アンタップ、アップキープ、どーも
MTGアカデミーのジンです。
今日も価格リサーチ&ディスカッションしていきましょう!
2020年6月22日現在
今回の1枚
今日のカードは強いのに知名度がかなり低いかつ、採用実績が少ないカードです。カード名と効果とイラストが一致したあなたはマジック博士を名乗ってもいいと思います。統率者2013より緑のエンチャント。
野生の活力 Primal Vigor です。
漂うフレンズ感。にぎやかなイラストが好きです。
効果は・・・そうです。ほぼ倍増の季節です。
倍増の季節は誰もが知る強カードで、ざっくり言うとトークンは倍出て、カウンターが倍乗る。という効果ですが、野生の活力は効果が少し違うので、並べてみます。
1個以上のトークンが生成される場合、代わりにその2倍の数のトークンを生成する。
クリーチャーの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれる場合、代わりにその2倍の数の+1/+1カウンターをそのクリーチャーの上に置く。
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。
違いがあるところにマーカーを引いてみました。事実上、下位互換であることが分かります。倍増の季節は自分だけ得する効果なのに対して、野生の活力は相手も効果を受け、更に増えるカウンターは+1/+1カウンターのみです。
細かい話をすると、増やしたくないカウンターを増やさずにパワータフネスだけを上げられるので、有利に働く場面もありますが、「増やしたくないカウンター」と「+1/+1カウンター」が同時にクリーチャーに乗っているのはかなり稀な状況でしょう。基本的には完全な下位互換という認識でいいと思います。
価格情報
意外と値段するところから、この度さらに上昇。実は高額カードなんですよね。
収録が統率者デッキで、再録もないので、流通枚数は少ないですが、倍増の季節という上位互換が存在するにも関わらずこの価格ですから頑張っていますね。
高騰理由
使い方は単純で倍増の季節のバックアッパーです。特に統率者戦では1枚しか入れられない倍増の季節を2枚に出来ることを意味するので、引ける確率も倍になります。野生の意志、マラスなどで使いたいところです。
+1/+1カウンターが10個以上乗るようなことになれば、圧倒的な支配力を誇ります。カウンターを増やす効果や無限コンボなどと合わせた一撃必殺でゲームが決まる場面を見かけることもありますね。「倍増の季節あるんだからマラスに除去打つなよーーーー!」というセリフを聞いたことがあったような。
それを踏まえて高騰理由としては、倍増の季節が手に入りやすくなり、デッキを組む人が増えたのが起因しているように思います。というのも、ダブルマスターズでの倍増の季節の再録が決まったからです。ただ、これだけでは微妙な予想だと思います。
もう一つの軸は逆に野生の活力が再録されることはなくなったのではないか?という考え方です。ダブルマスターズにピッタリなカードではあるものの、私も再録されないと踏んでいます。理由は流石に倍増の季節とキャラが被りすぎているためですが、需要の少なさも起因するのではないかと予想。再録がない読みで売りが加速し、値上がった可能性があります。
今後の予測
万が一、再録されれば相当下がると思います。ただ、私は再録しない読みです。
とはいえ、今の価格は限界値な気がしています。統率者戦で、倍増の季節を使うデッキという条件なので、需要はさほど高くありません。上記の野生の意志、マラスの他には、法務官の声、アトラクサとかが筆頭ですが、採用されていないリストもあるようです。
冷静に売りに行くのが良さそうですね。
個人的な投資状況
2枚ありました。売りに出します。
仕入金額は1枚100円なので、かなり利益が出て美味しいですが、売れるかどうかが心配。感覚値ですが、この手のカードって売れないんですよね。そして、ずるずる価格を下げ調整し、気づいたら市場も下がっており、更に下げ、あれ?利益ないやん?ってなることが多いような気がします。
売れてくれるといいんですが・・・。
まとめ
本日は野生の活力でした。
野生の活力より倍増の季節の話題の方が多かった気がします。そこはご愛敬。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、
知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
メールアドレスなしでもコメントできるようになりました。
このブログも立ち上げたばかりなので、
記事の形式やサイトの見易さなどにもご意見なども頂けると嬉しいです。
それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。
MTGアカデミーのジンでした。
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