【MTG 高騰】Glacial Crevasses　なんか可愛い

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2023年4月3日現在

今回の1枚

今朝、友人から連絡がありまして、そこで知った高騰カードです。速報的な取り上げ方になり、価格的にも上がりはじめだと思いますが、こういうカードって火が付くと止められないときがあるので期待したいところ。アイスエイジのレアエンチャントをご紹介します。

Glacial Crevasses　です。

リム＝ドゥールを追う私たちの目の前の峰が、突然崩落したのです。あれが単なる偶然であるとは到底信じられません。
――― 白き盾の騎士団の団長、ルシルド・フィクスドッター

昔のテキストだと今では使わない書き方になっているので、現在のテキストを日本語でどうぞ。

非常に効果としてはシンプル。氷雪を持つ「山」を生け贄にすると、ターン中の戦闘ダメージを全て軽減します。氷雪であり、山であれば条件を満たすので冠雪の山でも冠雪を持つ2色土地でもOKです。（これあってるよね？？）

「土地を失う」というコストに見合うかどうか？と言われたら随分と後ろ向きな効果ではあります。が、防御性能はピカイチで、コストの重さをクリアできれば強固なロック状態を作ることが可能です。本当に赤なのか？と疑いたくなりますね。

ちなみに、イラストとフレーバーテキストから分かる通り、雪山に住む生物が山を崩して身を護る様子を表したものです。なんか左下の生物がかわいく見えるのは私だけでしょうか？

価格情報

ぴょこんと上昇。最安も上がってきてます。が、実際は結構在庫が枯れたみたいで、反映されればグラフはもっと高い水準まで行きそうです。

ちなみに、再録禁止カードに指定されていて、約28年前のレアということでかなり手に入りづらくなっていますね。

高騰理由

非常に使いやすいデッキがレガシーにあります。それは赤単プリズンです。

プリズン＝牢獄の名の通り、相手の動きを制限して勝つタイプのデッキになっています。

このデッキの基本土地を冠雪の山にすることで、Glacial Crevassesを使えるようにし、攻撃を制限する手段の1つとして活用する戦術です。そして、これは友人から教えてもらったのですが、「攻撃をさせない」ではなく「戦闘ダメージを軽減」なのがポイントなのだとか。つまり、対戦相手からの目線で言うと土地を消費させる目的で効果を起動してもらいたいわけですが、戦闘ダメージを軽減する効果であるがために最低でも1体は攻撃をしなくてはならないということになります。実質、クリーチャーをタップさせられる効果でもあるわけですね。

とはいえ、冠雪の山を供給し続けるのがなかなか難しい。赤単と言っても強力な土地が多数存在するレガシーですから、基本土地はそんなに入れられません。そこを簡単に解決するのがこの2枚のパッケージ。

大いなる創造者、カーンは元々4枚採用がほぼ必須のカードだったので、サイドボードに1枚だけ世界のるつぼを仕込めばエンジンが完成するわけですね。

そして、このギミックを採用した赤単プリズンを使用するyoutuberの方がいらっしゃるのだとか・・・？（このへんよくわかってません。）それもあって注目度が増したことで高騰したのが理由みたいです。

今後の予想

この勢いだと再録禁止カードということも相まってかなり伸びる気がします。楽に1,000円を突破してくるのではないでしょうか？

問題は赤単プリズンにおいてこの氷雪型が鉄板の構築になるかどうか？ですが、個人的にはしばらくこの型が流行りそうな気がしています。が、他に相性の良いカードが登場したら抜ける枠だと思いますので、いろいろ試していく中で評価が変わってきそうです。

個人的な投資状況

奇跡的に2枚持っていました。これはラッキー。

個人的にはあまりロックデッキを使うタイプではないのですが、なんとなくこの2枚は残しておこうかなと思っています。

まとめ

本日はGlacial Crevassesでした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

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