのでは?
波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
確かに強すぎる。統率者戦というアーティファクトをたくさん使う多人数戦ならではの問題を抱えていて、2ターン目に5マナ10マナ加速することも夢ではない。だからこそ禁止になったのだが、強烈なヘイトが向くことも事実。正直、今回の禁止解除提案の中で一番解除から遠いというか、禁止のままにするべきではという声が上がったこともある。が、気持ちいいんよね。このカード笑
不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim
5色統率者としてトップクラスの汎用性とフィニッシュ性能を持つクリーチャー。有色無限マナが発生した時には一瞬でゲームが決まることと、自身のマナ加速による安定感で脅威なのですが、カジュアルに使うと3枚めくって何が出るかな?が、楽しいカードでもあるので解除したい。
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
さあ、きました。怒らないで聞いてくださいね。統率者戦専用のBlack lotusとして、登場時から大きな話題を産み続けていたカードです。先日、電撃的に禁止となったわけですが、このカードを解除したい理由は大きく3つ。
②強烈なヘイトが向く
③高額なカードだったのに居場所を奪われた形なので、ローカルルールでは活躍させてあげよう
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
場にいるとめちゃくちゃ面倒くさいカードではあります。が、見方を変えるとフェアプレーを促すカードと言えなくもない。ちょっと言い過ぎか・・・。ただ、皆でカードを捨ててドローする系のカードとの組み合わせがあまりにも強すぎるので、禁止の方が良いのではないかという話は常に出ています。ただ、他にも相手のドローを封じられる3マナ帯のカードは普通に使えるわけなので、様子見している現状。
魔力の墓所/Mana Crypt
これも先日禁止になったカードですね。環境トップクラスのマナ加速性能もさることながら、デメリット面が統率者戦の初期ライフ40点だとほぼ気にならないことも大きいカードです。ただ、今回の禁止はいまさら感があるのも事実。統率者戦が遊ばれ始めてから10年以上許されてきたカードなので、「あるのが当たり前」と許容できる範囲と判断。
一望の鏡/Panoptic Mirror
手札のスペルを刻印して、毎ターンのアップキープにそのコピーを無料で唱えられるカードです。毎ターン全体除去を撃ったり、ロックカードを使いまわしたり、様々な使い方ができるカードですが、最も強力なのは追加ターンを刻印することでしょう。ただし、5マナで設置し、3~5マナで手札に来ている追加ターン呪文を刻印するという手順を踏む必要はあるわけで、なんとか対処は可能だと考えています。
クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
統率者戦ならではの禁止カードです。各プレイヤーのターンが始まるとクリーチャーと土地が起きるので、ずっとマナがほぼ自由に使える状態になります。このカードを主軸としたデッキ=ドローできるクリーチャーを連打しつつ、打ち消しを内蔵したクリーチャーを構える戦術は超強力なのですが、その戦術を崩されるとひたすら引いているだけの人になることも。意外と青緑デッキの特権枠として採用はするが、依存したデッキにはならない感じでみんな使っています。
隔離するタイタン/Sundering Titan
8マナで出たときに土地を割りまくるゴーレム。スタッツもまあ優秀で、退場時にも効果があるのですが、逆に言うと8マナで土地を割るという行為がそこまで強くない時代だと思います。問題は2つあって、このカードをループさせるコンボと1人のプレイヤーが偏って沢山割られる可能性があるということです。1つ目のコンボについては非常に厄介ではあるものの、それでゲームに勝てるわけではないことと、最近は基本土地タイプを持たない優秀な土地が多く壊滅することはあまりないので許容(ヨーグモスの墳墓、アーボーグと組み合わせたりするとヤバいけどね)。2つ目の1人のプレイヤーが偏って沢山割られる可能性については5色デッキなどの色が多いデッキは狙われる宿命にあるということで許容。気持ちのいいカードではありませんが、解除しても良いのかなと。
森林の始源体/Sylvan Primordial
明らかに多人数戦を意識して作られたサイクルなのに緑だけ禁止なのは可哀そう。たしかに飛びぬけて強いのですが、除去の少ない緑なんだしこれぐらい許してあげてもという気持ちです。まあ、最近のカードとの組み合わせとしては諜報ランドとのシナジーがえぐかったりするんですが・・・(置物3枚破壊+3マナ加速+諜報1を3回とかになる)。
Chaos Orb
せっかくの多人数戦なんだからワイワイやりたいじゃない?実際、めちゃくちゃ盛り上がります。しかも、冷静に判断すると多人数戦ということで場も広いため、被害は適正なものになることが多いです。ちなみに統率者領域としている場所に落下して被害ゼロだった時は投げ直しのハウスルールを追加して楽しんでします。あ、投げるカードは代用した方が良いですね。高額なので。
Falling Star
これも投げる系のカード。効果も控えめで更に被害が少なくなりがちということで誰も使っていませんが、Chaos Orbを解禁したらこっちもね。ということです。
先日、電撃的に禁止になった4枚の内、有翼の叡智、ナドゥ以外の3枚は復帰させているという攻めた内容ですし、ずっと禁止になっているパワーカードも思い切って解禁しています。正直、この禁止リストを使っている私の身内では成立していますし、ほどよく暴れられて楽しいというのが本音。
こんな禁止リストでも楽しいよ?という提案で記事にしていますが、あくまでもこれは身内で楽しんでいるだけのローカルルール。ぜひ、皆様もたまには独自の禁止リストで遊んでみては?というのが趣旨です。この禁止リストの方が良い!と、言いたいわけではありませんので、そこのところはお願いします。
このリストについても、もしくは私と同じように独自の禁止リストを用いて遊ばれている方は是非ともコメントお願いしたいです。参考にします。
年始に遊んで変わったポイント
最後にオマケですが、年始に遊んで変更が入った個所、具体的には「やっぱりダメだった。禁止にしよう」となったカードが2枚あるのでご紹介。この2枚をどうするかどうかで1月20日ぐらいまで議論がされていました笑
生命の律動/Biorhythm
クリーチャーの数がライフになるぶっ飛び呪文ですが、8マナという重さはネックだし、自分に被害が出るリスクもあるし、除去が苦手な緑だし、問題ないでしょう。という判断だったのですが、やはりその突然死感が良くない。ぶっ飛びコンボが決まってゲームが決まるならまだ納得ができる部分があるのですが、このカードの場合は撃った時点でクリーチャーをたまたまコントロールしていないプレイヤーがいたら一撃退場することになります。「うわーこのコンボが決まったら終わりだ。誰か対策ないの?どうする?」みたいな状態を経由せず、急に「あ、俺、終わりか」ってなるんですよね。そのあとの総攻撃をどうやって耐えるかとか考えることもなく突然。なので、やっぱりダメでした。
閃光/Flash
手札のクリーチャーを2マナで、しかもインスタントタイミングで出せるとなると強いのは当然ですが、マナの支払いをしないと出したクリーチャーは生け贄になりますよ。というカードです。これを悪用して死亡時に強力な能力を発揮するクリーチャーとコンボを形成します。クリーチャー自体を手札に引き込む必要があるので、使用感を試してみたのですが、一撃必殺のコンボが山ほどある。変幻の大男とか、アカデミーの学長とかね。また、クリーチャーを引き込む必要が・・・と言いながら、1ターン目サーチ、2ターン目閃光でゲーム終了。これって↑で新たに禁止にしたカードと変わらないよね。ってことで、再投獄されることに。
ではでは、皆様のコメント、お待ちしております。
まとめ
本日は禁止リストこう変えて遊んでるんだけど、どう思う?でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。
コメント