【MTG 高騰】聖カトリーヌの凱旋　何度でも奇跡の出撃と帰還を！

MTG　高騰

2023.12.14

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2023年12月12日現在

今回の1枚
価格情報
高騰理由
今後の予想
まとめ

今回の1枚

今日の高騰カードはかっこいいやつです。しかも強い。しかもレガシーで流行っている。なんてすばらしいカードなんだ。統率者デッキウォーハンマー40,000のクリーチャーなんですが、オラクルの変更などもあったので整理しながら書いていこうと思います。

聖カトリーヌの凱旋 Triumph of Saint Katherine　です。

まず、現在の修正されたテキストからどうぞ。

絆魂
聖骸保護執行会 ― 聖カトリーヌの凱旋が戦場からあなたの墓地に置かれたとき、これとあなたのライブラリーの一番上にあるカード６枚を裏向きの束１つにして追放する。そうしたなら、その束を切り直し、あなたのライブラリーの一番上に置く。
奇跡(１)(白)（あなたがこのターンに最初に引いたカードとしてこのカードを引き、すぐに公開したとき、あなたはこれを奇跡コストで唱えてもよい。）

まず、能力の分解から。基本スペックは5マナ、5/5、絆魂。そして、奇跡を持っているので、ターンの初めに引いたカードであるならばすぐに公開することで破格の2マナで唱えることができます。更には自分の墓地に置かれた時にデッキトップ6枚+聖カトリーヌの凱旋を混ぜてシャッフルし、デッキトップに戻ってくる変わった能力付きです。

デッキトップに戻る能力が奇跡と自己シナジーしている面白いデザインですね。デッキトップから7枚目までにはいることが確定するので、近いターンに2マナでカムバックすることができます。ドローやデッキトップ操作などと併用するとすぐに、そして半永久的に聖カトリーヌの凱旋が返ってくるなんてことも可能でしょう。

ちなみに、つい最近テキストの修正を受けたカードもあります。変わっているのは「聖カトリーヌの凱旋が死亡したとき」ではなく、「聖カトリーヌの凱旋が戦場からあなたの墓地に置かれたとき」に変更されました。使用感は変わりませんが、死亡トリガーだとコントロールが奪われた状態で死亡するとややこしいことになります。

相手の場で自分の聖カトリーヌの凱旋が死亡する
＝相手のデッキに戻ろうとしてデッキトップ6枚とシャッフル
＝ルール上、自分のカードが相手のデッキに混ざることは無いのでこちらのデッキに戻ってくる
＝相手はデッキトップ6枚をシャッフル＆自分のデッキトップに聖カトリーヌの凱旋だけが置かれる

狙うかどうかは別にして確定奇跡コンボだったのですが、流石に意図した挙動とは違いすぎるせいか修正されました。

価格情報

凄まじい価格に！急激に上がってきていますね。最安とトリム平均が揃っているので、市場の在庫が一気に減った状態です。

ちなみに、毎度の説明ですがサージFOILという特殊な光り方のバージョンが存在します。↑のグラフには反映されてなさそうですが・・・。また、日本語版が特に高額になる傾向がずっとありました。

高騰理由

活躍場所は統率者戦・・・。それもあるのですが、レガシーで大活躍中です。このカード何度も唱え直せる5マナのカードなんですよね。そうです。豆の木をのぼれです。

モダンでは禁止になってしまいましたが、そもそも意志の力という5マナの打ち消しが環境を定義づけているレガシーで使われないわけもなく。

モダンでやられていたことに近い4C豆の木みたいなデッキがレガシーにも出てきています。

そのデッキに聖カトリーヌの凱旋は入ったり、入らなかったりしているわけですね。基本はコントロールチックなデッキになるので、対戦相手がクリーチャー除去を減らして来たり、青対策に寄せてきたりしたときに聖カトリーヌの凱旋が着地したら・・・その時に豆の木をのぼれでドローが入ったら・・・。たしかにめっちゃ強そう。