アンタップ、アップキープ、どーも
MTGアカデミーのジンです。
今日も価格リサーチ&ディスカッションしていきましょう!
2020年7月11日現在
今回の1枚
先に行っておきますが、私はないと思ってます。新たなるファイレクシアより、お騒がせアーティファクトをご紹介します。5年前ぐらいに下環境を触っていた方は強い印象を持っているのではないでしょうか?
出産の殻 Birthing Pod です。
現在、モダンでは禁止に指定されているカードですね。
効果がややこしいので、分解して解説します。
(緑のファイレクシアマナは緑1マナかライフ2点で支払える)
・更にコストとしてクリーチャーを1体生け贄に捧げる
・デッキから生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナコスト+1マナのクリーチャーを場に出す。
・ソーサリータイミングでのみ使える
ざっくりいうと、1マナ+2点のライフで、クリーチャーを1マナ高いクリーチャーに変換できるわけです。シルバーバレット戦術として、様々なクリーチャーを1枚差ししておき、状況に応じて持ってくることができます。思った通りこの動きが支配的で、新しいクリーチャーが出るたび注目され結果を残し続けました。「○○ポッド」なんて呼ばれるデッキタイプですね。禁止の理由を公式のページより引用すると、
だそうです。
つまり、「ごめん、環境にあふれすぎた」系の禁止カードということになりますね。なんか包囲サイがとどめ刺したみたいでちょっとかわいそう。笑
ちなみに、包囲サイはアブザンのメインアタッカーとして、出産の殻が禁止になった後も活躍していくことになります。今ではあまり見ないですけどね。
価格情報
昨日あたりから急に上がってきました。最安もわずかながら上がってきています。
もともとモダンでは禁止ですが、その強さ故、レガシーや統率者戦で需要のあるカードですが、果たして活躍した実績はあるのでしょうか?調べてみました。
高騰理由
直近で活躍した実績は見つかりませんでしたが、この急高騰は気になるので考えてみたところ、禁止制限の予告がされたのが関係あるのではないかと予想。7/13にモダンでの改定が予告されています。つまり、解禁が想定されていると・・・。
冒頭で「先に行っておきますが、私はないと思ってます。」と書きましたが、ないでしょ!?笑
流石にないと思います。かなり止めづらく、決定的な動きもいくつかあるので、それを助長するようなことはしないと信じたい。有名なところでいうと頑強を持つクリーチャーがぐるぐるしたり、アーティファクトをアンタップできるクリーチャーを連れてきて起動しまくったり・・・。あとルール上、止められないんですよね。止めづらいんですよ殻は・・・。
どういうことかというと、まず種となるクリーチャーの着地や出産の殻自身が着地した直後の優先権はこちらにあるので、1マナとライフさえあれば即起動ができます。1回の起動は約束されてしまっているわけです。そして、出てきたクリーチャーが着地した直後の優先権もこちらにあるので、出産の殻が2枚とかあるとそこにもアクションが挟めずにまた起動できるといったことが起こります。1枚目の出産の殻起動時にスタックで2枚目を割ればいいんですが、そこで対策を使い切ってしまうとアーティファクトをアンタップできるカードを持ってこられて、結果変わらないということになります。
クリーチャーを全て除去しながら、出産の殻に種を与えない動きをするのは限界があるので、とにかく止めづらい。解禁はないと思うんですけどね。どうなんでしょう?
今後の予測
これの予想は難しいですね。高騰理由が完全に想像なので、さらに難しい。
もちろん、解禁されるようなことがあれば、ものすごい価格になると思いますが、個人的にはない予想ですぐに落ち着くという想定です。
もし、解禁された場合の予想をすると、5,000円くらいまで行ってから2,000円台に落ち着くのではないかと思ってます。基準は石鍛冶の神秘家です。
人気が若干劣ることを考えて、石鍛冶の神秘家の半分で予想してみました。完全にカンです。
個人的な投資状況
2枚だけありました。今回は静観ですね。
万が一、解禁したら・・・。その時は大儲けということでうれしいかもですが、他のいろんなデッキが淘汰されてしまい、モダン自体が盛り下がりそう。
それだけは避けてほしいなぁ。
まとめ
本日は出産の殻でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、
知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
メールアドレスなしでもコメントできるようになりました。
このブログも立ち上げたばかりなので、
記事の形式やサイトの見易さなどにもご意見なども頂けると嬉しいです。
それでは、今日もマジックで稼いでいきましょう。
MTGアカデミーのジンでした。
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